「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

名作映画全集。ジャンルを問わず多くの作品を紹介。全記事無料です。

鉄板映画:『ジングル・オール・ザ・ウェイ』「予告編を楽しもう」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」どんくさいパパがレアもののオモチャを買おうと努力するコメディ映画(1996年公開)。YouTubeにアップされた予告編を解説します。

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予告編の内容(画像は全て予告編から)
(Jingle All the Way)
1.これがウワサの

あのアーノルド・シュワルツェネッガーが子供のオモチャを買うために必死になって町を走りまくる傑作。テレビで大人気の「ターボマン」。秘密兵器を駆使して悪役と戦うスーパーヒーロー。その人形が大ヒット。数ヶ月前から予約しないと買えないほど「今年一番ホットな商品」に。

2.ウソつきパパ

忙しいビジネスマンのハワード(アーノルド・シュワルツェネッガー)。商談の相手なら誰にでも「あなたは一番のお客様です」と言うのがクセ。仕事に没頭するあまり妻子とコミュニケーション不足。

3.寂しい息子

ハワードの息子ジェイミー(ジェイク・ロイド)。テレビで人気の「ターボマン」に夢中。部屋にはグッズがいっぱい。カラテを習っているが、カラテ教室の見学をすっぽかしたパパに大いに不満。

4.美しい妻

ハワードの妻リズ(リタ・ウィルソン)。忙しすぎる夫に少し不満。クリスマスにジェイミーを喜ばせようと二週間前にハワードに「ターボマン人形」を買うように頼んだが・・・。

5.ウザい隣人

離婚してシングルファーザーになった隣人テッド(フィル・ハートマン)。手先が器用で、近所の主婦から頼りにされている。「いい人」ぶっているが、リズのカラダを狙っているヤバイ奴。

6.邪魔くさい警官

ハワードの行く先々に現れる白バイ警官(ロバート・コンラッド)。急ぐハワードをまるで妨害するかのように現れて騒動。邪魔くさい奴だが、白バイのミラーを壊されたり、コーヒーでヤケドしたり、爆弾で黒コゲになったりといった被害に遭う「気の毒なオッチャン」でもある。

7.キレまくる郵便屋

ハワードと同様、「ターボマン人形」を買い損ねたマヌケな奴が他にも。しがない郵便配達人のマイロン(シンバッド)。かつて子供の頃に「オメガン」というオモチャの銃をオヤジに買ってもらえなかったトラウマ。「オメガン」を買ってもらった幼なじみは「人生の成功者」。そのため自分の子供には絶対に「ターボマン人形」を買い与えたい、と考える。人形がもらえると聞いてラジオ局に押し掛けたり、通報で駆けつけた警官隊を爆弾で脅したりしながら人形をめぐってハワードと珍騒動を繰り広げる。

8.マヌケヅラの店員

「たかが子供のオモチャ」などと「ターボマン人形」人気を軽く見るハワード。オモチャ屋に開店前から並んで「ターボマン人形」をゲットしようとする。「今頃買いに来て手に入るワケねーだろ」ってな感じで二人の店員、周囲の客に思いっ切り笑い者にされるハワード&マイロン。キレそうになるのを抑えながらハワードは店員をターミネーターばりに締め上げる。

9.怪しいサンタクロース

「ターボマン人形」が手に入らず途方に暮れるハワード。そんなマヌケなハワードにサンタ(ジェームズ・ベルーシ)が声を掛ける。しかし、コイツはバッタモンを売るインチキ野郎。バッタモン工場でハワードはニセ「ターボマン人形」を300ドルで売りつけられてしまうが・・・。

10.デカいサンタクロース

バッタモン工場でインチキサンタ集団に襲われるハワード。その中にとてもデカいサンタが。演じるのはプロレスラーのザ・ジャイアント。当時、アメリカ「WCWプロレス」に所属し、新日本プロレスにも来日した男。その後、WWFへ移籍。「ビッグショー」なるリングネームでスターになった。ハワードとの対決の行方は?

