「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ヨーロッパの皇太子が許されない愛に苦しむドラマ映画。立場ある者の苦悩、喜び、結末。若き美女との新たな出会いに注目です。
1.ストーリー
オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子。恵まれた地位にあるが「管理された人生」に苦痛を覚え、新たな喜びを求める。
2.キャスト
シャルル・ボワイエ(皇太子)
ダニエル・ダリュー(男爵の娘)
シュジー・プリム(伯爵夫人)
ガブリエル・ドルジア(皇后)
ジャン・ダックス(皇帝)
3.注目のシーン
①主役
オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ(シャルル・ボワイエ)。父である皇帝(ジャン・ダックス)に従って生きてきたが、このところ欲求不満。政権を批判する学生デモに参加したり、父が決めた結婚に拒否反応を示したり。美女ステファニーと結婚して五年。倦怠感がつのるばかり。酒場でバカ騒ぎして気を紛らそうとするが、首相や警察による監視の目にウンザリ。
②美女
遊園地で若い美女と出会ったルドルフ。時間を忘れ、楽しく過ごす。後日、その美女はベチェラ男爵の17歳の娘マリー(ダニエル・ダリュー)であることを知る。社交界の名物オバサン、ラリッシュ伯爵夫人(シュジー・プリム)の手引きでルドルフとマリーは密会(不倫)。それを知った皇帝は二人を別れさせようとするが、皇后(ガブリエル・ドルジア)は自身の経験と重ね合わせてマリーに優しい対応。
③キャラ
皇帝、首相、警察は体制維持派で、ルドルフの奔放な振る舞いを監視し、阻止しようとする。皇后とルドルフの執事はルドルフの味方。皇太子妃ステファニーは夫の浮気に立場無し。マリーの母はマリーの振る舞いに怒り。マリーの兄はルドルフと妹の味方。社交界の女たちは男女関係に興味津々で、時には陰口をたたく。

4.感想
現実にあった事件を映画化。天皇制の日本では当時、この映画をタブー視。戦後の1946年になって初めて公開されたとか。内容はもう一つ。何一つ不自由のない皇太子。結婚もして、周囲から敬意を払われる存在。しかし、逆にそれが不満らしい。気晴らしのバカ騒ぎ。そして未成年者との不倫。最後の出来事。個人的にはあまり感情移入できなかった内容。「足るを知る」ということを覚えないといつも不足・不満を感じるようになってしまうという教訓が感じられる映画。見所は、皇太子の不満(「ワガママ」「無責任」といってもいいかもしれない)、結婚式、酒場の喧噪&歌うジプシーの女、遊園地での出来事、オペラ座での出来事、ダンス会、最後の24時間。人間関係、心理に注目です。
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