「鉄板映画:人気スター映画のブログ」60年代の諜報員が誘拐された父を捜すコメディ映画(パート3)。大物マイケル・ケイン、トム・クルーズ、意外な事実に注目です。
1.ストーリー
60年代の悪党が錬金術の男、日本人と組んで地球に大洪水を起こそうとする。
2.キャスト
マイク・マイヤーズ(英国諜報員、悪ボス、錬金術師、デブの四役)
ビヨンセ(諜報員)
マイケル・ヨーク(英国諜報員)
マイケル・ケイン(父)
トム・クルーズ(俳優)
3.注目のシーン
①オープニング
英国諜報員オースティン・パワーズ(マイク・マイヤーズ)。その活躍ぶりを何と監督スティーヴン・スピルバーグ、パワーズ役トム・クルーズ、Dr.イーブル役ケヴィン・スペイシーといった豪華なキャスティングで映画化(という演出)。さらにクインシー・ジョーンズ、ブリトニー・スピアーズらが特別出演。
②悪役
シリーズおなじみDr.イーブル(マイク・マイヤーズ)。ついに逮捕され、懲役400年の刑。しかし、刑務所の中でも悪の計画。錬金術師ゴールドメンバー(マイク・マイヤーズ)と組んでパワーズの父ナイジェル(マイケル・ケイン)を誘拐。脱獄し、またしても米国を脅迫。
③日本
今回は日本が登場。ヘンな潜水艦で日本に逃げたイーブル。パワーズ&フォクシー(諜報員。ゴールドメンバーに友人を殺されたことがある。演:ビヨンセ)は相撲観戦したり、日本人ロボト(松久信幸)が経営する怪しい会社を訪ねたりしながらイーブルを追う。
④キャラ
イーブルの組織のメンバーはおなじみ「ナンバー・ツー」(ロバート・ワグナー)、フラウ・ファービッシナ(ミンディ・スターリング)、イーブルの息子スコット(セス・グリーン)、イーブルのクローン「ミニ・ミー」。元・イーブルの手下で今では力士のファット・バスタード(マイク・マイヤーズ)は相変わらず下品で汚い。
4.感想
あのバカ映画の完結編。このシリーズってアメリカでは人気があるんですかね? 何とスピルバーグ、トム・クルーズ、ブリトニー・スピアーズが出演。大物マイケル・ケインも登場(仕事を選ばない人?)。下ネタありの相変わらずな内容。しかし、「完結編」ということで面白い演出がたくさん。ただ、「日本の描写(日本が舞台の『007は二度死ぬ』のパロディ)」が珍妙なのが楽しいと同時に「ふざけすぎ」といった印象も(日本人なのに「ロボト」とかいうヘンな名前の奴、相撲のシーン(ばっちいシーンに要注意)、町をゴジラっぽいのが疾走、町の風景・看板、など)。見所は、オープニング(スピルバーグらが登場するシーン)、「ナンバー・スリー」とかいう奴の顔、ナイト称号の授与式&大爆笑、タイムマシン(ポン引きみたいな車)、パワーズとナイジェルのやりとり、日本人のヘンな双子、イーブルの潜水艦、東京のシーン、カーチェイス、下品な影絵(パート2でもあった)、意外な真実(パワーズ、イーブル、ナンバー・ツーの関係、ほか)。面白いシーンを自分で見つけて楽しむのがオススメです。
(YouTube)
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