「鉄板映画:人気スター映画のブログ」「死の商人」が自身の生き様を語る実話映画。知られざる武器商人の暗躍、その裏側。紛争地帯の残酷さ、追う捜査官に注目です。
1.ストーリー
ウクライナ移民のアメリカ人が兄弟で武器取引を始め・・・。
2.キャスト
ニコラス・ケイジ(死の商人)
ブリジット・モイナハン(モデル)
ジャレッド・レト(弟)
イーサン・ホーク(インターポール)
イアン・ホルム(死の商人)
3.注目のシーン
①主役
ウクライナ移民のユーリ・オルロフ(ニコラス・ケイジ)。ロシアマフィアの暴力がはびこるリトル・オデッサの町(アメリカ)に住み、家族は敬虔な両親、気弱な弟ヴィタリー(ジャレッド・レト)。ユダヤ人ルートでウージー銃を入手し、売却。以来、ヴィタリーと組んで世界中を舞台に武器を売る商売。
②悪役
世界中で争いごとが絶えない。南米、中東、アフリカ。実に残虐なゲリラや独裁者たち。彼らに武器を提供するのはオルロフ兄弟だけではなく、シメオン・ワイズ(イアン・ホルム)といった「その道の大物」なども。しかし、「最大の武器供給者」はアメリカを筆頭とする常任理事国である。
③キャラ
ユーリはなかなかの商売人。危険な取引相手と上手く交渉。ヴィタリーは元々気が弱いタイプだが、薬物でさらに混乱。モデルのエヴァ(ブリジット・モイナハン)はユーリの幼なじみで、ユーリにとっては憧れの女性。しかし、エヴァはそのことに気付いていない。ユーリの叔父はウクライナ勤務の将軍で、冷戦終結で余った武器をユーリに横流し。武器商人ワイズは商売敵のユーリを潰そうと画策。リベリアの大統領バプティスト(イーモン・ウォーカー)は恐ろしい殺人者で、敵には容赦しない。その息子ジュニアは銃を乱射するのが趣味。ユーリを追うインターポール捜査官バレンタイン(イーサン・ホーク)は「正義の側」だが、「世界の現実」を思い知らされる。

4.感想
世界の紛争地域で暗躍する武器商人を描いた作品。武器商人に取材して得られた実際の出来事を「ユーリ・オルロフ」というキャラを通じて表現。太古の昔から争ってきた人類。常にどこかで紛争。武器を供給するのは大国、その委託を受けたフリーランサーたち。戦争になれば武器が消費され、平和になったらなったで「余った武器」が他の戦場に横流しされる悪循環。「死の商人」たちは「冷戦終結」すらビジネスチャンスにしてしまう。正義の捜査官バレンタイン。しかし、彼の雇い主である国自体が巨大な武器商人であるという現実。「正義」とは一体何なのか? 見所は、オープニング(銃弾が製造されて使用される過程)、ベイルートで危機一髪、船で密輸(船を慌てて偽装する)、ウクライナでの出来事、「この世の地獄」リベリア、シエラレオネでの出来事(ユーリを追い込むバレンタイン。「輸送機がボロボロに分解されていくシーン」はどこかコミカル)、真実を知ってしまったエヴァ(ユーリのウソは家族を巻き込む罪深さ)、リベリアでの取引、逮捕されたユーリ&その後。アフリカの紛争を描いたシーンがあまりにも残虐な映画。ユーリによると「生き残る秘訣」は「戦争には行かないこと」だそうだ。
(YouTube)
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