「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『喜劇 駅前飯店』(1962年:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」おなじみのシリーズ第五弾。横浜中華街を舞台に新店舗建設をめぐる騒動を描いたコメディ映画。珍キャラ、ヘンなしゃべり方に注目です。

1.ストーリー
小さい貿易会社の男が大きな中華飯店をオープンしようと計画するが・・・。

2.キャスト
森繁久彌(中国人コック)
フランキー堺(中国人の貿易商)
伴淳三郎町中華の店主)
三木のり平(床屋)
乙羽信子町中華のおかみ)

3.注目のシーン
①横浜中華街
中国人がいっぱいの町。ラーメン屋を営むけい子(淡島千景)。その夫である徳(森繁久彌)は中国人で、一流中華レストランのコック。町中華の店主、孫(伴淳三郎)も中国人で、妻とめ(乙羽信子)は日本人。中国人の床屋、陳(三木のり平)は頼んでもいないのにやたら人の髪をカットしようとするヘンな奴。小さい貿易会社を経営する中国人、周(フランキー堺)はよーしゃべる奴で、一人でペラペラ。開発が進む横浜で不動産ブローカーとして暗躍する中国人、林(山茶花究)は強引に他人の土地の買収・転売をしようとする胡散臭い奴。

②計画
周には大きな中華飯店をオープンする夢がある。そのため、徳と孫のどちらと組むか迷う。妙な女占い師(森光子)のお告げに従って徳に話を持ちかけ、林が斡旋する土地を借りようとするが・・・。

4.感想
何とも古い映画。昭和時代はとても長かった。「昭和の世代」と言っても「戦時中、戦後の成長期」を過ごした人と「80年代の明るい時期」を楽しんだ人とは雰囲気が違う。1962年の『喜劇 駅前飯店』には多くのキャラが登場。メインキャラに加えて、ゲストスター。出演者たちは若く、その人の「年を取った姿」しか知らないと誰だかわからないほど。主役はフランキー堺の「周」。「四角い顔」をいじられ、中国訛り(?)でブツブツよくしゃべる。何言ってんだか、みたいなことまでやたらしゃべるため、実際、何言っているのかわからないシーンも。「エースコック」とタイアップした作品ということで「チキンラーメン」を食べるシーン、「ブタブタ コブタ」などと歌うシーン。特別出演の王貞治(若い)。バッティング練習するシーン、野球をやっている孫の息子を励ますシーン、喫茶店でチンピラを制圧するシーンなどに登場(セリフもあります)。とにかくセリフが多く、次から次へといろんなキャラが登場する映画。鑑賞していて疲れるほど盛りだくさん。「芸者遊び」など「昭和の男の娯楽」が見られる、今となっては「資料」のような映画でもあります。個人的にはフランキー堺がギターで殴られたり、ポンコツ車でエンストするといったドジシーンが楽しかった(ヘンな走り方をするシーンも)。ただ、伴淳が演じる「孫」が芸者遊びで踊るシーンは見ていて寒気が。鑑賞する人によっては「何が面白いの?」と感じるシーンもある、世代間ギャップの内容です。

フランキー堺:鹿児島県出身の日本人(中国人ではなかった)。「フランキー」はバンドをやっていた頃に付けたもので、客の進駐軍に覚えてもらうために英語名にしたとか。『ザ・ハングマン4』ではハングマンを資金援助する「ゴッド」の役を好演。
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