「鉄板映画:人気スター映画のブログ」売れない役者が女装してドラマ出演のチャンスをつかむコメディ映画。ホフマンの女装、人間関係、ヤバイ展開に注目です。
1.ストーリー
売れない役者が女装してドラマ出演のチャンス。しかし、周囲は彼を「男」だと気付かず、トラブルの予感・・・。
2.キャスト
ダスティン・ホフマン(役者)
ビル・マーレイ(脚本家)
シドニー・ポラック(エージェント)
ジェシカ・ラング(役者)
ジョージ・ゲインズ(役者)
3.注目のシーン
①主役
理屈ばかりこねる売れない役者マイケル(ダスティン・ホフマン)。知り合いの女優サンディ(テリー・ガー)がドラマのオーディションを受けたが、落選。マイケルが試しに女装してドラマのカメラテストを受けたら何と合格。医療ドラマ出演のチャンスをゲット。しかし・・・。
②キャラ
マイケルの友人で脚本家のジェフ(ビル・マーレイ)。「ドロシー」(女装したマイケル)を陰ながらサポート。エージェントのジョージ(シドニー・ポラック)は売れないマイケルの売り込みに苦労。医療ドラマのディレクターのロン(ダブニー・コールマン)、院長役のジョン(ジョージ・ゲインズ)、女優のジュリー(ジェシカ・ラング)、エイプリル(ジーナ・デイヴィス)。女装したマイケルを女性だと思い込んで求愛するジュリーのオヤジ、レス(チャールズ・ダーニング)。
4.感想
有名俳優が多数登場。演技派のホフマンが女装して「女優さん」に。身長165cmのホフマン(「アメリカ人にしては小さい」のをイジられがち)。元々外国人は目がパッチリしている人が多いため、女装すればそれなりに美人に見えます。また、本物の女性でもゴツい顔立ちの人は男に見えることもあります(余計なお世話?)。この映画の見せ場は女装したことによって起こる騒動。女装したことによって仕事を得るなど途中まではシャレ的なノリで楽しいのですが、「女優」として思った以上にブレイクしてしまって厄介な問題が。人を騙してきたことがバレたマイケル。周りの白い目(ヤバイ)。一体どうなるのか? 見所は、ホフマンの女装(歩きにくい靴でコケそうになる、男だとバレそうになる、など)、タクシーの取り合い、アドリブ演技で(男との)キスシーンを回避しようとするシーン、パーティで酒をぶっかけられるマイケル、「ドロシー」にホレてしまう男たち(マリリン・モンロー『お熱いのがお好き』にもそういう演出があった)、エージェントとのかみ合わないトーク、ボディブロー、バーで語り合う二人の男、ラストシーン。それにしてもこの映画の教訓は何なのでしょうね? 「ウソはイカン」といったところでしょうか? 「俳優」として売れない男が「女優」に転向してブレイクする展開を観ていると、「思い切ったことをやってみな」という「励まし」も感じます。
ビル・マーレイ:『ゴーストバスターズ』『3人のゴースト』『知らなすぎた男』
ダブニー・コールマン:『9時から5時まで』『ドラグネット 正義一直線』
シドニー・ポラック:『ランダム・ハーツ』『チェンジング・レーン』
ジョージ・ゲインズ:『ポリス・アカデミー』シリーズ(ラサール校長役)
ジェシカ・ラング:『ケープ・フィアー』
ジーナ・デイヴィス: 『テルマ&ルイーズ』『プリティ・リーグ』
チャールズ・ダーニング:『シャーキーズ・マシーン』『スパイ・ハード』
(YouTube)
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