鉄板映画：『仁義』（1970年：アラン・ドロン、イヴ・モンタン）

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」刑務所を出た男が二人の仲間と宝石を奪うサスペンス映画。フランスのスター、犯行シーン、ラストシーンに注目です。

１．ストーリー
刑務所を出所した男が犯罪者と行動を共にすることになり・・・。

２．キャスト
アラン・ドロン（前科者）
ジャン・マリア・ヴォロンテ（犯罪者）
イヴ・モンタン（元警官）
ブールヴィル（刑事）
フランソワ・ペリエ（クラブ経営者）

３．注目のシーン
①出会い
犯罪者ヴォージェル（ジャン・マリア・ヴォロンテ）。刑事マティ（ブールヴィル）に列車で護送されるが、逃走。一方、囚人コーレイ（アラン・ドロン）は刑務所で看守から犯罪計画を持ちかけられたが、断って出所。逃走中のヴォージェルがコーレイの車のトランクに隠れたことがキッカケで、二人は行動を共にすることに。

②警察
クラブの経営者サンティ（フランソワ・ペリエ）を利用してヴォージェルを捕らえようとするマティ。一方、コーレイ＆ヴォージェルは元警官ジャンセン（イヴ・モンタン）を宝石店襲撃に誘い、決行。侵入、警報解除、犯行、逃走。盗んだ宝石を故買屋で換金しようとするコーレイだが、マティはコーレイたちにワナを仕掛ける・・・。

４．感想
ストーリー展開で観客を引きつける映画。フランスのスターが登場。出所しても結局、犯罪に走る男をドロンが演じる。イヴ・モンタンはアル中の幻覚に苦しむ元警官。三人組を警察が追い詰めるところが見せ場。見所は、ヴォージェルが列車から逃走するシーン、旧知の男からカネを借りる（巻き上げる）コーレイ、ビリヤード場での対決、町はずれでの殺人、宝石店のセンサーをかわしながら侵入するシーン、三人組が追い詰められるラストシーン。

ジャン・マリア・ヴォロンテ：『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『夕陽のガンマン』『コーザ・ノストラ』
フランソワ・ペリエ：『居酒屋』『サムライ』
イヴ・モンタン：『恐怖の報酬』『パリは燃えているか』『戒厳令』

（YouTube）