「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

ネタバレ無しで名作映画を紹介。Amazon公式サイトでショッピングも楽しめます。

鉄板映画:『眠狂四郎殺法帖』(1963年:市川雷蔵、中村玉緒、伊達三郎、城健三郎)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」シリーズ第一弾。加賀百万国の秘密をめぐる争いに狂四郎が巻き込まれる時代劇映画。「円月殺法vs.少林寺拳法」に注目です。

1.ストーリー
密貿易を行ってきた加賀藩。内部対立が起こり、それぞれが眠狂四郎を味方に付けようとするが・・・。

2.キャスト
市川雷蔵眠狂四郎
中村玉緒加賀藩の女)
伊達三郎(商人)
城健三郎(空手使い)
沢村宗之助(加賀藩主)

3.注目のシーン
①主役
柴田錬三郎が書いた『眠狂四郎』。狂四郎(市川雷蔵)は由緒ある家柄の娘が産んだ子であるが、父親は「ワケあり」な外国人。実家を離れ、老師の元で剣を学んで生きてきた。そのため、世の中を信用せず、敵には容赦ない態度。虚無感にいつも覆われている。そんな男が加賀藩の内部対立の巻き添えに。

加賀藩
藩主の前田斉泰(沢村宗之助)は狡い奴。幕府に隠れて密貿易。銭屋五兵衛(伊達三郎)と陳孫(城健三郎)に貿易をさせてきたが、その儲けを収奪し、五兵衛を牢に入れて全てを闇に葬ろうとする。しかし、前田に追われる陳孫には切り札があり、そのうえ前田に対抗すべく狂四郎を味方に付けようとする。前田もまた千佐(中村玉緒)、伊賀の忍者(木村玄ほか)を使って狂四郎を利用しようとする。

③キャラ
銭屋五兵衛は銃を持つ商人で、かなり邪悪な守銭奴。陳孫は渡来人の子孫で、少林寺拳法の達人。千佐は「みなしご」で、藩主の命令には絶対服従。千佐を密かに愛する忍者の捨丸(高見国一)は狂四郎を利用してピンチになった千佐を助けようとする。狂四郎の知人である金八(小林勝彦)と女(真城千都世)は元スリで、狂四郎をサポート。 

4.感想
名刀「無想正宗」による個性的な剣術「円月殺法」と独特のセリフで見せるシリーズ一作目。ややオーバーな演技があるため、市川雷蔵はこれを「失敗作」と見なしていたとか。時代劇のコンセプトは大体同じ。「善玉vs.悪役」の構図。時代劇は言葉が難しいけれども「誰が悪い奴なのか」「正義の人なのか」が分かればストーリーも大体分かります(たぶん)。この作品の悪役は加賀藩主。人に汚いことをさせておきながら、その利益も地位も全て奪い取るような奴であります。銭屋五兵衛は邪悪で、陳孫は凄腕。「前田斉泰vs.銭屋五兵衛&陳孫」の戦いに伊賀忍者、狂四郎が関与。そして悲しい女・千佐。戦いの行方、千佐の愛の行方に注目されたい。見所は、狂四郎のセリフ(「オレに剣を抜かせるな」「オレが一番嫌いなのは人間を道具のように扱う奴だ」など)、「狂四郎vs.忍者」「陳孫vs.忍者」、前田斉泰と狂四郎の会話、千佐の出生の秘密、尼寺での出来事、「狂四郎vs.陳孫」。「失敗作」と見なされているようですが、見せ場を盛り込んだ内容になっています。

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鉄板映画:『斬る』(1962年:市川雷蔵、藤村志保、渚まゆみ、万里昌代、天知茂)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」悲しい過去を背負う剣士が幕府の大物に仕える時代劇映画。主人公の生い立ち&戦い、侍の掟、攘夷運動に注目です。

