「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『9デイズ』(2002年:クリス・ロック、アンソニー・ホプキンス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」CIAエージェントの双子の弟が兄に代わって極秘作戦に参加するサスペンス&アクション映画。ド素人がアメリカを核攻撃から救えるか?

1.ストーリー
CIAがロシアから奪われた核爆弾をテロリストの手から奪回しようとするが・・・。

2.キャスト
クリス・ロック(ダフ屋)
ケリー・ワシントン(恋人)
アンソニー・ホプキンス(CIAエージェント)
ブルック・スミス(CIAエージェント)
ガブリエル・マクト(CIAエージェント)
ピーター・ストーメア(マフィア)

3.注目のシーン
①主役
チェコプラハで極秘作戦を遂行するCIA。ロシアマフィアが入手した核爆弾を回収しようとしている。CIAエージェントのケヴィン(クリス・ロック)がマフィアと交渉した後、ドラガンという男が率いるテロ組織「ブラックハンド」がケヴィンを襲撃、殺害。ロシアマフィアとの交渉継続のため、CIAはケヴィンの双子の弟ジェイク(クリス・ロック:二役)にケヴィンに代わって作戦に参加してもらおうとする。

②悪役
ロシアマフィアのヴァス(ピーター・ストーメア)。元・ソ連の大佐。入手した核爆弾を2000万ドルで売ろうとしている。ヴァスの手下ミシェルは「ハンマー」というアダナを持つ残忍な奴。それに加え、核爆弾を奪取しようとする「ブラックハンド」。CIA、ロシアマフィア、「ブラックハンド」の三つ巴の戦いがこの映画の見せ場。

③キャラ
CIAエージェントのオークスアンソニー・ホプキンス)。作戦に必要、ということで素人のジェイクを訓練し、スパイをさせる。腕利きのエージェントであるシール(ガブリエル・マクト)、女エージェントのスワンソン(ブルック・スミス)はオークスを信頼する部下。ジェイクの恋人ジュリー(ケリー・ワシントン)、ケヴィンの恋人ニコール(ガーセル・ボヴェイ)、ジェイクの育ての母、といったキャラにも注目。    

④アクション
米国にテロリストが核爆弾を持ち込むシリアスなストーリー。ケヴィンが「ブラックハンド」に襲撃されるシーン、ジェイクがナイフ男に襲撃されるシーン、ホテルでの銃撃戦、CIAとロシアマフィアの交渉に「ブラックハンド」が乱入するシーン、カーチェイス、駅での銃撃戦が主な見せ場。

4.感想
「核の恐怖」を描いた映画。世界一の核保有アメリカ。そのアメリカが核で脅される。危険すぎて使うことができない核爆弾という武器。それを入手して、本当に使おうとするテロ組織。何がテロ組織をそこまで追い詰めたのか? アメリカを強く恨むテロ組織。その原因が解消されない限り、アメリカが狙われ続けるのは間違いないのではないかと。ストーリーが荒唐無稽な印象の映画。ド素人のジェイクが即席の「9日間の講習」を受けただけで優秀なエージェントだった兄の代理を務めることができるかどうか? しかしながら、ジェイクは優秀な男。普段はクラブのDJ、スポーツチケットのダフ屋をやっているような奴ですが、チェスが得意で数字に強い。しかも、ユーモアと度胸も。そんなジェイクの活躍ぶり、ジェイクをフォローするCIAエージェントたち、悪党たちとの戦いが見せ場の映画。悪役のイメージがあるアンソニー・ホプキンス(目が怖い)が今回はCIAの役。ホプキンス演じる「オークス」、女性キャラにも大いに注目です。

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