「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『プレシディオの男たち』(1988年:マーク・ハーモン、ショーン・コネリー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」軍人殺人事件を刑事が追うサスペンス・アクション映画。軍を悪用した犯罪、人間関係、銃撃戦に注目です。

1.ストーリー
女性MPが二人組に射殺され、元・軍人の刑事が捜査を担当することに。

2.キャスト
マーク・ハーモン(刑事)
メグ・ライアン(中佐の娘)
マーク・ブラム(実業家)
ジャック・ウォーデン(元・曹長
ショーン・コネリー(中佐)

3.注目のシーン
①主役
女性MPのパティ(ジェニット・ゴールドスタイン)が二人組に射殺される事件発生。元・軍人の刑事ジェイ・オースティン(マーク・ハーモン)が捜査を担当。「軍関係の事件」ということで軍側はコールドウェル中佐(ショーン・コネリー)が捜査に加わる。コールドウェルとオースティンはかつて上官と部下の関係で確執がある。

②悪役
軍というものは秘密工作をやる部門。そのため職務の内容が一般大衆に明らかにされないことが多い。それを悪用して犯罪を行う者たち。コールドウェルとオースティンの捜査により、軍の様々な裏の面があぶり出される。

③キャラ
コールドウェルの娘ドナ(メグ・ライアン)。父親とはしっくりいっていないが、オースティンと親しい関係に。陸軍史料館で働くロス・マクルーア元・曹長はコールドウェルの戦友で、穏やかな性格。怪しい実業家アーサー・ピール(マーク・ブラム)。食堂でコールドウェルにからむ男の役でリック・ズムワルト(シルヴェスター・スタローンオーバー・ザ・トップ』でアームレスラー役を好演)。

4.感想
「軍の怪しさ」を描いたサスペンス。軍はコッソリ何かをやっている、という世間のイメージ。そのため「軍やCIAの悪事」を表現した映画はたくさんあります(ダスティン・ホフマンアウトブレイク』(1995年)、スティーブン・セガールの「CIAもの」ほか)。『プレシディオの男たち』はそのうちの一つ。「なぜ女性MPが殺されたのか?」がポイントの映画。しかしながら、事件に関するストーリーはちょっと雑な感じ(狡猾な割りにはドジな犯罪者、など)。事件よりも登場人物の性格&人間関係、アクションシーンが見せ場。見所は、コールドウェルとオースティンの過去、コールドウェルと娘ドナのスレ違い、チャイナタウンでの追跡劇、意外な裏切り者、銃撃戦、葬儀、ラストシーン。

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