1.ストーリー
過去がある侍の息子が父と妹を失い・・・。

2.キャスト
市川雷蔵(剣士)
渚まゆみ(妹)
万里昌代(追われる女)
藤村志保(母)
天知茂(父)

3.注目のシーン
①主役
悲しい過去がある青年、高倉信吾(市川雷蔵)。優しい父で侍の高倉信右衛門(浅野進治郎)、かわいい妹、芳尾(渚まゆみ)と暮らしてきたが、三年の気ままな旅に出る。旅芸人からヒントを得た独特の剣術をマスターし、実家に帰ってきた信吾は立派な剣士に。

②悲劇
悲しいことから逃れられない運命の信吾。高倉信右衛門につまらぬ妬みを持つ隣家の池辺義一郎(稲葉義男)が息子と共に信右衛門と芳尾を襲撃。その仇を取った信吾はまた旅に出て、自分のルーツをたどったり、幕府の大物に気に入られて仕官したり。しかし、行く先々で争いごとに巻き込まれる。

③キャラ
信吾は明るい青年。しかし、自身の「出生の秘密」を知ってからはつらい日々。高倉信右衛門は裕福な侍ではないが、信吾と芳尾を守ってきた。芳尾は明るい娘で、兄である信吾を慕う。池辺義一郎はバカな男。信右衛門が仕える牧野遠江守康哉(細川俊夫)は信吾の出生の経緯を知っており、信吾を同情して特別扱い。幕府大目付の松平(柳永二郎)は信吾を息子のように信用し、水戸藩での職務に同行させる。天知茂藤村志保、万里昌代は信吾の人生に深い影響を与える役どころ。伊達三郎はやっぱり悪役。

4.感想
「人との縁」を描いた悲劇。「高倉信吾」という男。もともと悲しい生まれ。旅に出て剣の名人になったことで争いの道へ。隣家から妬まれたり、敵に追われている姉弟をかばおうとしたり。大物の松平に仕えることになったが、当時の江戸幕府は統制が乱れ、外国人排斥の動き(攘夷運動)。荒れる水戸藩に赴いた松平と信吾に刺客が迫る。その結末は? 見所は、父母の悲しい過去、凄腕剣士の庄司嘉兵衛(友田輝)との因縁、世を捨てた僧との会話、追われる姉弟の決死の戦い、江戸の道場での出来事、水戸への危険な旅(襲撃、ワナ、意外な再会)。

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鉄板映画:『サラリーマン忠臣蔵』『続・サラリーマン忠臣蔵』(1960年:森繁久彌)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」シリーズ第8&9弾。とっても嫌な新社長に部下たちが反旗を翻すコメディ映画。大物俳優たち、東野英治郎の悪役ぶりに注目です。

1.ストーリー
ある商社の社長が突然死し、社長と因縁のあった男が新社長に就任。

2.キャスト
森繁久彌(専務)
池部良(社長)
宝田明(社長秘書)
三船敏郎(社長)
東野英治郎(大手銀行の頭取)

3.注目のシーン
①赤穂産業
商社の赤穂産業。大組織である丸菱グループの傘下にある。丸菱銀行の頭取、吉良剛之介(東野英治郎)は実に嫌な奴。丸菱グループがアメリカからの経済使節団をもてなすことになったが、その対策会議で若狭金属の社長、桃井和雄(三船敏郎)を小バカにし、桃井の友人で赤穂産業の社長、浅野卓也(池部良)も敵視。若狭金属、赤穂産業は丸菱銀行の融資を受けているため、吉良には逆らえない。桃井と浅野は怒りを抑えようとするが・・・。

②事件
実は赤穂産業の社長になりたい吉良。さらに芸者の加代治(新珠三千代)の身体も狙っている。加代治は浅野とは結婚を考えているほどの関係。強欲な吉良にとって浅野は邪魔で仕方がない。そんな吉良と浅野がアメリカ経済使節団を出迎える日に衝突。浅野は若気の至りでやったことを悔やみ、頭を冷やすドライブへ。

