「鉄板映画:人気スター映画のブログ」日常に不満を持つ男が殺し屋に襲撃されて人生が変わっていくアクション映画。特殊能力を持つ男が組織と対決。アンジェリーナの役どころにも注目です。
1.ストーリー
毎日がストレスの男がスーパーで殺し屋に襲撃されて・・・。
2.キャスト
ジェームズ・マカヴォイ(サラリーマン)
アンジェリーナ・ジョリー(殺し屋)
トーマス・クレッチマン(殺し屋)
モーガン・フリーマン(組織のボス)
テレンス・スタンプ(銃弾を作る男)
3.注目のシーン
①主役
ある会社で顧客管理を担当するウェスリー・ギブソン(ジェームズ・マカヴォイ)。上司や恋人から文句ばかり言われ、さらに同僚に恋人を取られてキレそうになる毎日。そんなとき、スーパーで殺し屋に襲撃され、謎の女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)に助けられる。
②転機
フォックスは「フラタニティ」と呼ばれる殺し屋組織のメンバー。「世の中を乱す者」を始末するために1000年前に結成された「フラタニティ」。リーダーのスローン(モーガン・フリーマン)、ガンスミス(コモン)、修理人(マーク・ウォーレン)らが所属。ウェスリーが生まれてすぐに家を出ていった父も「フラタニティ」のメンバーだったという。特殊能力を持つウェスリーはスローンに誘われて殺し屋になるための訓練を受けることに。
③悪役
ウェスリーを襲った男クロス(トーマス・クレッチマン)。スローンらの説明によると、クロスはウェスリーの父を殺した男で、「フラタニティ」を裏切った元メンバー。ウェスリーはクロスに復讐を誓う。
④アクション
ウェスリーの「特殊能力」とは? 興奮するとアドレナリンが大量に出るため「猛スピードで動くモノ」がゆっくり動いているように見える、という理屈がよくわからない能力。それを表現するために、銃弾が発射されるシーンがスローモーションになったり、相手の攻撃が止まって見えたり。銃を使ったアクション、カースタント、爆発シーンが主な見せ場。
4.感想
復讐がテーマのアクション作。ストーリー的にツッコミどころがあるような気もする内容ですが、コレは娯楽作ですから。自分では「平凡な男」だと思っているウェスリー。しかし、特殊な能力を持っている。それに気付いたウェスリーはスローンの導きによって殺し屋稼業に。敵はクロスという男。ウェスリーの復讐はどんな結末に? 怪しい組織「フラタニティ」が個性的な映画。紡績工場が組織の本部。機械が織る布に暗殺のターゲットが暗号で縫い込まれ、暗殺者が実行するという。誰かがターゲットを決めて殺し屋に命じるのではなく、織機がターゲットを決める、というよくわからないシステム。二転三転するストーリー。無駄口が多いウェスリー(ちょっとウザイ)。何だかよくわかりませんが、結局のところ、銃弾をスローで見せたり、現実には不可能な狙撃を成功させたりといったアクション&その演出を見せたい映画。ストーリー次第でもっといい映画になったのではないかな? という気もする。謎の男の役でテレンス・スタンプが登場。アクション、ストーリー展開、ラストのオチ、「フラタニティ」という組織、スローンやフォックスといったキャラに注目の映画です。
テレンス・スタンプ:『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(2008年)ではジム・キャリーと共演し、「怪しいセミナーを主催する男」を演じた。『スーパーマン』(1978年)、『ウォール街』(1987年)、『レッドプラネット』(2000年)ほか。
(YouTube)
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