「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『テルマ&ルイーズ』(1991年:スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」二人組の女が罪を重ねていく映画。キャラクター、犯行、その結末。一度転落したら自分でも止められない。その悲哀に注目です。

1.ストーリー
ストレスいっぱいの女二人が気晴らしに別荘に行こうとするが・・・。

2.キャスト
スーザン・サランドン(ウエイトレス)
ジーナ・デイヴィス(専業主婦)
ティモシー・カーハート(バカ男)
ブラッド・ピットヒッチハイクの男)
ハーヴェイ・カイテル(刑事)

3.注目のシーン
①主役
レストランのウエイトレス、ルイーズ(スーザン・サランドン)。専業主婦のテルマジーナ・デイヴィス)。キツい性格の夫ダリル(クリストファー・マクドナルド)にウンザリのテルマはルイーズと車で別荘に出かけることに。

②トラブル
酒場「銀の銃弾」にやってきたテルマ&ルイーズ。声を掛けてきた男(ティモシー・カーハート)とテルマがトラブル。男を射殺。二人で逃走。刑事スローコム(ハーヴェイ・カイテル)が事件を捜査する。

③キャラ
ルイーズの恋人ジミー(マイケル・マドセン)。金欠のルイーズから送金を頼まれる。ヒッチハイクの男J.D.(ブラッド・ピット)。この男と出会ったせいでテルマ&ルイーズはさらに追い込まれてヤケっぱちに。他、銃を突きつけられるパトロール警官、下品なトラックドライバー。

4.感想
コメディタッチで描かれていますが、笑えない悲しさがある映画。バカな男にウンザリな女たち。怒りにまかせて逆襲するが、その手段は法に反するもの。ただ「気晴らしに別荘に行こう」としただけなのにとんでもない結果に。個人では大人しい人も集団やカップルになると大胆になったり、おバカ爆発になったりすることがよくありますが、テルマ&ルイーズは「ストレスいっぱい」ということでかなりエスカレートしていきます。警察も男も信用しない女達の逃避行。射殺した男を思いだして笑うテルマが印象的。見所は、バカな男たち(偉そうなダリルがコケるシーン、男が撃たれるシーン)、テルマが電話をすぐに切るシーン、スローコムとJ.D.のやりとり、自転車の黒人とパトカー、トラックに銃弾、警察の追跡。

スーザン・サランドン:『さよならゲーム』
ジーナ・デイヴィス:『ビートルジュース』『プリティ・リーグ
ハーヴェイ・カイテルロバート・デ・ニーロとの共演でおなじみ。『ミーン・ストリート』『タクシードライバー』『恋におちて』『パルプ・フィクション』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『コップランド

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