「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ドミノ』(2005年:キーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、ルーシー・リュー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」実在したバウンティハンター(賞金稼ぎ)を描いた実録モノ映画。キャラ、賞金稼ぎの仕事ぶり、二転三転する展開に注目です。

1.ストーリー
有名人の「お嬢様」が戦いのスリルを求めて賞金稼ぎに転向する。

2.キャスト
キーラ・ナイトレイ(賞金稼ぎ)
ミッキー・ローク(賞金稼ぎ)
デルロイ・リンドー(保釈金保証人)
ルーシー・リュー(FBI捜査官)
クリストファー・ウォーケン(TV局社長)
ダブニー・コールマン(怪しい大物)

3.注目のシーン
①主役
「ドミノ」という実在した賞金稼ぎの映画。名優ローレンス・ハーヴェイとモデルの母との間に産まれたドミノ。子供の頃から虚飾に満ちた生き方を嫌悪し、怒りのエネルギーをぶつけられる世界を求める日々。そんなとき、賞金稼ぎのセミナーについての新聞広告を見つけ、セミナーで知り合った男たちと危険な仕事をするようになっていく。

②賞金稼ぎたち
ドミノ(キーラ・ナイトレイ)、エドミッキー・ローク)、チョコ(エドガー・ラミレス)の三人組。エドは元ミュージシャン、チョコは前科者。彼らを運転手としてサポートするアフガニスタン出身のアルフ(リズワン・アバシ)。彼らの仕事は保釈金保証人クレアモント(デルロイ・リンドー)の依頼を受け、逃亡中の容疑者を捕らえること。

③トラブル
家族の病気でカネが必要になったクレアモント。怪しい大物実業家ビショップ(ダブニー・コールマン)からコッソリ1000万ドルを盗み、「カネを取り戻す謝礼」として30万ドルを手に入れようとする。その愚かな作戦のせいでドミノたちはビショップ、マフィア、FBIがからむ複雑なトラブルに巻き込まれてしまう。

④アクション
ドミノたちの仕事ぶりがメインの映画。武装した悪党を捕らえるシーン、ドミノ&ビショップ&マフィアの三つ巴の戦闘シーンが見せ場。

4.感想
実在の人物「ドミノ」を描いた映画(本編の内容は「実際にあったこと」ではないらしい。「ドミノ」というキャラを使った創作アクション作)。何一つ不自由のない暮らしだが、その分、様々なことに多感なドミノ。ウソくさい連中、意地の悪い連中を毛嫌いし、「生きている実感」を得ようと危険な仕事を選ぶ。簡単なはずの仕事で犯罪組織と思わぬトラブルに。ドミノ、エド、チョコらの運命は? アクションシーンもありますが、やはり「ドミノ」という人間の個性に注目の映画(気に食わない奴にパンチ、ヌンチャクが得意、など)。DVDには特典映像として本人のインタビューも収録されています。キーラ・ナイトレイ演じる「ドミノ」と本人とは少しキャラが違うような気もしますが、映画なのでオーバーに演出した部分もあるのではないかと。演出がなかなか面白い映画。撮影技術を駆使した視覚効果、クリストファー・ウォーケン(コミカルなキャラを好演)、ルーシー・リュー(ドミノを取り調べる捜査官役)、『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のブライアン・オースティン・グリーン&アイアン・ジーリング(「過去の人」みたいな扱いで登場)といったキャスティング、ちょいとややこしい事件の展開、などに特に注目。非常に冷静な目で世間を見ていたドミノという人物。残念ながら完成した映画を観ることなく他界。本編と特典映像をセットで鑑賞することをオススメします。

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