③キャラ
大物が大勢登場(当時は若手で、後に大物になった人たちも)。シリーズの主役である森繁久彌は「赤穂産業の専務、大石良雄」役。「雇われ重役」であるため、親会社のやることに翻弄される役どころ。シリーズのレギュラー、加東大介は「赤穂産業の部長」で、専務とは話ができる関係。小林桂樹は「専務の運転手、寺岡平太郎」役。寺岡の美人の妹「軽子」を演じるのは司葉子。軽子と交際する赤穂産業の社長秘書「早野勘平」は宝田明三橋達也は職をコロコロ変える遊び人の役。草笛光子はおなじみ「バーのマダム」役。後に『Gメン'75』で活躍の夏木陽介は森繁の息子役で、団令子が演じる恋人との関係に悩む役どころ。赤穂産業のエレベーターガールである堀部安子(中島そのみ)は同僚から「安ベエ」と呼ばれる変わり者で、吉良にケンカを売る度胸。赤穂産業の常務、大野久兵衛(有島一郎)は実につまらない奴だが、吉良に気に入られてエラそうになっていく。吉良の秘書、伴内耕一(山茶花究)は軽子の身体を狙うエロ野郎。「天野化学」の重役、肥後豊(南道郎)は職権濫用男。そば屋のオヤジ(柳家金語楼)は安ベエの威勢の良さがお気に入り。若狭金属の専務、角川本蔵(志村喬)は吉良の怒りをなだめるために高価な贈り物をするが、桃井の怒りを買う結果に。おなじみ久慈あさみは森繁の妻役。池部良三船敏郎は古くさい連中を嫌う若手社長役(大物とモメた結末は?)。赤穂産業の若手社員役で藤木悠(『Gメン'75』でおなじみ)、児玉清(「アタックチャンス!」の人)ら。左卜全は後編で重要な役どころ。河津清三郎は大石と親しい株屋。

4.感想
東宝サラリーマン映画100本記念作品」ということで有名俳優が勢揃い。『忠臣蔵』をベースにグループ企業間のトラブル、会社の内紛を描いた内容。シリーズ主役の森繁久彌は前編では「専務」のポジションであるため、あまり活躍しません(バーでエロパワー爆発なシーンはありますが)。その分、東野英治郎の「吉良剛之介」の悪役ぶりが目立ってます。それにしてもこの吉良とかいう奴。「丸菱銀行の頭取」という地位にありながら、なぜか赤穂産業の社長になりたがる(赤穂産業が有望だから、というよくわからない説明が本編にあった)。頭取の地位でも充分満足できるはずだと思いますが、どうやら吉良は「欲しいモノは全て手に入れたい」という奴のようです。そのせいで赤穂産業に大きな災難。前編『サラリーマン忠臣蔵』のラストで赤穂産業の専務、大石良雄が大胆な宣言。その結果は後編の『続・サラリーマン忠臣蔵』で。見所は、スター俳優たちの役どころ&演技、人間関係、安物のカブトをめぐる口論、吉良の性格(高価なプレゼントに態度を一変。若い女に夢中になる精神)、吉良にパンチ、「エレベーターガールvs.吉良」、無情な人事異動(左遷される人たち、出世した人たち。無能な人ほど抜擢される異常事態)、フランス「アマン商会」と大石の交渉(日本語&英語をミックスした大石のセリフが楽しい)、吉良の新社長就任を祝う座敷、寺岡の料理にダメ出しする大石、追い込まれる吉良&逆転劇。「森繁久彌映画」でおなじみの三木のり平フランキー堺は登場しません。そのためコメディながらシリアスな雰囲気が漂う「会社劇」です。

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鉄板映画:『喜劇 駅前弁当』(1961年:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、坂本九)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」シリーズ3作目。弁当屋の女主人と周囲の男たちを描いたコメディ映画。マヌケな男たち、妙な女たち、しっかり者の女たちに注目です。

