「鉄板映画：人気スター映画のブログ」MI6のジェームズ・ボンドがゴールドの密輸に関与している男を追うスパイ・アクション映画。「金粉女」「よろず屋」といったキャラに注目です。
１．ストーリー
MI6（イギリス情報局秘密情報部）のエージェントがゴールドの密輸に関与している男を追う。
２．キャスト
ショーン・コネリー（MI6）
バーナード・リー（MI6）
デスモンド・リュウェリン（MI6）
ロイス・マクスウェル（MI6）
ハロルド坂田（悪役）
ゲルト・フレーベ（悪役）
３．注目のシーン
①主役
MI6（イギリス情報局秘密情報部）のジェームズ・ボンド（ショーン・コネリー）。今回の任務は怪しい実業家オーリック・ゴールドフィンガー（ゲルト・フレーベ）の監視。いらんことをしてゴールドフィンガーの女ジル・マスターソン（シャーリー・イートン）が悲惨な目に。
②悪役
ゴールドフィンガーという男。犯罪者を集めて何やら悪巧み。ゴールドフィンガーの用心棒「よろず屋（ハロルド坂田）」は石像のような固いモノでも切断できる特殊な帽子をかぶり、ゴルフボールを握りつぶすほどの握力（実に危険な男）。『ピンクパンサー』シリーズでおなじみのバート・クウォークは「中国の核分裂専門家」の役。
③キャラ
おなじみ「MI6」の「M」（バーナード・リー）、「マニーペニー」（ロイス・マクスウェル）、「Q」（「道具屋」：デスモンド・リュウェリン）。「ボンドガール」はゴールドフィンガーと組む飛行士プッシー・ガロア（オナー・ブラックマン）。飛行機を操縦してゴールドフィンガーの悪事に荷担しようとするが・・・。
④アクション
カーチェイス、レーザー光線で危機一髪のボンド。そして「フォート・ノックス襲撃計画」。ボンドと「よろず屋」の対決に大いに注目。
⑤演出
「ゴールドフィンガー」というキャラ（大金持ちなのにトランプでセコいイカサマをする）。ジル・マスターソンの最期。Qからの支給品（改造アストンマーティン（マシンガン、鉄板、「赤いボタン」搭載）、携帯発信器（靴のかかとにセットできます））。ゴールドフィンガーとボンドのゴルフ対決。「よろず屋（ハロルド坂田）」の帽子。検問のオバチャン（withマシンガン）。レーザー兵器。「フォート・ノックス襲撃」（「ガス攻撃」でバタバタと倒れる軍人たち）。
４．感想
シリーズ第三弾。前作とは雰囲気が違う作風。今回の悪役は「スペクター」ではなくてゴールドを愛してやまないゴールドフィンガー。ゴールドに取り憑かれ、ゴールドの保有量を増やすためだったら何でもする、という価値観を持つ男。フォート・ノックスの金塊を放射能で汚染して、自分が保有するゴールドの値をつり上げようという作戦。大好きなゴールドを放射能で汚すのか？ というツッコミどころもある映画。改造アストンマーティン、よろず屋、フォート・ノックスでの戦い、テーマ曲（シャーリー・バッシー：『ゴールド・フィンガー』）に注目。DVDにはメイキング（26分）、ドキュメンタリー（30分）収録。個性的すぎるシーン、キャラクターが楽しい娯楽作です。
（予告編：YouTubeより）
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