「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『類猿人ターザン』(1932年:ジョニー・ワイズミュラー、モーリン・オサリヴァン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」象牙を求める貿易商の一行がアフリカの密林で謎の白人に遭遇するアドベンチャー映画。野生の風景、文明人の野蛮さに注目です。

1.ストーリー
象牙を求める貿易商が密林で様々な苦難。

2.キャスト
ジョニー・ワイズミュラー(密林の白人)
モーリン・オサリヴァン(貿易商の娘)
ニール・ハミルトン(貿易商)
C・オーブリー・スミス(貿易商)

3.注目のシーン
①文明人
アフリカの某国で貿易商を営む英国人ジェームズ・パーカー(C・オーブリー・スミス)。仕事仲間のホルト(ニール・ハミルトン)、ビーミッシュ(フォレスター・ハーベイ)、娘ジェーン(モーリン・オサリヴァン)、黒人の運搬人らと共に象牙を求めてジャングルへ。目指すのは「ムチア」と呼ばれる所で、象が死ぬ場所だという。そこを神聖視して人を立ち入らせないように守る部族もいる「タブー」な所でもある。

②白人
ムチアへの道中は危険な旅。高い山を越えて、大きな川にはカバやワニ。ジャングルには猛獣。そこになぜか白人の男(ターザン。演:ジョニー・ワイズミュラー)が。言葉は使えず、ジェーンをさらったが意思の疎通ができない。一体この男は何者なのか?

4.感想
『類猿人ターザン』というタイトル。「類人猿」ではなく「類猿人」。密林で猿と暮らし、猛獣を狩って暮らしている「ターザン」という謎の白人。結局、劇中では何者なのかは明らかにされず。この映画がヒットしたらしく、続編が複数制作されました(全て鑑賞すれば全ての謎が明らかになるかもしれない)。見せ場はたくさん。野生動物、ヒロイン、文明のギャップ(「文明人」であるはずの英国人の方が残酷だったりする矛盾を描いたシーン)。個人的にはアフリカの部族の者たち、カバが意外に凶暴なことに注目。見所は、アフリカ部族の踊り(白人との取引の成功を願う儀式)、ムチアに向かう道中(険しい山、ワニやカバの襲撃、部族の襲撃)、野生の生き物(シマウマ、ライオン、ヒョウなど)、子象を助けるターザン(象を味方に)、ターザンの怒り&報復(ランボーのように戦う)、「ターザンvs.ライオン」、川でコミニュケーションするジェーン&ターザン、残酷な部族(小さい連中)に誘拐されるジェーン&救出に向かうターザン、「ムチア」発見&悲劇。水泳選手だったワイズミュラーが泳ぎを見せるシーンにも注目です。

ジョニー・ワイズミュラー1924年のパリ・オリンピック、1928年のアムステルダム・オリンピックで水泳で金メダル獲得。俳優に転身。この『類猿人ターザン』でスターに。ターザン役がハマり役で、晩年は精神病院で暮らし、ターザンのような振る舞いをしたとか。

モーリン・オサリヴァン:この『類猿人ターザン』でスターに。娘はミア・ファロー

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