「鉄板映画:人気スター映画のブログ」過去のある爆弾処理班の男が危険な爆弾魔に狙われるサスペンス・アクション映画。悪役のイカれっぷり、爆発シーンに注目です。
1.ストーリー
ボストン警察の爆弾処理班の男が危険な任務で活躍。その模様をTVで観たかつての仲間がストーカーまがいの爆破テロを仕掛ける。
2.キャスト
ジェフ・ブリッジス(爆弾処理班)
スージー・エイミス(婚約者)
ロイド・ブリッジス(伯父)
フォレスト・ウィテカー(爆弾処理班)
トミー・リー・ジョーンズ(爆弾魔)
3.注目のシーン
①主役
ボストン警察・爆弾処理隊員ジミー(ジェフ・ブリッジス)は過去がある男。名前を変え、今では危険な爆弾解除を専門とする。恋人ケイト(スージー・エイミス)にプロポーズし、プライベートでの幸福を手に入れたが・・・。
②悪役
北アイルランドの刑務所から脱獄したギャリティ(トミー・リー・ジョーンズ)は元IRAの爆弾魔。かつてジミーと親しい関係だったが、ギャリティの指示にジミーが従わなかったことでギャリティの妹、仲間が爆死した過去。それを今でもギャリティは恨んでいる。
③キャラ
ジミーの伯父マックス(ロイド・ブリッジス)は元・警官。陰ながらジミーをサポート。ケイトの娘リジー(ステフィ・ラインバーグ)は素直な子だが、ギャリティの魔の手が迫る。爆弾処理班の新人アントニー(フォレスト・ウィテカー)は自信タップリだが、まだ経験不足。爆弾処理班の隊長ローク(ジョン・フィン)はキツい性格。他、野球場でホットドッグを売る男、ギャリティのテロで爆死する爆弾処理隊員。
4.感想
ロイド・ブリッジスとジェフ・ブリッジス親子が「伯父と甥」の役で共演。「IRA(アイルランド統一を目指す武装組織)の闘争」が背景のアクション作。陰湿かつ悪質なストーカー爆弾魔ギャリティ。狙われたジミーはどう戦うのか? 見せ場は派手な爆発シーン、トミー・リー・ジョーンズ演じる「一匹狼の爆弾魔ギャリティ」のイカれっぷり。結局のところ「IRA」がどうのこうのとかいうのはあまり関係なかった印象(政治色を感じる内容ではなかった、の意)。捜査官が爆弾犯を追う映画は他にも(スティーヴン・セガール『沈黙のテロリスト』(2001年)ほか)。見所は、爆発シーン、(冒頭の)ギャリティの脱獄、大学での爆弾事件、ギャリティのテロ(ヘッドホン爆弾、ほか)、草むらでコケるギャリティ(ワザとドジなフリ)、ジミーを挑発するビデオ、野球場・酒場での出来事、廃船での攻防、ケイトの車に仕掛けられた爆弾、カーアクション。キャラ設定などにツッコミどころがありますが、映像のド迫力、緊迫感で勝負する映画です。
ジェフ・ブリッジス:『サンダーボルト』『トロン』『タッカー』『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』
ロイド・ブリッジス:『ホット・ショット』
フォレスト・ウィテカー:『プラトーン』『ハスラー2』『フェイク シティ ある男のルール』
(YouTube)
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