「鉄板映画:人気スター映画のブログ」泥棒一家の三人が「遺伝子研究データ」を盗もうとするドラマ映画。大物俳優、ドジな珍シーン、人間関係、結末に注目です。
1.ストーリー
泥棒一家の青年が「遺伝子研究データ」を盗み出すため祖父を犯行に誘うが、父もサポート役として犯行に加わることに・・・。
2.キャスト
ダスティン・ホフマン(父)
マシュー・ブロデリック(優秀な青年)
ショーン・コネリー(祖父)
3.注目のシーン
①泥棒一家
トラブルメーカーのジェシー(ショーン・コネリー)。まともに働いたことがなく、ウソツキで暴行・窃盗の常習犯。しかし、明るいところがあり、話し上手で女にもモテる。ジェシーの息子ヴィトー(ダスティン・ホフマン)は前科者だが、今では足を洗って精肉工場を経営。肉をちょろまかした従業員を叩きのめすなど「ワル時代の名残」は未だに残っている。ヴィトーの息子アダム(マシュー・ブロデリック)はMIT(マサチューセッツ工科大学)を卒業寸前で辞めた。頭脳は大変優れているが、性格的にひねくれている厄介な奴。
②計画
父ヴィトーの期待を裏切るアダム。祖父ジェシーのような「自由な生き方」に憧れ、研究所から貴重なデータを盗む話をジェシーに持ちかける。その計画に猛反対するヴィトーだが、「報酬100万ドル」に釣られて自身も「アダムのフォロー役」として計画に参加。マーケットで犯行に使う道具を買いこみ、研究所に侵入した三人。しかし、どんくさすぎるミステイクで逮捕。刑を軽くしてもらうためには盗んだデータを返却しなければならないが・・・。

4.感想
大物俳優が共演。優秀な頭脳を持ちながら「アウトローの血」が騒いで青年が祖父と父を犯罪に巻き込む内容。なかなか面白い映画。特にダスティン・ホフマン(「悩める父親」を好演)。足を洗ったヴィトーが「100万ドル」と聞いて思わずニンマリ。マトモな仕事に就いていても「ワルの気質」は消えていない、ということを上手いこと表現したシーン。ヴィトーとアダムの確執もまた見せ場。父親を罵るシーンはキツい描写。かと思ったら、大笑いな珍シーンも。映画評論家やファンにはあまり評価されていない作品ですが、ホフマン演じる「ヴィトー」に大いに注目の映画。見所は、「ユダヤの祝い」に集まるヴィトーの妻の一家、暴行事件で裁かれるジェシー、「100万ドル」に思わず誘惑されてしまうヴィトー(表情に注目)、アダムにビンタ、ヴィトーの工場の肉をちょろまかした男(ルイス・ガスマン)、「トラックから落ちた品(盗品?)」を売る男、マーケットで買い物するシーン、変なマスク(ストッキング?)で変装する三人(コネリー、ホフマン、ブロデリック)、妻に非難されるヴィトー、遺伝子研究の真相、判決のシーン、判決後(ヴィトーとアダムの会話)。
(YouTube)
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