鉄板映画：『大地震』（1974年：チャールトン・ヘストン、ジョージ・ケネディ）

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」大地震に襲われたロサンゼルスが混乱に陥るパニック映画。震災による絶望的な状況＆人間関係に注目です。

１．ストーリー
ロサンゼルスで大地震。多くの被害が。

２．キャスト
チャールトン・ヘストン（建築技師）
エヴァ・ガードナー（妻）
リチャード・ラウンドトゥリー（スタントマン）
ジョージ・ケネディ（警官）

３．注目のシーン
①予兆
元フットボーラーで建築技師のスチュアート・グラフ（チャールトン・ヘストン）。妻レミー（エヴァ・ガードナー）とは夫婦ゲンカが絶えず、面白くない毎日。そんな状況でちょっとした地震発生。ダムに異変。地震研究所のスタッフは「大地震」を予測する。

②パニック
大地震。道路が裂け、建物が壊れ、大量の落下物が人間を襲う。多くのケガ人。救助活動。略奪者が州兵に射殺され、救急所は余震で崩れる。スチュアートと警官ルー（ジョージ・ケネディ）は救急所の地下に閉じ込められた人々の救助に向かうが・・・。

４．感想
現実に起こりうる災害を映画とは思えないほどリアルに描いた作品。さまざまな事情を持つ登場人物たちが大地震に巻き込まれる。パニック状態で興奮して日頃のウップンを晴らす者。家庭の不和がさらにエスカレートする者（不仲の夫婦が命の危険にさらされたとき、互いにパートナーに対してどんな気持ちになるのか？）。勇敢な行動を見せる者。もし大地震が起こったらどう行動するか？　を想像しながら鑑賞するのがオススメ。見所は、警官ルー（キャラクターと仕事ぶり）、明るいスタントマンのマイルズ（リチャード・ラウンドトゥリー）、大地震と余震の衝撃、ダムの決壊、人々の救助に向かうスチュアートとルー、ラストシーン。

リチャード・ラウンドトゥリー：『黒いジャガー』『シティヒート』『セブン』。

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