1.ストーリー
浜松にある駅弁専門店に大阪から企業診断士がやってきてビジネスを提案する。

2.キャスト
森繁久彌(紡績工場社長)
フランキー堺弁当屋の青年)
伴淳三郎(劇場経営者)
坂本九(洗濯店の青年)
淡島千景弁当屋の女主人)

3.注目のシーン
①浜松
駅弁専門店「互笑亭」。そこを切り盛りする女主人の本田景子(淡島千景)は未亡人。夫を亡くしてから七年間、店を守ってきた。弟の次郎(フランキー堺)は駅弁売りの仕事をやりたがらず、バンド活動で遊んで暮らしている。

②マヌケな男たち
紡績工場を経営する柳田金太郎(森繁久彌)、いかがわしい劇場を経営する堀本孫作(伴淳三郎)はなかなかの女好き。共に景子に憧れているが、金太郎にはちゃんとした妻がいる(柳田ふじ。演:千石規子)。孫作は妻を亡くして一年になるが、景子に好かれるタイプではなさそう。

③怪しい奴
「互笑亭」を企業診断するため大阪からやってきた倉持大作(アチャコ)という男。大阪弁でやたら大きな話をする。「大金をなんぼでも融資しますがな」といった言葉を信用する孫作。「マユツバ」として話半分の金太郎。どちらが正しい?

④キャラ
キレイな美女、妙な奴らが大勢登場。次郎を密かに愛する及川千代(黛ひかる)はカワイイ系。千代のオヤジ及川七左衛門(柳家金語楼)はオートレース(賭けバイクレース)で次郎と意気投合。芸者の染五郎淡路恵子)はカネを持ってる男になびく「わかりやすい女」。洗濯屋の九(坂本九)は明るい男で、次郎のバンド仲間。サラリーマンの村井五郎(加東大介)は景子の初恋の人で、偶然の再会。金太郎の妻ふじは夫の女好きについにキレる。孫作の劇場で働くペリー春(三原葉子)はやたら色気がある。次郎と交際しているあけみ(野口ふみえ)はクラブの女。カワイイ顔をしているが、妙なチンピラとも交際しているようだ。かつて金太郎の工場で働いていた女(横山道代)はカネが欲しいらしく、マッサージ、芸者など「女」を武器とする様々な活動。浜松の警官(松村達雄)は女と浜辺で楽しむ金太郎に容赦ない態度。

4.感想
キャラクターが楽しい喜劇。ローカルな弁当屋を中心に話が進みます。それにしても「互笑亭」。そんなにデカい店でもないのになぜ企業診断士をわざわざ大阪から呼んだのだろう? しかもその診断士、倉持大作はペラペラよくしゃべる奴で、インチキくさい雰囲気が最初から。倉持は一体何者なのか? 金太郎と孫作による漫才のような掛け合い、イマイチな男たちと様々なタイプの女性たちとの交流が見せ場の珍作。見所は、冒頭の駅でのシーン(浜松名物「うなぎめし」が150円。今ならいくら?)、歌う坂本九、カメラが趣味の金太郎(何を撮影?)、オートレースでの盛り上がり、次郎のケンカ、浜辺でハプニング、千代の実家のシーン、本性を出す倉持、台風で大忙し、恋の行方。多くの女性が登場する映画。いい女、信用できない女。この作品を見れば「女性を見る目」が養われるかも。

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鉄板映画:喜劇『社長』シリーズ②(森繁久彌、加東大介、三木のり平)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」定番の昭和喜劇『社長』シリーズ。社長&社員、怪しい人たちが笑いを提供。シリーズ18作目から24作目までを紹介。

18.『社長外遊記』(1963年。監督:松林宗恵
19.『続・社長外遊記』(1963年。監督:松林宗恵

桜井浩子(ウルトラマーン!)、岡田可愛若林映子、ハヌナ節子ら美女キャラが参加。相変わらずマヌケな社長さんたちが結果オーライで頑張る内容。あるデパートがライバルに負けじとハワイ進出を目指す。

