「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ビッグママ・ハウス2』(2006年:マーティン・ローレンス、エミリー・プロクター)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」FBI捜査官が再びデカいオバハンに変装する珍作コメディ映画。潜入捜査を「浮気」と勘違いされるシーンが楽しい作品です。

1.ストーリー
元・相棒を殺したハッキング集団を捕らえるため、FBI捜査官が巨漢のおばさんに変装する。

2.キャスト
マーティン・ローレンス(FBI捜査官)
ニア・ロング(妻)
マーク・モーゼス(ソフトウェア会社の重役)
エミリー・プロクター(妻)
ザッカリー・リーヴァイ(FBI捜査官)

3.注目のシーン
①主役
あれから6年後。FBIのマルコム(マーティン・ローレンス)は捜査活動を辞めて、今では広報担当。ところが最初の相棒だったハドソンがハッキング集団に殺される事件。連中を捕らえるため、マルコムは妻シェリー(ニア・ロング)に「地方での仕事」とウソをついて独自に捜査活動。再び「ビッグ・ママ」に変装し、犯罪集団と関わりを持つトム・フラー(マーク・モーゼス)の自宅に家政婦として潜入。

②悪役
フラーが勤務するソフトウェア会社のハッキング集団。コンピューターの知識を悪用。アメリカのあらゆる政府機関に侵入できるプログラムを開発し、売却しようとする。

③キャラ
前作に続いて「シェリー」役でニア・ロングが出演。前回では「気の毒な未亡人」だったシェリーだが、今回はマルコムの妻で妊娠中。シェリーの息子トレント(ジャッシャ・ワシントン)は大きくなった。フラーの妻リア(エミリー・プロクター)は教育熱心だが、どこかズレている。フラーの子供たち、長女モリー(カット・デニングス)はシラケ気味、次女キャリー(クロエ・モレッツ)はビッグ・ママを慕う、末っ子アンドリューは高い所から飛び降りるのが好きな危ない子。FBI捜査官ケニーリー(ザッカリー・リーヴァイ)はややドジ男(前回のジョン(ポール・ジアマッティ)が登場しないため、その代役といったところ)。

4.感想
第27回「ゴールデンラズベリー賞最低前日譚・続編賞」ノミネート作品。いや、そんな悪い作品ではなかったですよ。マーティン・ローレンスが再び「ビッグ・ママ」に変装して潜入捜査する内容。ただ、今回は「本物のビッグ・ママ」は出てきません。そういったことなどから今作ではわざわざ巨漢のビッグ・ママに変装する必要はストーリー上ありませんでしたが、パート2なので「ビッグ・ママ」のキャラを再び使う必要があったのでしょう。見所は、小学校のシーン(ワシのかぶりものが炎上)、子守の面接(他の応募者を脱落させるトークが楽しい)、オシャレなイス&デカケツ、警備員がやたら多いフラーの会社、いやらしいタクシードライバー、美容スパで泥まみれ、デパートでのトラブル(浮気疑惑)、ビーチでの追跡(セグウェイで暴走)と水着姿、ビンゴ大会でのトラブル(ビッグ・ママを嫌うオバハン登場)、港での対決、ダンス大会、DVDの未公開シーン(ヘマなFBIなど)。潜入捜査にホームコメディの面白さを足した内容です。

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