「鉄板映画:人気スター映画のブログ」豪華客船が転覆するパニック映画。絶望的な状況から脱出を目指す人たち。その判断は正しかったのか、に注目です。
1.ストーリー
ニューヨークからアテネに向かう豪華客船「ポセイドン」号が荒波で上下逆さまにひっくり返ってしまい・・・。
2.キャスト
ジーン・ハックマン(牧師)
アーネスト・ボーグナイン(警官)
ステラ・スティーヴンス(夫人)
ロディ・マクドウォール(船員)
レスリー・ニールセン(船長)
3.注目のシーン
①パニック
新年を祝う多くの乗客で賑わう「ポセイドン」号。船長(レスリー・ニールセン)は荒波に危機感。地底地震、大津波。船が転覆。その衝撃で大勢が転落死。
②分裂
かろうじて生き残った人たち。変わり者の牧師スコット(ジーン・ハックマン)は今や上になった船底からの脱出を提案。しかし、船底には出口が無いため、それに反対する者たちは船首に向かうことを主張。「船底派」のスコットがリーダーシップを取り、警官のロゴ(アーネスト・ボーグナイン)と妻リンダ(ステラ・スティーヴンス)、船に詳しい船員エイカーズ(ロディ・マクドウォール)、老夫婦、姉弟ほかを率いて上に向かっていく。
③さらに分裂
スコットとはソリが合わないロゴ。何かと意見対立。モメながらも熱湯地獄、水没した箇所を通って上を目指す。そして・・・。
4.感想
有名スターが登場する「パニックもの映画」の最高峰の一つ。非常にシリアスな内容。後に珍作コメディ『裸の銃を持つ男』でブレイクするレスリー・ニールセンが出てますが、マジメな役どころ。ストーリーは単純。「上下逆さまになった船からいかに脱出するか?」というもの。スコットたちのように船底を目指すか、それとも船首か? 自分だったらどう行動するか、をイメージしながら鑑賞するのがオススメ。見所は、豪華客船&裕福な乗客たち、大津波、転覆&落下する人々、生存者同士の意見対立、生存者に次々と襲いかかる災難(爆発、火災、浸水)、「上下逆」の描写(理容室・トイレ、潜水シーン)、スコットが体を張って皆を脱出させようとするシーン。
アーネスト・ボーグナイン:『特攻大作戦』『ワイルドバンチ』『コンボイ』『ニューヨーク1997』
ロディ・マクドウォール:『猿の惑星』『処刑教室』
レスリー・ニールセン:『禁断の惑星』『フライングハイ』『裸の銃を持つ男』
(YouTube)
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