コメント
実に楽しい映画。大男のシュワちゃんがオモチャをめぐって争奪戦。そして意外すぎる結末。キャラ、畳み掛ける笑いのシーンが見せ場の傑作。ウソをつくたびにピンチになるハワード。色気がありすぎるリズ。あざといテッド。配達袋でハワードをぶっ飛ばすマイロン。それにしてもリズ。忙しい夫にオモチャを買うのを頼むのはいかがなものか。なぜ自分で買わない? アメリカでは子供のオモチャを買うのはパパの役目なのだろうか? しかもハワードに「ターボマン人形」を買うように頼んだのは二週間前。「ターボマン人形」は数ヶ月前から予約しないと買えない状況。二週間前じゃ間に合いませんね。そんなツッコミどころもある楽しい映画です。
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鉄板映画:『007 死ぬのは奴らだ』「予告編を楽しもう」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」英国スパイがインチキ呪術を使う悪の独裁者と対決するアクション映画(1973年公開)。YouTubeにアップされた予告編を解説します。

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予告編の内容(画像は全て予告編から)
(Live and Let Die)

1.主役

これまでショーン・コネリーとジョージ・レーゼンビーが演じてきた「ジェームス・ボンド」。この作品からロジャー・ムーアがボンド役。イギリス秘密情報部「MI6」のエージェント、ジェームス・ボンド。相変わらずの女好き。英国エージェントが次々に殺害され、上司M(バーナード・リー)から調査を命じられる。

2.悪の独裁者

今回のボンドの敵はカリブ海の島国サン・モニークの首相、Dr.カナンガ(ヤフェット・コットー)。小さい国の権利が大国によって侵害されている、などと主張。実態は麻薬ビジネスを拡大させるために大国を牽制しているに過ぎない。

3.義手

カナンガの手下であり殺し屋のティーヒー(ジュリアス・W・ハリス)。ワニに片手を食いちぎられたため鋼鉄の義手をハメている。列車でボンドを襲うシーンがド迫力。

4.女占い師

細木○子よりも当たるタロット占いの女ソリテア(ジェーン・シーモア)はカナンガ専属。しかし、その能力を発揮するには「処女でなければならない」という条件が。それなのに好色なボンドの誘いに乗ってしまう。

5.顔役

ニューヨーク・ハーレムの黒人を仕切るビッグ。麻薬の売人であり、カナンガと「黒い交際」のウワサ。妙に顔色が悪い。

6.クラブ歌手

アメリカで捜査活動をするボンドがクラブへ。女歌手(B・J・アーナウ)がやたらパンチの効いた歌い方で「死ぬのはアンタだよ」と不吉な歌を熱唱。

7.アクション

ソリテアをカナンガから解放しようとするボンド。おんぼろ二階建てバスに乗って逃走。カナンガの息のかかった連中から追跡される迫力&コミカルなカーチェイス

8.珍キャラ

ボートでカナンガの手下から逃走するボンド。ペッパー保安官(クリフトン・ジェームズ)が一部始終を目撃。「オレの管轄地域で暴走は許さん」とばかりにボンドを追い掛ける。

9.気の毒なカップ

ボートで疾走するボンド。幸せカップルの結婚式を台無しに。花嫁さんが実にかわいそう。

10.危機

カナンガに捕まってしまったソリテア。インチキなブードゥー教の儀式で抹殺されようとしている。ボンドの戦いぶりに大いに注目されたい。

コメント
元々はシリアスなスパイもの映画だった『007』。ロジャー・ムーアのイメージを生かすため、コミカルな作風に(個人的にシリーズで一番好きな作品)。謎の呪術「ブードゥー教」が映画に怪奇ムードをもたらしています。予告編には出てきませんが、「ブードゥー教の墓地の神」であるサミディ(フランス語で「土曜日」を意味する。不死身だそうだ)なんて気味の悪い男はシリーズ屈指の名物キャラ。主題歌「Live and Let Die」を歌うのはあのポール・マッカートニー。B・J・アーナウが歌うバージョンもオススメ。ミステリアスな雰囲気、アクション、個性的すぎるキャラ、ツッコミどころが楽しい娯楽作です。

