「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ゲッタウェイ』(1972年:スティーブ・マックイーン、アリ・マッグロー) 

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」強盗犯の夫婦が犯罪者と警察に追われる犯罪アクション映画。悪役同士の対決、アクション、ハプニングに注目です。

1.ストーリー
囚人が大物の助けで出所したが、強盗を命じられて・・・。

2.キャスト
スティーブ・マックイーン(夫)
アリ・マッグロー(妻)
アル・レッティエリ(悪党)
ベン・ジョンソン(大物)

3.注目のシーン
①主役
囚人のカーター・ドク・マッコイ(スティーブ・マックイーン)。大物ベニオン(ベン・ジョンソン)の助けを借りて出所。しかし、ベニオンから銀行襲撃を命じられてしまう。

②悪役
カーターを利用する大物ベニオン。ベニオンの手下ルディ(アル・レッティエリ)、ジャクソン。ルディがカーターを裏切ったことでカーターはベニオンと争う関係に。しぶといルディは人質を取ってカーターを追う。

③逃避行
妻キャロル(アリ・マッグロー)と逃亡するカーター。奪った大金が入ったバッグを盗まれた後、TV・新聞報道されて顔が割れてしまう。

4.感想
サム・ペキンパー監督作。「犯罪・浮気・カネ・裏切り」がテーマ。マックイーン演じるカーターが出所と引換に強盗をさせられる内容。監督がペキンパーということで単なる逃走劇ではなく、個性的なシーンがたくさん入っています。ベニオンは特別な権力を持っている謎の男(一体何者なんですかね?)。ルディ役のアル・レッティエリは「いかにも悪役」といったツラ構えで『ゴッドファーザー』、チャールズ・ブロンソンマジェスティック』(1974年)でもおなじみ。見所は、刑務作業をするカーター、銀行襲撃、爆発と逃走、カーターがキャロルをひっぱたくシーン、人質になってしまう「気の毒な夫」と「バカな妻」、カーターがコソ泥にエルボーを食らわすシーン、「おたずね者」として報道されるカーター、銃の購入、町・ドライブスルーでの銃撃戦、ゴミまみれ、ホテルでの銃撃戦&バカな女にパンチ、警察嫌いのおっちゃん。似たような雰囲気の『俺たちに明日はない』(1967年)も併せて鑑賞することをオススメします。

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