「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『フェイス/オフ』(1997年:ニコラス・ケイジ、ジョン・トラボルタ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」FBI捜査官がテロ情報をつかむために凶悪犯の顔を利用するアクション映画。「顔を奪われる」という設定、派手なアクションに注目です。

1.ストーリー
FBI捜査官が凶悪犯をようやく捕らえたが、細菌テロを既に仕掛けていたことを知り・・・。

2.キャスト
ニコラス・ケイジ(FBI捜査官&凶悪犯)
ジョン・トラボルタ(FBI捜査官&凶悪犯)
ジョアン・アレン(妻)
ドミニク・スウェイン(娘)
アレッサンドロ・ニヴォラ(凶悪犯)

3.注目のシーン
①主役
FBI捜査官のショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)。6年前に息子をキャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に殺害された過去。それ以来、トロイを執念で追跡。そのせいで家庭との交流が減った。

②悪役
雇われテロリストのキャスター・トロイ。弟ポラックス(アレッサンドロ・ニヴォラ)と組んで細菌爆弾をある場所に仕掛けたが、兄弟とも逮捕。その際、キャスターは重傷で昏睡状態。ポラックスは警戒厳重な刑務所へ。キャスターの女サーシャ(ジーナ・ガーション)は太々しい奴で、その兄ディートリッヒ(ニック・カサヴェテス)はキャスターの仲間。

③キャラ
ショーンの妻イヴ(ジョアン・アレン)は医師。仕事中心の夫、イカれていく娘ジェイミー(ドミニク・スウェイン)に強いストレス。ショーンの上司ヴィクター・ラザロはショーンとキャスターが入れ替わったことを知らず、悲惨な目に。ウォルシュ医師(コルム・フィオール)はキャスターの顔をショーンに移植したが、「秘密を知る者」ということから悲惨な目に。

④アイデア
この映画を独特のものにしているのは「顔を移植する」というアイデア。捕まる前に細菌爆弾を仕掛けたトロイ兄弟。その場所を探るためショーンがキャスターに変装し、刑務所にいるポラックスから情報を引き出そうとする。昏睡状態だったキャスターは顔を取り外されたことで目覚め、ショーンの顔を装着。ショーンとキャスターが入れ替わったことでFBIとショーンがピンチに。

4.感想
ありえない設定の映画。顔を見るのはもちろん、思い出しただけで憎しみが沸いてくる敵。そいつの顔を自分の顔にかぶせるなんてできますか? テロ情報を入手するためショーンはそれを受け入れます。刑務所に潜入して情報を取り、その後は元の顔に戻る計画。しかし、大失敗。顔を奪われたうえ、「凶悪犯」として追われるショーン。アーチャーとキャスターの対決の行方は? 監督は「二丁拳銃男」ジョン・ウー。おなじみスローモーション&ハトの演出。個性的なストーリーとド派手なアクションで人気がある作品ですが、ツッコミどころがありすぎて内容的には「?」の映画。肩の力を抜いてストーリーを追うのがオススメ。見所は、爆発シーン、ジェット噴射で吹っ飛ぶキャスター、ジェイミー(バカ娘)のマヌケなメイク、顔を移植する手術、荒っぽい刑務所(刑務官は「顔の移植」を知らないためショーンを「キャスター」として叩きのめす)、「アーチャーの顔」を手に入れるトロイ、脱獄、FBIの総攻撃、ヴィクターの葬儀&教会での銃撃戦、ボートアクション、「アーチャー vs. トロイ」。トラボルタが「マヌケなアゴ」と自分をディスるシーンにも注目です。

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