「鉄板映画:人気スター映画のブログ」仕事一筋の独身男が職場・家族関係の変化に影響を受ける映画。変化していく世の中に対応できるか、に注目です。
1.ストーリー
出張が多い独身男。社に新システムが導入されることになり・・・。
2.キャスト
ジョージ・クルーニー(独身男)
アナ・ケンドリック(新人)
ヴェラ・ファーミガ(女)
メラニー・リンスキー(妹)
3.注目のシーン
①主役
人事コンサルタント会社で働く独身のライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)は一風変わった仕事。それは、企業からの依頼で労働者に解雇を言い渡すこと。また、講演の依頼も多い。全米を回る、旅が多い生き方。たまっていく「マイル」がライアンの楽しみになっている。
②変化
バーで知り合った女アレックス(ヴェラ・ファーミガ)と親しくなるライアン。妹ジュリー(メラニー・リンスキー)は結婚することに。さらに、新入社員のナタリー(アナ・ケンドリック)が社に新システムを提案。今まで対面で解雇を言い渡していたが、新システムではコンピューターを使ってリモートで行う。出張が不要になる「画期的なシステム」にナタリーは自信たっぷり。ライアンはそれに不満を持ちながらもナタリーと出張し、仕事の指導。

4.感想
独身男の仕事・恋愛・家族を描いた映画。ライアンは仕事一筋の男。家族とも疎遠で「結婚するメリットは無いし、子供もいらない」という考え(阿部寛のドラマ『結婚できない男』のキャラに似ている)。そんな男が仕事・生活環境の変化で「喜びや落胆」を経験する。しかし、意外な事実、出来事に困惑。観賞後、「この後ライアンはどうなってしまうのだろう?」という気分になる映画。「様々な価値観」を表現しているためか、評価が高い作品。見所は、登場人物の性格、解雇を告げられた労働者の反応・セリフ、新システムの試験導入、空港をスムーズに利用する方法、海にドボン、母校に勝手に入るシーン、結婚前の不安、意外な展開。しかしながら、「アメリカ社会」というのは空虚なもの。日本もそうなっていますが、「人間を切り捨てる社会」「ただ自分の欲求のために他人を利用する思考・システム」はいかがなものか? 普通の人間はそれに負けてしまう。勝つのは「強い力を持つ者」だけ。そういう社会でどのように生きていくか、を考えながら鑑賞するのがオススメです。
(YouTube)
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