鉄板映画：『ハイランダー悪魔の戦士』（1986年：クリストファー・ランバート、ショーン・コネリー）

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」不思議な能力を持つ男たちが「最後の一人」を目指して戦うSFアクション映画。時を超えて生き続ける男たちの悲しさに注目です。

１．ストーリー
1536年にスコットランドでの戦いで死んだ男が復活し、現在も生き続けて・・・。

２．キャスト
クリストファー・ランバート（不死の男）
ビーティ・エドニー（妻）
クランシー・ブラウン（宿敵）
アラン・ノース（警部）
ショーン・コネリー（師匠）

３．注目のシーン
①過去
1536年、スコットランド。合戦で刺殺されるコナー・マクラウド（クリストファー・ランバート）。息を吹き返したが、「悪魔」扱いされて村から追放。ヘザー（ビーティ・エドニー）と結婚して静かな暮らし。

②謎の男
コナーの前に現れたファン・ラミレス（ショーン・コネリー）。彼の説明によると、マクラウドもラミレスも「同じ種類の人間」。不死の能力を持ち、他にもそういう能力を持つ者が複数。互いに戦い、生き残った者だけが「宝」を得るという。そのため「最後の一人」になるまで殺し合いを続けなければならない宿命。マクラウドに剣術を仕込むラミレスだが、クルガン（クランシー・ブラウン）がラミレスを襲う。

③現代
プロレス会場の地下駐車場。刀で戦うマクラウド（クリストファー・ランバート）とファジル。その後、マクラウドは警察（警部役で『フライング・コップ知能指数0分署』のアラン・ノース）から事情聴取。そして戦士が「集合」し、決着をつける時が。最後はマクラウドとクルガンの因縁の対決。

４．感想
コンセプトが面白い映画。後にシリーズ化する人気作の第一弾。（なぜだかわからないけど）生まれつき不死身な人たち。しかし、彼らは「ある宝」を得るために最後の一人になるまで殺し合いを続けなければなりません。マクラウドはその宝が欲しいわけではないようですが、他の者はそうではないためマクラウドを襲撃します。戦いが終わると車が爆発したり、窓ガラスが割れたり（「始動感覚」とかいうよくわからないモノ）。ショーン・コネリーは主役をサポートする役。なぜライバル関係にあるマクラウドに技を教えたのかがよくわかりません（自分ではクルガンに勝てないからマクラウドに託したのかも）。勝ち残った者が最後に手に入れる「宝」とは何なのか？　細かいことにこだわらず、戦いや「不死身人間」というキャラ（あまりにも長い人生。悲しいこともそれだけ多く経験）を中心に鑑賞するのがオススメ。見所は、プロレス（「フリーバーズ」のゴディらが登場）＆地下駐車場での戦い、1536年のスコットランド、安宿の受付係とクルガン、ラミレスがマクラウドを鍛えるシーン、マクラウドと秘書レイチェルの出会い、妻との別れ、教会のシーン（マクラウドとクルガン）、戦士同士の決着戦。

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