「鉄板映画:人気スター映画のブログ」妻子を殺された歌手(マリアッチ)が因縁の将軍と戦うアクション映画。派手なアクション、大物俳優に注目です。
1.ストーリー
宿敵である将軍を追うマリアッチだが、メキシコのクーデターに巻き込まれる。
2.キャスト
アントニオ・バンデラス(歌手)
ダニー・トレホ(暗殺者)
ジョニー・デップ(CIA)
ミッキー・ローク(用心棒)
ウィレム・デフォー(麻薬王)
3.注目のシーン
①第三弾
ロバート・ロドリゲス監督『マリアッチ』三部作の三作目。続編のような雰囲気ですが、前二作『エル・マリアッチ』(1992年)、『デスペラード』(1995年)とは話がつながっていないようです。主役は「過去がある」マリアッチ(アントニオ・バンデラス)。妻と娘をメキシコのマルケス将軍(ジェラルド・ヴィジル)に殺され、その復讐を誓う。
②悪役
悪党が多いメキシコ。麻薬王バリヨ(ウィレム・デフォー)は悪知恵が働く奴で、マルケスと組んでクーデター計画。バリヨの用心棒ビリー(ミッキー・ローク)はアメリカで何かをやらかしてメキシコに逃亡してきた過去。殺し屋ククイ(ダニー・トレホ)はバリヨに雇ってもらおう、などと考える。
③キャラ
謎の工作員サンズ(ジョニー・デップ)は元FBIのラミレス(ルーベン・ブラデス)と組んでバリヨを追う。メキシコ大統領(ペドロ・アルメンダリス・Jr)は犯罪を嫌悪し、バリヨと対立関係。他に、マリアッチの仲間二人、神父、女戦士、やられ役の皆さん。
4.感想
ちょいと話が複雑なシリーズ第三弾。復讐劇に「大勢の人間の思惑がからむクーデター計画」をプラスしたストーリー。登場人物の意外な正体、大勢が入り乱れる戦闘シーンなどにより敵味方がわかりにくかったりします。結局、難しいことを考えず、バンデラス演じるマリアッチの激しい戦いぶりを鑑賞する映画。見所は、デップ演じる「サンズ」(料理が気に食わないという理由でコックを殺す残忍さ。性格がイマイチよくわからないキャラだった)、ローク演じる「ビリー」(バリヨには頭が上がらず、大した活躍も無し。冴えないキャラだった)、ダニー・トレホ(イカツい顔。「いかにも殺し屋」といった感じ。殺し屋はあまり目立たない方がいいと思うが、何もしなくてもそこにいるだけで目立つキャラ)、女戦士の正体、ギター型武器(前作『デスペラード』と同様。今回はパワーアップした感じ)、銃撃戦&カースタント、教会の懺悔室、大統領主催のパーティ、麻酔銃、生まれ変わるバリヨ、クーデター&決着戦。派手なアクション&CGが見せ場の激しい内容。残忍なシーンには要注意です。
(YouTube)
-------------
Amazonショッピングサイトのリンクです。