20.『社長紳士録』(1964年。監督:松林宗恵
21.『続・社長紳士録』(1964年。監督:松林宗恵

「シリーズ最終作」として製作され、ラストシーンに歴代の監督や出演者が登場。司葉子岡田可愛が参加。ある製紙会社が取引先から契約打ち切りを告げられ、接待で回復しようとする。しかし、この出来事にはウラが・・・。

22.『社長忍法帖』(1965年。監督:松林宗恵
23.『続・社長忍法帖』(1965年。監督:松林宗恵

シリーズのファンからの要望で復活。秘書役が定番の小林桂樹は部長に。部長を担当してきた加東大介は常務役。司葉子池内淳子東野英治郎が参加。北海道を舞台に建設会社同士が競い合う内容。当時「忍法ブーム」があったらしく、演出に取り入れられた(流行りモノを入れるのもこのシリーズのパターン。「エーズコック」のインスタントめん&テーマ曲、など)。

24.『社長行状記』(1966年。監督:松林宗恵
25.『続・社長行状記』(1966年。監督:松林宗恵

フランキー堺久慈あさみといったレギュラー陣に加え、スタンリー・V・ヒースといった外人キャラが登場。婦人服メーカーが紳士服も取り扱うことに。世界一のデザイナー「チオール」と技術提携しようとするが、チオールの日本支配人はなかなかメンドくさい奴。どうなる?
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シリーズ26作目から33作目を紹介。

26.『社長千一夜』(1967年。監督:松林宗恵
27.『続・社長千一夜』(1967年。監督:松林宗恵

のり平とフランキーがこれを最後に降板。小林桂樹は部長になったため、秘書役は何と黒沢年男(真赤な口紅つけて 黒い靴下をはいて~♪)が担当。万博開催を利用して海外からの観光客を相手に一儲けを狙う観光会社の社長がブラジルの大富豪を大いにもてなすが・・・。

28.『社長繁盛記』(1968年。監督:松林宗恵
29.『続・社長繁盛記』(1968年。監督:松林宗恵

メンバーチェンジで再スタート。谷啓小沢昭一酒井和歌子浜木綿子が参加。ある商事会社。会長から「重役たちの体たらく」を指摘され、社長が若返り策を推進。積極的にビジネスに取り組む。

30.『社長えんま帖』(1969年。監督:松林宗恵
31.『続・社長えんま帖』(1969年。監督:松林宗恵

関口宏(後に100人に聞くクイズ番組を担当)、藤岡琢也渡る世間は鬼ばかりサッポロ一番)、草笛光子が参加。化粧品会社の社長が親会社の社長の言葉に感銘を受け、攻めの姿勢でビジネス展開をする決意。自家用飛行機を購入して大いに仕事する気だが・・・。

32.『社長学ABC』(1970年。監督:松林宗恵
33.『続・社長学ABC』(1970年。監督:松林宗恵

最終作は台湾ロケ。タイアップでもおなじみのシリーズであり、この作品では「ホンコンやきそば」(ヱスビー食品)が登場。食品会社の社長が親会社の社長によって新社長に指名される予定だったが、事情が変わり・・・。

 

(まとめ)

定番のパターンにゲストスター。栄光のシリーズは終わりましたが、映像ソフトや配信で楽しむことが可能。各地でロケされたこのシリーズ。昔の町並みを見たい人にもオススメです。

YouTube:『社長外遊記』予告篇

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鉄板映画:喜劇『社長』シリーズ①(森繁久彌、加東大介、三木のり平)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」定番の昭和喜劇『社長』シリーズ。頼りになるのかならないのかよくわからない社長&社員たちが笑いを提供。シリーズ1作目から9作目までを紹介。

1.『へそくり社長』(1956年。監督:千葉泰樹
2.『続・へそくり社長』(1956年。監督:千葉泰樹

社長(森繁久彌)、社長秘書(小林桂樹)、宴会部長(三木のり平)らによる定番ネタシリーズの第一弾。基本的にこのシリーズは正・続編のセット。DVDもセットでリリース。越路吹雪八千草薫司葉子が参加。加東大介が登場するのは四作目から。社長は女好き。秘書はそれにあきれ顔。宴会部長は普段何の仕事をやってんだか。先代社長の娘と一緒になり、社長の座に就いた商事会社の田代。浮気相手のために経費をごまかしてへそくりを蓄える。その結果は?

