「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ボルケーノ』(1997年:トミー・リー・ジョーンズ、アン・ヘッシュ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ロサンゼルスが火山噴火で火の海になるパニック映画。噴火の恐怖・破壊力。自然の驚異に立ち向かう人間たちに注目です。

1.ストーリー
ロサンゼルスで地震が発生し、それをキッカケにあちこちから溶岩が吹き出して・・・。

2.キャスト
トミー・リー・ジョーンズ(危機管理局局長)
アン・ヘッシュ(地質学者)
ギャビー・ホフマン(娘)
ドン・チードル(危機管理局)
ジャクリーン・キム(医師)

3.注目のシーン
地震
忙しい町ロサンゼルスで地震。作業員が死亡する事故があり、危機管理局(OEM)局長マイク・ローク(トミー・リー・ジョーンズ)が地下を調査。高熱と蒸気で危険な状況。地質学者のエミー(アン・ヘッシュ)とレイチェルも地下を調査。地面の裂け目から突然、マグマが吹き出す。

②惨事
さらに大きな地震発生。停電、町中で噴火。火災、事故発生。溶岩が道路を流れ、建物を焼き尽くす。ロークは消防隊と協力。道路にブロックを設置して溶岩をせき止める作戦。うまくいくかどうか?

③キャラ
地震による負傷者を手当する医師ジェイ・カルダー(ジャクリーン・キム)。彼女の恋人ノーマンは休み無く患者に対応し続けるジェイを心配したり、短気を起こしたり。ロークの娘ケリー(ギャビー・ホフマン)はヤケドを負って病院へ。しかし、そこは溶岩が迫る危険な場所でもある。危機管理局エミット(ドン・チードル)は本部から情報をロークに送ってサポート。家が燃えてパニックの黒人男は消防士とトラブル。

4.感想
パニックムービー。「もしも・・・都会の真ん中で火山が爆発したら・・・」。地下鉄工事が地下のマグマを刺激し、地震で大噴火。地上にあふれ出した溶岩が全てを焼き尽くしていく。その結果は? 災害の描写が迫力の映画。地震によって死亡事故が発生しても軽口を叩く登場人物たち。しかし、事態の深刻さにシリアスな表情になっていく(自分がヤバくならないとシリアスになれないのか?)。そういった心理プロセスも見せ場。また、命懸けで人命救助する者もいれば、ただ逃げまどったり、勝手な行動をして危機を招く者も。シリアスな映画ですが、火山灰を浴びすぎてススだらけになっている顔がドリフのコントっぽい感じで思わず笑ってしまう(灰を浴びすぎると呼吸器系、視神経に異常が出そう。顔をマスクや衣服などで覆うべき)。また、ヘリからの放水で溶岩を止めることが出来るのか? という気も(しかし、それしか手段が無かった)。他にも主人公のロークがスーパーマンばりに活躍するシーンなど「それはムリなのでは?」と思うようなツッコミどころも。見所は、地震&大噴火、パニック、地下鉄に閉じ込められた人たち&救助隊、「壁」を作って溶岩をくい止める作戦、さらなる危機、ビルを倒す作戦&その結果。もし自分がこういう状況に置かれたら、と想像して鑑賞するのがオススメです。

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