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鉄板映画:『007/黄金銃を持つ男』「予告編を楽しもう」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」英国スパイが謎のヒットマンと勝負するアクション映画(1974年公開)。珍シーンに注目。YouTubeにアップされた予告編を解説します。

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予告編の内容(画像は全て予告編から)
(The Man with the Golden Gun)
1.主役

イギリス秘密情報部「MI6」のエージェント、ジェームス・ボンドロジャー・ムーア)。現在、エネルギー問題に関する工作活動に従事。そんなボンドに挑戦状が。

2.アル・パチーノ

正体不明の殺し屋フランシスコ・スカラマンガ(クリストファー・リー。目がアル・パチーノに似ている。関係者によると当時リーは「ドラキュラ役に飽きた」状態だったという)。早撃ちをマスターし、今や「一人100万ドル」の報酬で殺しを請け負う「薄利多売の暗殺者」(ボンド談)。殺し屋(いかにも「殺し屋」といった感じの格好)を相手に実戦で殺しの腕を磨いている。「正体不明」であるが、経歴、身体上の特徴、指紋などの情報は広く知られている(顔は誰も知らない)。殺しの前の夜に女を抱くのがいつものパターン。

3.厳しい上司

ボンドの上司M(バーナード・リー)。ボンドがスカラマンガに殺されてはかなわん、ということでエネルギー問題工作からボンドを外す。いつもは冷静に皮肉を言うキャラだが、今回はかなりキツいことをボンドや道具屋Q(デスモンド・リュウェリン)に言う(イライラするようなことでもあったのか?)。

4.ビキニ美女

今回のボンドガールはメアリー・グッドナイト(ブリット・エクランド。スウェーデン美女。あのピーター・セラーズと結婚していたことがある)。ボンドのサポート役だが、結構どんくさい。スカラマンガの車のトランクに押し込まれたり、ビキニのケツで「ソレックス」(太陽光発電システム)を発動させたり。

5.怪しい商売人

スカラマンガの武器は黄金銃(普段はライター。組み立てると銃になる)。その銃弾を作っているのはマカオに住むポルトガル人ラザー(マーン・メイトランド)。余裕を見せすぎてボンドに脅され、顧客情報を吐いてしまう。

6.道場

スカラマンガを雇って「ソレックス」を開発したギブソンを暗殺させた実業家ハイ・ファット(リチャード・ルー)。かなりの大物であるが、詰めが甘い。捕らえたボンドを殺そうと自身が所有するカラテ道場に送ったが、ボンドに逃げられる。しかもスカラマンガにエラそうな態度を取って黄金銃のえじきに。

7.強い女

ボンドをサポートするヒップ大尉(スーン=テック・オー。チャック・ノリス『地獄のヒーロー2』では憎たらしい悪役を演じた)。その姪たちはカラテの使い手。ハイ・ファットの手下たちをバッタバッタと倒しまくる(女の子にやられる情けない男たち。変顔しながら気絶するマヌケな敵キャラに注目されたい)。

8.ふとっちょ

前作『007 死ぬのは奴らだ』に登場したアメリカのペッパー保安官 (クリフトン・ジェームズ)が再登場。妻とタイ旅行しているところボンドと再会。口をモグモグさせながらボンドと共に逃走するスカラマンガを追跡。ペッパーによると「オレはFBIやCIAにも顔が利く」そうだ(ホント?)。

9.邪魔くさい奴

スカラマンガの手下ニック・ナック(エルヴェ・ヴィルシェーズ)。何かとチョロチョロ現れ、ワケありな表情をする「ウザい系」キャラ。ボンドを翻弄してるつもりだが、調子に乗りすぎ。    