3.『はりきり社長』(1956年。監督:渡辺邦男

シリーズ唯一の一話完結作品。ここから久慈あさみが社長夫人役としてレギュラー入り。販売成績を上げるため、自転車会社社長が仕事に精を出す話。

4.『社長三代記』(1958年。監督:松林宗恵
5.『続・社長三代記』(1958年。監督:松林宗恵

加東大介がレギュラーになった第四弾。雪村いづみ、団令子、扇千景トニー谷が参加。創立十周年の電機機器会社では亡くなった先代社長が今でも人望を集めている。二代社長が浮気が原因で失脚。先代社長の妻が三代目社長を任命して・・・。

6.『社長太平記』(1959年。監督:松林宗恵
7.『続・社長太平記』(1959年。監督:青柳信雄

ここからカラー作品に。水野久美、ジプシー・ローズが参加。女性下着メーカー社長。戦時中の上官が今では部下に。そんな社長が商品の納入をめぐってライバル会社と競い合う。

8.『サラリーマン忠臣蔵』(1960年。監督:杉江敏男
9.『続・サラリーマン忠臣蔵』(1961年。監督:杉江敏男

東宝サラリーマン映画100本記念作品」だそうな。『忠臣蔵』をベースにグループ企業間のトラブル、会社の内紛を描いた内容。宝田明三橋達也柳家金語楼志村喬児玉清アタックチャンス!)、池部良三船敏郎が参加。

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シリーズ10作目から17作目を紹介。

10.『社長道中記』(1961年。監督:松林宗恵
11.『続・社長道中記』(1961年。監督:松林宗恵

浜美枝塩沢とき三橋達也が参加。缶詰食品会社が妙な商品を売り込もうとする話。それに定番の浮気騒動が加わる。

12.『サラリーマン清水港』(1962年。監督:松林宗恵
13.『続・サラリーマン清水港』(1962年。監督:松林宗恵

夏木陽介草笛光子(マダム役)、フランキー堺柳家金語楼が参加。酒造会社がライバル社と新製品の販売合戦を繰り広げる話。

14.『社長洋行記』(1962年。監督:杉江敏男
15.『続・社長洋行記』(1962年。監督:杉江敏男

フランキー堺がここからレギュラーに。草笛光子東野英治郎、尤敏(香港美女)が参加。貼り薬の会社が東南アジア市場を開拓するため、社長自ら香港に。

16.『社長漫遊記』(1963年。監督:杉江敏男
17.『続・社長漫遊記』(1963年。監督:杉江敏男

池内淳子雪村いづみ河津清三郎が参加。欧米視察ですっかりアメリカが気に入ったペイント会社社長。欧米流の仕事のやり方を取り入れようとするが、その結果は?

YouTube:『社長外遊記』予告篇

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鉄板映画:『社長外遊記』『続・社長外遊記』(1963年:森繁久彌、加東大介、三木のり平)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」おなじみのシリーズ第18&19弾。大手デパートの社長が思いつきでハワイ進出を目指すコメディ映画。古い昭和に注目です。

1.ストーリー
ある大手デパートの社長。ライバルが香港に支店を出すウワサを聞き、対抗してハワイ進出を目指す。

2.キャスト
森繁久彌(社長)
加東大介(常務)
三木のり平(営業部長)
小林桂樹(秘書課長)
フランキー堺(ハワイの男)

