「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『血のバレンタイン』(1981年:ポール・ケルマン、ロリー・ハリアー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」20年前に悲惨な事故・事件があった町で再び事件が起こるホラー映画。残酷シーンに要注意。意外な犯人に注目です。

1.ストーリー
ある平和な炭坑の町で再び事件が・・・。

2.キャスト
ポール・ケルマン(町長の息子)
ロリー・ハリアー(元・恋人)
ドン・フランクス(警察署長)
ラリー・レイノルズ(町長)

3.注目のシーン
①20年前
ある炭坑の町。バレンタイン・デーに鉱山で爆発事故。生き残った鉱夫ハリー・ウォーデンは異常者に。事故の原因を作った鉱夫を殺して精神病院送り。

②現在
過去を忘れよう、といった感じでバレンタイン・パーティを開こうとする青年たち。町長(ラリー・レイノルズ)、警察署長(ドン・フランクス)らもそれを支持していたが「バレンタイン・デーを忌み嫌う謎の男」が町の女性を殺害し、パーティは中止に。

③キャラ
町長の息子T.J(ポール・ケルマン)は突然町を出て都会で勝負したが、夢やぶれてまた町に帰ってきた過去。美女サラ(ロリー・ハリアー)はかつてT.Jと交際していたが、今ではアクセル(ニール・アフレック)と付き合っている。他に、ふざけてばかりのハワード(アルフ・ハンフリーズ)、特徴的なヒゲの鉱夫ホリス(キース・ナイト)、コインランドリー店を経営する女性メイベル(パトリシア・ハミルトン)ら。

4.感想
カナダ映画。いかにも「80年代ホラー」といった感じの残酷さ。その描写のためカナダとアメリカでは残酷シーンがカットされて公開、日本では完全版で上映された、とのこと。何とフジテレビ「ゴールデン洋画劇場」でも放送されました(1986年2月8日)。「昔の事件」が原点になっているストーリー。犯人は「バレンタイン・デーを憎む奴」。「何がバレンタイン・デーだ!」といった態度で普通の人々を襲う。鉱夫のマスクをかぶり、主な凶器はつるはし。残酷シーン、犯人の正体が見せ場のあまりオススメできない作品。見所は、バカっぽい鉱夫&女たち(ホラー映画あるある。こういう人が犠牲になるんやろうな、といった感じの役どころ)、サラをめぐるT.Jとアクセルの確執、あまり役に立たない警察、坑道での攻防、意外な犯人(「怪しそうな奴」を捜しながら鑑賞するのがオススメ)、やや消化不良な終わり方(犯人はその後も生存?)。
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