「鉄板映画:人気スター映画のブログ」遊園地の従業員がタイムスリップして中世で戦うコメディ映画。「ムーア人」呼ばわりされながら活躍するシーンが楽しい作品です。
1.ストーリー
遊園地の従業員が清掃中に池で溺れ、目が覚めたら中世の時代にタイムスリップ。
2.キャスト
マーティン・ローレンス(遊園地の従業員)
マーシャ・トマソン(女官)
ケヴィン・コンウェイ(王)
ヴィンセント・リーガン(卿)
トム・ウィルキンソン(卿)
3.注目のシーン
①主役
寂れた遊園地に務めるジャマール(マーティン・ローレンス)。池の清掃作業中、不思議なペンダントに引きずり込まれて溺れる。目が覚めたら1328年のイングランド(中世の時代)。
②悪役
女王(ヘレン・ケアリー)を追放して王になったレオ(ケヴィン・コンウェイ)は残酷な奴。娘のレジーナ姫(ジャネット・ウィーガー)とノルマンディの王を結婚させて勢力を拡大しようとしている。そんな王を支えるパーシヴァル卿(ヴィンセント・リーガン)は悪意と横柄さを持つ男。
③キャラ
中世の時代で「ムーア人」呼ばわりされ、ジャマールは様々な人と出会う。飲んだくれで汚いノルティ卿(トム・ウィルキンソン)は昔は女王に仕えた立派な人物。「7番目の女官」ヴィクトリア(マーシャ・トマソン)は仲間と共に密かに王の命を狙う。
④笑い
現代の黒人であるジャマールが現代のノリで1328年の人たちと交流するのが笑い。戦いのシーンでモハメド・アリのワザを使ったり、ダンスシーンで黒人流ダンスを披露したり。
4.感想
何となく生きてるヤル気なしの男が中世で活躍するファンタジー・コメディ。テキトークが得意技のマーティン・ローレンス&「ロビンフッド」な内容。ジャマールが「ムーア人」と誤解されてその場その場を軽いノリでしのぐところが楽しい(かもしれない)。見所は、冒頭の歯磨き(あんまり見たくないシーン)、ボロボロなノルティ卿、「特使」と勘違いされるシーン、汚ねぇトイレ、「謀反人」の処刑、乗馬、晩餐会&ダンス、「ドライブスルー」のアイデア、本物の特使が登場、ジャマール処刑の危機&ハッタリ、森の中でボクシング、女王のド下手な演説、反乱(ジャマールが反乱軍に教えたプロレス技も炸裂)、「黒い騎士」の活躍、川に落下、パーシバルとの一騎打ち、6ヶ月後。DVDには(短いけど)NGシーンが収録されています。
ムーア人:イスラム教徒のこと。イングランドの白人にとって「自分とは違う人たち」を意味する。黒人のジャマールは「よそ者」ということから「ムーア人」扱いされてしまった。
(YouTube)
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