「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『喜劇 駅前弁当』(1961年:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、坂本九)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」シリーズ3作目。弁当屋の女主人と周囲の男たちを描いたコメディ映画。マヌケな男たち、妙な女たち、しっかり者の女たちに注目です。

1.ストーリー
浜松にある駅弁専門店に大阪から企業診断士がやってきてビジネスを提案する。

2.キャスト
森繁久彌(紡績工場社長)
フランキー堺弁当屋の青年)
伴淳三郎(劇場経営者)
坂本九(洗濯店の青年)
淡島千景弁当屋の女主人)

3.注目のシーン
①浜松
駅弁専門店「互笑亭」。そこを切り盛りする女主人の本田景子(淡島千景)は未亡人。夫を亡くしてから七年間、店を守ってきた。弟の次郎(フランキー堺)は駅弁売りの仕事をやりたがらず、バンド活動で遊んで暮らしている。

②マヌケな男たち
紡績工場を経営する柳田金太郎(森繁久彌)、いかがわしい劇場を経営する堀本孫作(伴淳三郎)はなかなかの女好き。共に景子に憧れているが、金太郎にはちゃんとした妻がいる(柳田ふじ。演:千石規子)。孫作は妻を亡くして一年になるが、景子に好かれるタイプではなさそう。

③怪しい奴
「互笑亭」を企業診断するため大阪からやってきた倉持大作(アチャコ)という男。大阪弁でやたら大きな話をする。「大金をなんぼでも融資しますがな」といった言葉を信用する孫作。「マユツバ」として話半分の金太郎。どちらが正しい?

④キャラ
キレイな美女、妙な奴らが大勢登場。次郎を密かに愛する及川千代(黛ひかる)はカワイイ系。千代のオヤジ及川七左衛門(柳家金語楼)はオートレース(賭けバイクレース)で次郎と意気投合。芸者の染五郎淡路恵子)はカネを持ってる男になびく「わかりやすい女」。洗濯屋の九(坂本九)は明るい男で、次郎のバンド仲間。サラリーマンの村井五郎(加東大介)は景子の初恋の人で、偶然の再会。金太郎の妻ふじは夫の女好きについにキレる。孫作の劇場で働くペリー春(三原葉子)はやたら色気がある。次郎と交際しているあけみ(野口ふみえ)はクラブの女。カワイイ顔をしているが、妙なチンピラとも交際しているようだ。かつて金太郎の工場で働いていた女(横山道代)はカネが欲しいらしく、マッサージ、芸者など「女」を武器とする様々な活動。浜松の警官(松村達雄)は女と浜辺で楽しむ金太郎に容赦ない態度。

4.感想
キャラクターが楽しい喜劇。ローカルな弁当屋を中心に話が進みます。それにしても「互笑亭」。そんなにデカい店でもないのになぜ企業診断士をわざわざ大阪から呼んだのだろう? しかもその診断士、倉持大作はペラペラよくしゃべる奴で、インチキくさい雰囲気が最初から。倉持は一体何者なのか? 金太郎と孫作による漫才のような掛け合い、イマイチな男たちと様々なタイプの女性たちとの交流が見せ場の珍作。見所は、冒頭の駅でのシーン(浜松名物「うなぎめし」が150円。今ならいくら?)、歌う坂本九、カメラが趣味の金太郎(何を撮影?)、オートレースでの盛り上がり、次郎のケンカ、浜辺でハプニング、千代の実家のシーン、本性を出す倉持、台風で大忙し、恋の行方。多くの女性が登場する映画。いい女、信用できない女。この作品を見れば「女性を見る目」が養われるかも。

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