「鉄板映画:人気スター映画のブログ」おなじみスティーヴン・セガール。「セガール映画あるある」(アクション、笑い、演出、作品タイトル)を振り返る。
①日本
17歳の時に大阪にやってきたセガール。合気道だけではなく、日本語もしっかり勉強。『刑事ニコ/法の死角』、日本が舞台の『イントゥ・ザ・サン』で日本語(関西風)を使うシーンがあった。彼の最も有名なセリフは何だろう? やっぱり「こう見えても、疲れまんねん」ですかね? 「効き目、アリナミン」もよろしく。
②映画デビュー
1988年『刑事ニコ/法の死角』でデビュー。それ以前にも香港映画への出演オファーがあったらしいが、「ストーリーにリアリティが欠ける」という理由で断ったとか。確かに香港映画はギャグや荒唐無稽な内容が多い。出演しても「浮いた存在」になっていただろう。
③CIA
デビュー作『刑事ニコ/法の死角』で元CIAエージェントを演じたセガール。そのイメージが強いため、セガールがホントに「元CIA」だと昔は思ったものです。しかしながら、「セガール映画」ではCIAが悪役であることが多い(なぜだろう?)。政府関連や軍が悪者として登場するパターン(セガールはアメリカが嫌いなの?)。大昔、ハリウッドでは共産主義者を糾弾する「赤狩り」なんてものがありましたが、もし今でもそういうのがあれば、セガールが映画界で成功することはなかったかもしれない。
④アクション
「セガール」と言えば「合気道」。コブシではなく、張り手殺法で敵の攻撃を封じて、フィニッシュは強烈な蹴り。いわゆる「セガール拳」。初期作『刑事ニコ/法の死角』『ハード・トゥ・キル』『死の標的』『アウト・フォー・ジャスティス』では見事な腕前を披露。しかし、次第にアクションシーンをスローモーションで見せる作品が多くなっていく。ガンアクション中心の作品も増えた。「同じパターンだと飽きられる」というのもあるだろうけど、太ったことも関係しているのではないかと。
⑤残酷
アクション映画には「悪役」が必要。悪役が悪ければ悪いほどセガール演じる主人公の戦いも激しいものに。『死の標的』では敵の腕を折り、『アウト・フォー・ジャスティス』では包丁で敵の手を攻撃。スゴイけど、テレビでは放送できないレベル。
⑥笑い
シリアスなアクション作がほとんどのセガール。笑いのシーンは少な目。しかし、彼の圧倒的な強さがギャグっぽく見えるときも。『刑事ニコ 法の死角』ではインド人(?)の店、『グリマーマン』(1996年)ではレストランをボロボロに破壊。『ICHIGEKI 一撃』(2004年)では「時間切れだ」のセリフ後、悪党をホテルから落とす。悪党たちのやられっぷりが凄すぎて笑うしかない。『沈黙の標的』(2003年)での「銃弾がスローモーションで車に当たるシーン」は『マトリックス』な感じ。
⑦ややこしい
「町の悪党を倒す」というわかりやすいストーリーの作品もあれば、おなじみ「悪のCIAや政府組織」が登場する「陰謀」がテーマのややこしい作品も。特に『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』(2002年)、『撃鉄2 -クリティカル・リミット-』(2005年)は「陰謀」がテーマで人間関係がちょいとややこしかった。ややこしそうな作品は避けるか、登場人物名をメモしながら鑑賞するのがオススメ。
⑧流行りモノ
「流行っているモノ」に乗っかるのが映画界というもの。最近はそうでもありませんが、以前『バイオハザード』がヒットして「ゾンビもの映画」が話題になったことがありました。「戦う男」セガールがゾンビ映画『斬撃 ZANGEKI』に登場。「ハンター」としてウイルス感染者を始末する役どころ。剣と銃で感染者を倒していく凄まじい映像だった。
⑨無敵?
最早、「普通の人間」が相手では勝負にならないセガール。格闘をやれば「セガール拳」で軽く投げ飛ばし、とどめを刺す。銃を撃てば百発百中。戦車も操縦できるし、戦闘機も飛ばせる(まさに「ゴルゴ13」)。そんなセガールが苦戦したのが『刑事ニコ/法の死角』『ハード・トゥ・キル』。『刑事ニコ』では痛めつけられてCIAに雇われた薬物専門家に拘束された。『ハード・トゥ・キル』では汚職議員が送り込んだヒットマンにやられて昏睡状態に。『沈黙の陰謀』(1999年)では「危険ウイルス」との戦い。ウイルスを退治するのに大苦戦(モノに八つ当たりするシーンも)。
⑩女
色気のあるシーンが唐突に出てくるのも「セガール映画」の特徴。整形っぽい体の女が作品に色気を追加。『ICHIGEKI 一撃』では「怪しい店」が登場。浮世絵が飾られた「日本の間」など(男が喜びそうな)演出が見られた。
⑪沈黙
「セガール」と言えば「沈黙」。「静かに様子をうかがい、ハードに戦う姿」を形容したものだと思われます。「沈黙」ではないタイトルの作品もありますが(『ICHIGEKI 一撃』『斬撃 ZANGEKI』など)、「沈黙」作品は多い。『沈黙の聖戦』(2004年)、『沈黙の奪還』(2006年)など、タイトルを見ただけではどんな映画だったか思い出せないほど。
(YouTube)
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