「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ダイヤルMを廻せ!』(1954年:レイ・ミランド、グレース・ケリー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」妻を許せない男が人を雇って妻を亡き者にしようとするサスペンス映画。完全犯罪計画、ハプニング、しつこい警部に注目です。

1.ストーリー
かつてトップクラスのプロテニス選手だった男。妻の過去の不倫をどうしても許すことができず、ワケありの男を雇って妻を始末しようとするが・・・。

2.キャスト
レイ・ミランド(夫)
グレース・ケリー(妻)
ロバート・カミングス(不倫相手)
アンソニー・ドーソン(金欠男)
ジョン・ウィリアムズ(警部)

3.注目のシーン
①主役
かつてトップクラスのプロテニス選手だったトニー(レイ・ミランド)。今ではテニスをキッパリ辞め、スポーツ用品を扱う仕事。しかし、現役だった頃に妻マーゴ(グレース・ケリー)が推理小説作家マーク・ハリディ(ロバート・カミングス)と不倫をしていたことに気付き、その復讐を計画してきた。

②完全犯罪計画
学生時代の先輩スワン(アンソニー・ドーソン)を脅してマーゴを殺させようとするトニー。スワンは手癖の悪い男で、学生時代にカネを横領。刑務所に入ったことや薬を使って女性を殺害した疑いもある。それをネタにスワンを脅し、アリバイを用意した完全犯罪をトニーは実行しようとする。

③警察
事件発生。捜査を担当するのはハバード警部(ジョン・ウィリアムズ)。刑事コロンボばりのしつこい男で、鍵がどうのこうの、カバンの大金がどうのこうの、といった感じで「おトボけ」を入れながら質問し、トニーに揺さぶりをかける。

4.感想
アルフレッド・ヒッチコック監督サスペンス。ストーリー展開が見せ場の映画のため、あまり内容を説明できません。いわゆる「完全犯罪」の話。アレコレ考えた計画を実行しようとするが、予期せぬハプニングで計画が狂ったり、妙な言い訳を考えたり、いらんことして墓穴を掘ったり。『刑事コロンボ』でピーター・フォーク演じる「コロンボ」が細かいことを質問して犯人を追い込む演出がありますが、この『ダイヤルMを廻せ!』に登場する「ハバード警部」はまさにそういうタイプ。「完全犯罪」にしようとすればするほどハプニングがあった場合、その辻褄を合わせようとアレコレ語ったりする犯人。ハバードやコロンボのような経験豊富な刑事からすればそんな付け焼き刃なウソなど簡単に見抜く。実にバカなトニー。妻を許せないのはわかりますが、その解決策が愚かすぎる。自信タップリな態度が崩れていく流れが見せ場。マーク・ハリディとかいうのも妙な奴。所詮、人妻と不倫した奴に過ぎないのに調子に乗った態度(コイツが一番悪い奴なのかもしれない)。マーゴは夫を裏切った女で、「悲劇のヒロイン」ではない。キャラ設定に問題がある作品ですが、「トニー vs. ハバード」の攻防に注目の作品です。

アンソニー・ドーソン:『007 ドクター・ノオ』の「デント教授」役でおなじみ(「スミス&ウェッソンは6発だよ」のシーンが特に有名)。

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