鉄板映画：『ファイト・クラブ』（1999年：エドワード・ノートン、ブラッド・ピット）

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」不眠症に悩む男がワイルドな男とめぐり会うサスペンス映画。謎のキャラクター、男たちのストレス解消法に注目です。

１．ストーリー
不眠症に悩む男が荒っぽい男と知り合いになり、「殴り合い」を楽しむようになっていく。

２．キャスト
エドワード・ノートン（自動車会社勤務）
ブラッド・ピット（石鹸のセールスマン）
ヘレナ・ボナム＝カーター（病んでいる女）
ミート・ローフ（クラブのメンバー）

３．注目のシーン
①主役
自動車会社に勤務する男（名無し。「僕は」といった感じでストーリーを語る。演：エドワード・ノートン）。不眠症に悩み、「病人の会」に参加して他人と苦痛を分かち合おうとする。そこで出会ったマーラ（ヘレナ・ボナム＝カーター）は精神に問題がある女。

②転機
旅客機に乗った不眠症男。隣の席の石鹸セールスマン、タイラー・ダーデン（ブラッド・ピット）と会話。タイラーは不思議な魅力を持つ男。アパートの火事で家財道具を無くした不眠症男はタイラーの家に泊めてもらうことに。

③ファイト・クラブ
タイラーはヤバい奴だった。「殴ってくれ」と頼んだりする。不眠症男は「タイラー」および「殴り合い」にのめり込み、アザだらけで出社するようになっていく。そして「ファイト・クラブ」設立。タイラーは「ケンカを売る」という「宿題」をクラブのメンバーに出したり、勝手に「軍団」を作って治安を荒らしたりするようになっていく。

４．感想
眠っていた荒っぽい願望が目覚める映画。サスペンス作であるため説明はあまりできません（ネタバレ厳禁）。主人公の不眠症男。自分とは大違いのタイラーに魅力を感じ、行動を共に。しかし、タイラーの行動はエスカレートしていく一方。「タイラー」とは何者なのか？　その結末は？　不眠症男、タイラー、マーラの関係が見せ場の映画。見所は、病気に悩む人たちの告白、映画のフィルム・レストランの料理にイタズラ、有刺鉄線を乗り越えるシーン、酒場の地下での暴行、他人にケンカを売るシーン、カフェに突っ込む金の球、どこにでもいる「クラブ」のメンバー、「タイラー軍団」＆「メイヘム計画」、タイラーの正体、爆弾。シリアスな雰囲気の作品ですが、ケンカを売るシーンなどコミカルな演出も少しあります。

（YouTube）    

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