「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ビートルジュース』(1988年:アレック・ボールドウィン、マイケル・キートン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」幸せカップルが突然死して強欲な一家にマイホームを奪われてしまうコメディ映画。変なゴーストたち、突然始まるミュージカルに注目です。

1.ストーリー
幸せいっぱいの夫婦が事故で突然死し、慣れない「ゴースト生活」が始まる・・・。

2.キャスト
アレック・ボールドウィン(夫婦)
ジーナ・デイヴィス(夫婦)
ウィノナ・ライダー(少女)
キャサリン・オハラ(少女の継母)
ジェフリー・ジョーンズ(少女の父)
マイケル・キートン(インチキ霊媒師)

3.注目のシーン
①主役
幸せカップルのアダム(アレック・ボールドウィン)とバーバラ(ジーナ・デイヴィス)。マイホームで休暇中。イチャイチャした後、二人で車に乗って買い物。その帰り、バカな犬のせいで事故死。突然死んで戸惑う二人。「新人死者ハンドブック」を読んだり、「ケースワーカー」のオバチャンらのアドバイスに従ったりしながら自宅で「ゴースト」として暮らすことになったが・・・。

②キャラ
「空き家」になったアダムとバーバラの家を購入し、越してきたチャールズ(ジェフリー・ジョーンズ)、デリア(キャサリン・オハラ)、リディア(ウィノナ・ライダー)のディーツ一家。金儲けのことで頭がいっぱいのチャールズ、妙な彫刻を作って芸術家気取りのデリア、暗い娘リディア。そしてデリアの芸術家仲間オーソ(グレン・シャディックス)。家を奪われた形となったアダムとバーバラは彼らを家から追い出そうとするが・・・。

③ゴースト
「ゴースト」としてはイマイチなアダムとバーバラ。ディーツ一家をビビらせようとするがトチってばかり。そこで「ビートルジュース」と名乗る「バイオ・エクソシスト霊媒師)」に頼んでディーツ一家を追い出そうとする。他にも霊界のシーンに「セパレーツガール」「チョロピー」「ミス・アルゼンチン」といった個性的すぎるゴーストが登場。

④演出
ビートルジュースマイケル・キートン)という妙な奴に注目。独特の言葉遣い(日本語吹替は西川のりおが担当)。ディーツ一家から家を取り戻したいばかりにアダムとバーバラはこの男に頼ってしまう。その結果は?

4.感想
いろんなシーンを見せて楽しませる映画。個性的なゴーストたち(&その特殊メイク)が大勢登場(しかしながら「悲惨な死に方をするとその時の姿でゴーストになってしまう」という設定はなかなかの恐怖)。注目は「ビートルジュース」というキャラ。ヘンな言葉遣いで、見た目もばっちい奴。「新米ゴースト」アダムとバーバラの悩み相談に乗る、と言いながらあんまり役に立っていなかったような気がする(気のせい?)。シーツを頭にかぶったり、変顔したりしてディーツ一家を脅すアダムとバーバラ。その(妙な)努力は報われるのか? ゴーストたち、特殊効果、夕食会でミュージカル、ビートルジュースの珍妙なゼスチャーゲーム、結末に注目です。

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ジーナ・デイヴィス:『トッツィー』『テルマ&ルイーズ』『プリティ・リーグ』で有名。
キャサリン・オハラ:『ホーム・アローン』で主人公ケビン少年の母親を演じた。
ジェフリー・ジョーンズ:『ジョン・キャンディの 迷探偵ハリーにまかせろ?!』ではおバカな犯罪者、『ドクター・ドリトル2』では動物に復讐される開発業者を演じた。
グレン・シャディックス:個性的な俳優。『デモリションマン』では着物姿でシルヴェスター・スタローンウェズリー・スナイプスと共演。
ロバート・グーレ:古い時代の役者を思い出させる風貌。『裸の銃を持つ男 PART2 1/2』では悪役を演じた。

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