「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ブルー・ストリーク』(1999年:マーティン・ローレンス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」隠したダイヤモンドを回収するため泥棒が刑事になりすますコメディ映画。表情豊かな泥棒がウソをつきまくるシーンに注目です。

1.ストーリー
四人組の窃盗団がダイヤを盗んだが、その内の一人が建設中のビルにダイヤを隠し・・・。

2.キャスト
マーティン・ローレンス(泥棒)
デイヴ・シャペル(泥棒)
ピーター・グリーン(泥棒)
ルーク・ウィルソン(刑事)
ウィリアム・フォーサイス(刑事)

3.注目のシーン
①過去
窃盗グループのマイルズ(マーティン・ローレンス)。他のメンバーはディーク(ピーター・グリーン)、タリー(デイヴ・シャペル)、エディ(ジョン・ホークス)。大粒のダイヤを盗んだが、ディークの裏切り。警官隊に追い込まれたマイルズは咄嗟にダイヤを建設中のビルに隠す。

②現在
2年後、出所したマイルズ。しかし、恋人ジャニス(タマラ・ジョーンズ)に嫌われて破局。しかも例の「建設中のビル」は今ではスッカリ立派な警察署に。マイルズはダイヤを回収するため刑事になりすますが・・・。

③意外な展開
「マローン」の偽名で刑事になりすますマイルズ。盗難課に配属され、課長(グラハム・ベッケル)、同僚(ウィリアム・フォーサイス)、相棒カールソン(ルーク・ウィルソン)らと捜査活動。サッサとダイヤを回収して逃げたいところだが、肝心のダイヤが見つからず。そんな状況で捜査で活躍し、「主任刑事」に抜擢。

④キャラ
ディークは卑劣な裏切り者、タリーは騒ぎを起こす厄介な奴。ジャニスはスリムな美人だが、犯罪者と付き合うタイプではない。タリーを守ろうとする女弁護士(ニコール・アリ・パーカー)は美人さん。マイルズの知人ルーは怪しい偽造屋。

4.感想
マイルズはテキトーなウソをつく泥棒。変装したり、警察署に潜り込んだり。しかし、妙に活躍して最後はFBIと共に危険な潜入捜査。どんな結末になるか?  マーティン・ローレンスの個人芸を楽しむ映画。その場を取り繕うためウソをついたり、ゴマかしたりしようとするシーンが笑い。そのウソに対する周囲の反応もまた楽しい。見所は、冒頭のダイヤ窃盗シーン(パトカーに落下する奴も)、元恋人から門前払い、建設中のビルが警察署になったことに気付いて地団駄、ピザの配達人に変装、空港での窃盗事件で大手柄、意外なコンビニ強盗(ドタバタ&取り調べ)、署の会議(主任刑事として意見を求められるマイルズ。同僚からの意味がわからない提案にどう返答するか?)、カーチェイス&国境突破。肩の力を抜いて鑑賞するコメディです(DVDにはメイキング、撮影現場の様子が収録されています)。

ルーク・ウィルソンオーウェン・ウィルソンの弟。
ウィリアム・フォーサイス:『アウト・フォー・ジャスティス』、ロバート・デ・ニーロ『容疑者』。
ピーター・グリーン:目に特徴。ジム・キャリー『マスク』(1994年)ではマスクを奪って凶暴化するチンピラのリーダーを演じた。

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