10.アクション

カースタントシーンも見せ場。壊れた橋を使って川の向こう側にジャンプしようとするボンド。実際にはムリそうなスタント(橋ボロボロすぎ)。

コメント
ツッコミどころが多いロジャー・ムーア版『007』。「本当のスパイ活動」は裏切ったり、敵を殺したりするシリアスなもの。しかしながら、これは映画。可能な限り娯楽化することによって「スパイに対する偏見」を薄めようとする意図があるのではないかと。注目は「スカラマンガ」。正体不明の殺し屋。しかし、白いスーツでとてもよく目立つ。「乳頭が三つある」というのも個性的。美女アンドレア(モード・アダムス)に濡れた身体を拭いてもらうシーンは男の憧れ(?)。そんなスカラマンガに大物ぶってやられるハイ・ファットはヘンなオッチャン(庭に相撲取りの人形を飾っている)。グッドナイト役のブリット・エクランドはいかにもヨーロッパ美人といった風貌で、男の憧れ(?)。珍キャラ、珍シーン、迫力のアクション。ツッコミどころが多すぎて何度でも観たくなる作品です。
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鉄板映画:『オーシャンズ13』(2007年:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」窃盗集団「オーシャンズ」が野心家のカジノ王に報復するシリーズ第三弾。キャラ、作戦、アル・パチーノに注目です。

1.ストーリー
オーシャンズ」のメンバーが汚い手を使うカジノ王に騙され、報復を誓う。

2.キャスト
ジョージ・クルーニー(犯罪者)
ブラッド・ピット(犯罪者)
マット・デイモン(犯罪者)
アンディ・ガルシア(カジノ王)
アル・パチーノ(カジノ王)

3.注目のシーン
①第三弾
あの「オーシャンズ」が帰ってきた。ダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を中心とする窃盗集団「オーシャンズ」。今回はメンバーのルーベンが不動産(ホテル)を騙し取られたことに憤慨してその奪回を目指す。

②悪役
ド派手な事が大好きなカジノ王バンク(アル・パチーノ)。ルーベンに「共同経営」の話を持ちかけて裏切り。ルーベンのホテルを奪い、そこで新たにオープンするカジノで荒稼ぎする計画。とにかく汚いヤツで、自分の野望のためなら何でも利用しようとする。ホテルの最上階に展示しているダイヤモンドもこの男の自慢の一つ。オーシャンズは狡いバンクからメンバーのホテルを取り戻し、バンクのダイヤを奪うことができるのか?

③キャラ
オーシャンズ」のメンバーはおなじみラス(ブラッド・ピット)、ライナス(マット・デイモン)、身軽な曲芸師イエン(シャオボー・チン)、爆破の専門家バシャー(ドン・チードル)、カジノの元ディーラーで前科者のフランク(バーニー・マック)など。バンクの右腕の女スポンダー(エレン・バーキン)は頭がキレる女だが、色気のある男に弱い。シリーズのレギュラーであるカジノ王ベネディクト(アンディ・ガルシア)は今回はオーシャンズに頼まれて資金提供する役どころ。前作『オーシャンズ12』に登場したフランス貴族であり泥棒のトゥルアーも再登場。残念ながら(?)今作ではダニエルの妻「テス」役のジュリア・ロバーツは出番無し。

④カジノ
何と言っても見せ場は巨大ホテル&カジノ。個性的な建物、多くのゲーム場、そこに集まったセレブたち。「カネ持ちの世界」「高度なセキュリティ」に注目されたい。

⑤笑い
経営する全てのホテルがこれまで高評価のバンク。今回新たにオープンするホテルも「五つ星」をゲットしたいところ。そのため「ホテルを評価する審査員」を手厚くもてなそうとするが、別人(ニセ審査員で、オーシャンズのメンバー)に好待遇。本物の審査員はエラい目に遭わされてしまう(実に気の毒なキャラ。彼がヒドい目に遭うシーンが「笑い」となっていますが、最後に報われて実によかった)。

