「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『シューテム・アップ』(2007年:クライヴ・オーウェン、モニカ・ベルッチ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」凄腕の銃の使い手が妊婦を助けて次々に敵に襲撃されるアクション映画。孤高のヒーローが一人で大勢の敵をぶっ倒すシーンに注目です。

1.ストーリー
謎の男が妊婦を助けたことから次々に敵に襲撃されて・・・。

2.キャスト
クライヴ・オーウェン(謎の男)
モニカ・ベルッチ(女)
ポール・ジアマッティ(追跡者)
スティーヴン・マクハティ(銃器メーカー社長)
ダニエル・パイロン(上院議員

3.注目のシーン
①主役
正体不明の謎の男スミス(クライヴ・オーウェン)。「スミス」と名乗っているが、おそらく偽名。作中で彼の正体について憶測で語られるが、真相は不明。男たちに追われる妊婦を助ける。男児を出産した女は撃たれて死亡。スミスは赤ん坊と共に謎の集団に追われることに。

②悪役
赤ん坊を始末しようとするハーツという男(ポール・ジアマッティ)。ハーツとその手下、雇われ殺し屋(50人)らが執拗にスミスと赤ん坊を追い掛ける。ハーツと銃器メーカー社長ハマーソン(スティーヴン・マクハティ)、大統領選に出馬予定の上院議員ラトリッジ(ダニエル・パイロン)の関係にも注目。

③キャラ
いかがわしい店に勤めるドンナ・キンタナ(モニカ・ベルッチ)。赤ん坊には母乳が必要、ということでスミスはドンナを訪ね、赤ん坊の世話を頼むが・・・。

④アクション
スミスは銃の名手。百発百中であるだけでもスゴイが、奇想天外な手段で銃を操り、集団で襲ってくる悪党たちを次々に始末。カーチェイス&銃撃戦、スカイダイブ&銃撃戦の迫力あるシーンもあります。

4.感想
銃撃戦の迫力で楽しませる映画。見所は「スミスというキャラ」「悪党が赤ん坊を追う理由」「個性的なアクション」。謎の男スミス。物凄い銃の使い手。元特殊部隊なのか、単なる一般人なのか? 健康のためニンジンをかじり、時にはそれを武器にする。普段は冷静なのに、乱暴運転をする奴にはイライラ。門番代わりにネズミを飼っていて、関係ないのに妊婦&赤ん坊を助けるような男。個人的に好きなタイプの「孤高のヒーロー」。正体が不明なところは西部劇によく登場する「流れ者」っぽい雰囲気。赤ん坊を追うハーツ。コイツも個性的(FBIのプロファイラーだったそうな)。何が狙いで赤ん坊を始末しようとしているのか? 銃の使い手スミス。普通に撃つだけではなく、ヒモやニンジンを使って銃撃(素手を銃代わりにするシーンも)。「ありがちなアクション映画」に「個性的なキャラ&演出」がプラスされた作品。スミスとドンナのやりとりにも注目の娯楽アクション作です。

モニカ・ベルッチ:『マトリックス リローデッド』(2003年)、『007 スペクター』(2015年)といった大作に出演。

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