3.注目のシーン
①「丸急デパート」の人たち
社長の風間(森繁久彌)は風格のある人物。しかし、5人の娘とライバル「福助屋デパート」の話となると冷静さを失う。福助屋が香港に支店を出すウワサ。「負けてたまるかい」とばかりに思いつきでハワイ進出を部下に提案。早速、秘書課長の中村(小林桂樹)が「先兵」としてハワイを現地視察。次いで風間、常務の大島(加東大介)、営業部長の珍田(三木のり平)がハワイに乗り込む。

②キャラ
中村は独身。好きな人を日本に置いてハワイで仕事。ホームシックに。大島は日本人丸出しの男で、ハワイに日本から炊飯器を持ち込む。珍田はよーしゃべる男で、何かと宴会に持ち込もうとする。ハワイで雑貨店を経営する日系三世のジョージ沖津(フランキー堺)は風間の古い知り合いで、丸急のハワイ進出に協力。ただし、酒を飲み過ぎると「ヤバい奴」に変身。風間の妻(久慈あさみ)は娘に少し甘い。風間の5人の娘(中真千子、桜井浩子岡田可愛、相原ふさ子、上原ゆかり)は欲しいもの(土地、車、マイクロテレビ)を容赦なくパパにおねだり。長女めぐみは風間の浮気現場を目撃して有利な立場に。丸急のアナウンス嬢の会田春江(藤山陽子)は美人さんで、中村からのプロポーズに迷う。ジャズバー「ローズマリー」のマダム(草笛光子)は女の色気を使って風間からカネを引き出そうとする。ハワイで日本料理店「さくら亭」を経営するマダム(新珠三千代)は東京の女で、風間を誘惑。年食った芸者(武智豊子)は若い女を好む風間らには合わず、座を「シ~ン」とさせてしまう。ジョージの店の店員キャサリン(ハヌナ節子)は美人さん。キャサリンと親しく話す中村にジョージは嫉妬。福助屋社長の水谷(河津清三郎)も「ローズマリー」のマダムと親しい。ハワイに住む老人の松本(柳家金語楼)はフンドシがキッカケで大島と顔なじみに。

4.感想
おなじみの面々がデパート関係者を演じる映画。芸者遊び、宴会芸といった「古い昭和」が見られます。それにしても妙に女にモテる風間。しかし、森繁演じる社長は美女といい関係になっても「浮気は失敗」というのがこのシリーズのパターン(成功したら「悪い奴」になってしまうから?)。キャラ的に目立つのはやはり三木のり平フランキー堺。のり平は元々面白い顔(小さい女の子に「面白いお顔」と言われてしまうほど)。何もしなくても笑えるのに加え、変顔をしたりする。四角い顔のフランキーは怪しいハワイ訛り&日本の田舎訛りの日本語で酔っぱらったり、小林桂樹演じる中村にダメ出ししたり。美女キャラとしては個人的には藤山陽子が一押し(まぶしい笑顔)。真夜中にハワイから電話が掛かってきてイラっとするシーンに特に注目されたい。トーク、表情で笑わせる内容。昔のハワイの風景も見せ場。見所は、デパートの売場で自ら販売の手本を見せる風間、いらんことまでペラペラしゃべるジョージ、料亭「水月」のシーン(シラけた空気&酒乱男)、南京飯店での出来事(社長と娘)、ジョージの店での出来事(口論)、ハワイに向かう旅客機での出来事(やたらうるせぇ珍田)、「さくら亭」での宴会芸(シラけ&大ウケ)、ハワイにもやってきたライバル(競争の結果は?)、フンドシ事件、女中部屋で食事、フラダンス大会&不気味な女装、「ミスハワイ」応募者の美女たち、南京飯店での出来事(娘たちの作戦)&ウソをゴマかしたい社長(この映画で最も面白かったシーン)、怒りのジョージ(東京に殴り込み)、フラれ三人組の恋の行方。

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