「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ゾンビ・コップ』(1988年:トリート・ウィリアムズ、ジョー・ピスコポ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」一度死んで甦った刑事が「死人が事件を起こす謎」を追うアクション映画。怪しげな製薬会社、死人を蘇生させる装置、意表を突く展開、結末に注目です。

1.ストーリー
二人の刑事が「甦った死体事件」を捜査する。

2.キャスト
トリート・ウィリアムズ(刑事)
ジョー・ピスコポ(刑事)
クレア・カークコンネル(検視官)
ダーレン・マクギャヴィン(検視官)
リンゼイ・フロスト(製薬会社の広報係)

3.注目のシーン
①主役
一風変わったバディムービー。刑事のロジャー(トリート・ウィリアムズ)とダグ(ジョー・ピスコポ)。マジメなロジャー、「お調子者」のダグ(ジャン=クロード・ヴァン・ダムっぽい顔)。宝石強盗事件発生。犯人と激しい銃撃戦。撃たれても倒れない犯人。事件後の検視によると犯人は「過去に死亡が確認された者」。ロジャー&ダグは甦った死人が事件を起こす謎を追うことに。

②悪役
サスペンス風味のホラー&アクション映画。死人を蘇生させて強盗をやらせている黒幕は一体誰なのか? その目的は?

③キャラ
怪しい製薬会社で広報を務めているランディ(リンゼイ・フロスト)。事件の謎を解きたいロジャー&ダグは彼女を訪ね、質問。他にもロジャーの恋人であり検視官でもあるレベッカ(クレア・カークコンネル)、同じく検視官のマクナブ博士(ダーレン・マクギャヴィン)、怪しい東洋人、無口な包丁男(プロフェッサー・タナカ)など。

④アクション
ロジャー&ダグがタフなゾンビと戦うシーンが迫力。冒頭の宝石強盗との銃撃戦、製薬会社で化け物に襲われるシーン、二人組ゾンビの襲撃、東洋人の店での出来事、カーアクション&爆発シーン(救急車の暴走)、ゾンビ同士の銃撃戦、黒幕を追い詰めるシーン。

⑤演出
「甦った死人」が見せ場。ただし、甦っても12時間しか延命できないらしい。時間が経つにつれて肉体がボロボロになっていく「甦った死人」。タフだがモロさもある「死人」に注目。

4.感想
なかなか個性的な作品。「ゾンビ」と言ってもジョージ・A・ロメロルチオ・フルチ映画のようなゾンビではなく、「一度死んで不思議な装置で甦った死人」のこと。だから、人に噛みつくワケでもなく、噛まれた人間がゾンビ化するワケでもありません。ロジャー&ダグが死人を蘇生させている黒幕を捜す映画。「撃たれても死なない」ということでゾンビとの戦いはそれだけ激しいものに。黒幕の意外な正体、死人を蘇生させる理由、激しい銃撃戦、特殊効果&特殊メイク、DVD収録「削除されたシーン」に注目の傑作。いきなり思わぬハプニングが発生するなど、鑑賞している方が思わずアゼンとしてしまったり、笑ってしまったりする「ツッコミどころ」もある映画。ただし、グロテスクな描写には要注意です。

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