4.感想
シリーズ完結編。今回はアル・パチーノアンディ・ガルシアの『ゴッドファーザー PART III』コンビが登場。「オーシャンズ」が仲間の資産を奪ったカジノ王バンクに復讐する話。バンクの新カジノに大損させて、バンクを破滅させることができるかどうか? 超豪華カジノのセキュリティ(不正行為を探知する人工知能の警備システム)を「オーシャンズ」がどうやって破るのか? が見せ場。今回はジュリア・ロバーツキャサリン・ゼタ=ジョーンズが出演していませんが、その分、「女の色気」は「バンクの右腕の女」役のエレン・バーキンが担当(衣装に注目されたい)。個人的に一番面白いと思ったのは「ホテルの審査員」(次々にイヤな目に遭う悲しい役どころ)。見所は、アル・パチーノの悪役ぶり、地震研究家に変装するラス、バンクとベネディクトの駆け引き、ゴールドのケータイ、審査員をホテルから追い出すイヤガラセ・芝居、メンバーのデータベース画像を修正するハッキングのシーン、セキュリティトラブルに焦るバンク、FBI捜査官の正体、ダイヤを横取りする旧敵トゥルアー(&そのオチ)、ヘリを使った犯行。ツッコミどころもありますが、豪華キャストを素直に楽しむ映画です。

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鉄板映画:『オーシャンズ12』(2004年:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」窃盗集団「オーシャンズ」がフランス貴族と「泥棒対決」するサスペンス映画。キャラ、トリック、ブルース・ウィリスに注目です。

1.ストーリー
前作でラスベガスの大物から大金を奪った「オーシャンズ」が逆に追い込まれていく。

2.キャスト
ジョージ・クルーニー(犯罪者)
ブラッド・ピット(犯罪者)
マット・デイモン(犯罪者)
ジュリア・ロバーツ(犯罪者)
ブルース・ウィリス(本人)
アンディ・ガルシア(カジノ王)

3.注目のシーン
①再び
あの「オーシャンズ」が帰ってきた。前作でカジノ王ベネディクト(アンディ・ガルシア)から元妻テス(ジュリア・ロバーツ)を取り戻すと同時に大金を奪ったダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー)。しかし、ベネディクトがコケにされたまま黙っているわけがない。ダニエルを中心とする「オーシャンズ」メンバーを一人残らず見つけ出し、大金とその利子の返還を求める。

②大金
オーシャンズがベネディクトに返さなければならない金額は「9700万ドル」。大金が入るヤマを踏もうとするオーシャンズだが、先回りしてオーシャンズの犯行を邪魔する奴が。何らかの目的でダニエル・オーシャンを妨害する男。ベネディクトにオーシャンズ・メンバーの居所を知らせたのもそいつの仕業。一体何者で、何が狙いなのか?

③メンバー
前作のメンバーが再び。ベネディクトをカモった大金でホテル業に手を出したラス(ブラッド・ピット)。他にスリのライナス(マット・デイモン)、身軽な曲芸師イエン(シャオボー・チン)、爆破の専門家バシャー(ドン・チードル)、カジノの元ディーラーで前科者のフランク(バーニー・マック)など。しかし、実にマヌケな人たち。せっかく大金を手に入れたのに失敗ばかり。ベネディクトにカネを返さないと間違いなく消されてしまう。

④作戦
今回のダニエルの敵はベネディクトではなく、ダニエルに挑戦する謎の男。その男はかなりの腕を持つ泥棒で、巷では「ナイト・フォックス」と呼ばれている。盗みの腕をアピールしたいフォックスは戴冠式で使われる「卵」を盗む競争をダニエルに持ちかける。イタリアで行われる「卵争奪戦」。テスが女優ジュリア・ロバーツになり済まし、美術館で卵を盗もうとする。ホテル、美術館のシーンに登場するブルース・ウィリスにも注目されたい。

