「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『グレムリン』(1984年:ザック・ギャリガン、フィービー・ケイツ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」妙な化け物が増殖し、町を混乱させるコメディ映画。80年代の雰囲気、個性的なキャラ、町の混乱に注目です。

1.ストーリー
売れない発明家がチャイナタウンで変わった動物を購入したが・・・。

2.キャスト
ザック・ギャリガン(銀行員)
フィービー・ケイツ(銀行員)
コリー・フェルドマン(近所の少年)
ジャッジ・ラインホールド(銀行員)
ホイト・アクストン(父)

3.注目のシーン
①主役
下っ端の銀行員ビリー(ザック・ギャリガン)。クリスマスプレゼントとして父ランダル(ホイト・アクストン)から「モグワイ」なる動物をもらう。しかし、それを飼うには「明るい光に当ててはならない」「水に濡らしてはならない」「真夜中すぎにエサを与えてはならない」という三つの条件が。

②悪役
「ギズモ」と名付けられたモグワイ。しかし、ビリーが早くもドジる。三つの条件を全て破り、ギズモから化け物「グレムリン」が次々に誕生。人を襲い、モノを壊し、大群で映画館を占拠したりする。

③キャラ
マヌケな発明ばかりのランダル。そんな夫を見守るリン(フランシス・リー・マッケイン)。近所に住む少年ピート(コリー・フェルドマン)はギズモに水を掛けてしまう。ビリーが働く銀行のオーナー、ディーグル夫人(ポリー・ホリデイ)はイヤな奴(クリスマスのキャラ「スクルージ」みたいな奴)。ビリーの同僚ケイト(フィービー・ケイツ)はクリスマスには最悪の過去がある。ビリーの上司ジェラルド(ジャッジ・ラインホールド)は若くして出世したデキる男だが、自信過剰。失業中のフッターマン(ディック・ミラー)は外国嫌い。生物のロイ先生(グリン・ターマン)はグレムリンに襲撃される役どころ。チャイナタウンの骨董屋(ケイ・ルーク)はモグワイの危険性をよく知る男。保安官(スコット・ブレイディ)&保安官補(ジョナサン・バンクス)は「グレムリンの脅威」を訴えるビリーを無視。

④汚い
実にグロテスクなグレムリンの造形。リンによってミキサー、包丁、電子レンジで始末されるが、汚れがあちこちに飛び散る。そういう汚らしいシーンが嫌いな人は要注意。

4.感想
80年代映画。有名な作品ですが、グレムリンのグロテスクな描写、ケイトの悲しいキャラのため、個人的にはあまり好きではない作品。ただ、面白いシーンも。ランダルのポンコツ発明品、チャイナタウンの描写(ロケではなくセット)、ディーグル夫人の末路、フッターマンのグチ(外国嫌いだが、ここでいう「外国」とは「日本製商品」のことと思われる)&除雪車、怠惰な保安官(悪役でおなじみのジョナサン・バンクス。独特の目に注目)、映画館&デパートでの死闘、など。フィービー・ケイツがもっと明るいキャラだったらよかったのに、という気がする有名作です。

ディック・ミラートム・ハンクス『メイフィールドの怪人たち』(1989年)では「ゴミ収集の男」を演じた。
ジャッジ・ラインホールド:『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズの「ローズウッド」役で有名。
ジョナサン・バンクス:『48時間』では刑事、『ビバリーヒルズ・コップ』では悪党の手下、『私立ガードマン/全員無責任』では労働組合委員長の手下を演じた。

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