4.感想
豪華なメンバーがそろった人気シリーズ。ラスベガスの大物ベネディクト。前回「オーシャンズ」に大金を奪われて怒り心頭。このベネディクトは単なる「バクチ屋」ではない。裏の顔を持つ恐ろしい奴。そんな男をコケにしてタダでは済まない。ベネディクトにカネを返すため再集合したオーシャンズ。「ナイト・フォックス」との対決の結果は? 前作同様、ストーリー的には難がある映画。しかし、このシリーズは豪華キャラを楽しむもの。ドジなオーシャンズ、仕方ナシに犯行に加わるテス、特別ゲストのブルース・ウィリス、ユーロポール捜査官イザベル(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の人間関係、名作『スティング』ばりの観客もダマすトリック。面白いシーン、個性的なシーンを自由に楽しむ内容。見所は、オーシャンズのメンバーが次々にベネディクトに捕まるシーン、ラスが警官に追われて走り去るシーン、資産家の豪邸で仕事するオーシャンズ、イタリアで警察当局に次々にメンバーが拘束されるシーン、ブルース・ウィリス出演シーン、「ナイト・フォックス」が美術館の警備(青いセンサー)をクリアするシーン、FBI捜査官の正体、ほか。マット・デイモン演じるライナスが意味不明な会話に困惑する珍シーンにも注目です。

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鉄板映画:『オーシャンズ11』(2001年:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」窃盗集団「オーシャンズ」がラスベガスの大物から大金を奪おうとするサスペンス映画。キャラ、トリックに注目です。

1.ストーリー
出所したばかりの男が去った妻を取り戻そうと大物から大金を奪おうとする。

2.キャスト
ジョージ・クルーニー(前科者)
ブラッド・ピット(詐欺師)
マット・デイモン(スリ)
ジュリア・ロバーツ(元妻)
アンディ・ガルシア(カジノ王)

3.注目のシーン
①主役
信用詐欺で刑務所に収監されているダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー)。仮釈放され、早速ある計画。カジノ王ベネディクト(アンディ・ガルシア)と再婚した元妻テス(ジュリア・ロバーツ)を取り戻すと同時にベネディクトから大金を奪おうとする。

②悪役
ラスベガスで三つの大きなカジノを経営するベネディクト。しかし、この男はただのビジネスマンではない。本編では語られていないが、どうやら犯罪組織と関わりがありそう。澄ましたツラをしているが、自分を裏切った者は配下の殺し屋を使って始末するのがパターン。「ラスベガスの闇」を象徴する人物。

③キャラ
ベネディクトのカジノにある難攻不落の金庫から大金を奪おうとするダニエル。それには「スペシャリスト」が必要。ダニエルの仲間ラス(ブラッド・ピット)、スリのライナス(マット・デイモン)、身軽な曲芸師イエン(シャオボー・チン)、爆破の専門家バシャー(ドン・チードル)、カジノのディーラーで前科者のフランク(バーニー・マック)といったワケありな連中をスカウト。他にも、カジノの支配人、ベネディクトの屈強な手下、ラスからポーカーを習う役者ら。

④トリック
「セキュリティが完璧な金庫」を攻略するシーンがこの映画の見せ場。センサー付きの金庫室に侵入し、そこから大金をどうやって運び出すのか? 『ルパン三世』風のトリックに注目されたい。

4.感想
カッコいい俳優が勢揃いした映画。しかし、ちょっとしたツッコミどころ。ダニエルが元妻を取り戻したいのはわかりますが、なぜベネディクトから大金を奪う必要があったのだろう? ベネディクトは「怪しすぎる大物」。関わること自体が危険なのに。結局、これは窃盗集団が「難攻不落の金庫」からどうやってカネを奪うのかを見せたい映画。キャラ的にはベネディクトが一番の存在感。ジュリア・ロバーツは一生懸命「エエ女」を演じています(興味ありますか?)。見所は、個性的なキャラたち、「ラスベガスのカジノを襲った失敗例」、ベネディクトの冷徹さ&用心深さ(信用できない人間は金庫に近づかせない)、痛めつけられるフリをするダニエル、ボクシングのシーン(本物のヘビー級選手レノックス・ルイスとウラジミール・クリチコが登場)&停電、金庫室に潜入するシーン、カネを持ち出す手段、ベネディクトに失望するテス、その3~6ヶ月後の出来事(続編がありそうなエンディング)。キャラクター、ラスベガスのカジノ、犯行のトリックに注目の見所が多い作品です。

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鉄板映画:『ファミリー・ツリー』(2011年:ジョージ・クルーニー、ボー・ブリッジス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」事故をきっかけに家族が団結しようとするドラマ映画。ハワイを舞台に親子の不和といった人間関係を描いたシーンに注目です。

1.ストーリー
ハワイの弁護士が妻の事故と土地問題に悩まされる。

2.キャスト
ジョージ・クルーニー(弁護士)
シェイリーン・ウッドリー(長女)
アマラ・ミラー(次女)
マシュー・リラード(不動産業者)
ボー・ブリッジス(いとこ)

3.注目のシーン
①主役
ハワイの弁護士マット・キング(ジョージ・クルーニー)。妻がモーターボートの事故で意識不明。次第に容態が悪化。また、マットはカメハメハ大王の子孫であり、先祖から受け継いだ広大な土地を管理。しかし、その土地は新しいルールにより売却せざるを得ない状況。

②キャラ
人間関係がテーマの映画。マットの長女アレックス(シェイリーン・ウッドリー)は反抗期で汚い言葉を使ったりする。次女スコッティ(アマラ・ミラー)は母の事故で問題行動の連続。マットのいとこたちは土地の売却による金銭分配を期待している。マットの義父であり妻の父はマットに大いに不満。「お前のせいで娘は苦労ばかり。挙げ句に事故とは何事か!」といった態度。義母は認知症。アレックスの彼氏シド(ニック・クラウス)はデリカシーのない馬鹿者。しかし、彼にもつらい過去が。

③隠れた問題
実は妻には隠し事が。仕事に取り組むあまり妻とコミュニケーションしてこなかったマット。妻は寂しさから不動産業者スピアー(マシュー・リラード)と密会。そのことを知ったマットはスピアーの自宅や滞在先を突き止めようとする。スピアーの妻ジュリー(ジュディ・グリア)はマットや夫の態度から何かを感じ取る。

4.感想
ジョージ・クルーニーが「悩める父親」を演じる濃厚な作品。マジメな男性マット。しかし、「仕事」「相続問題」に取り組むあまり家族との間に隙間が。妻は隠し事、事故。娘は反抗的。娘の彼氏は大変な馬鹿者。いとこたちはぐうたら。そういった人間たちによる夫婦の不和、子供の教育・恋愛、義理の親との関係、親戚付き合いといった「家族に関する問題」が多く含まれている内容。忙しすぎたマットは様々な問題にどう取り組み、バラバラになった家族関係をどう修復するのか? 見所は、マットと娘たちの会話、アレックスとスコッティのやりとり(年の差がある姉妹。それがちょっとした笑いに)、ちょっとかっこわるいジョージ・クルーニーの走り方(演技?)、マットとアレックスらがスピアーの家・バカンス先の別荘を監視するシーン(ストーカーっぽい「笑いのシーン」)、病室でマットが昏睡状態の妻をなじるシーン、マット一家が一族の土地を眺めるシーン、土地売却問題の結論、つらさをこらえるスピアーの妻、ほか。シリアスな内容。クルーニーの「父親ぶり」に注目です。

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