「鉄板映画:人気スター映画のブログ」映画好きのギャングが詐欺師からせしめたカネで映画を制作しようとするコメディ映画。ダニー・デヴィートら大物俳優に注目です。
1.ストーリー
貸し金の取り立てをするギャングが映画を制作しようと考え・・・。
2.キャスト
ジョン・トラボルタ(ギャング)
ジーン・ハックマン(映画プロデューサー)
ダニー・デヴィート(俳優)
レネ・ルッソ(女優)
デルロイ・リンドー(犯罪者)
デニス・ファリーナ(ギャング)
ベット・ミドラー(未亡人)
3.注目のシーン
①主役
マイアミのギャング、チリ(ジョン・トラボルタ)はクールな男。それなりのポジションに就いているが、親分モモが急死。ライバルギャングのレイ(デニス・ファリーナ)から圧力をかけられるようになってしまう。
②転機
30万ドルを手に入れて逃亡中の詐欺師から借金を取り立てようとするチリ。その過程でカジノから依頼され、ホラー映画プロデューサーで欲深なハリー(ジーン・ハックマン)への取り立ても引き受ける。
③ややこしい関係
犯罪者ボー(デルロイ・リンドー)と組んでいるハリー。チリとハリーが新しい映画の制作を計画していると知ってボーは横から割り込もうとする。そんな中、詐欺師の30万ドルを狙うレイがロサンゼルスにやってきて・・・。
4.感想
大物俳優が勢揃いした作品。トラボルタが「映画好きのクールなギャング」を演じ、ゴールデングローブ賞を獲得。他のキャストは、ダニー・デヴィートが役者、レネ・ルッソは売れない女優、ベット・ミドラーはヘンなオバサンの役。しかしながら、正直なところもうひとつな感じの映画。コメディながらシリアスな雰囲気(笑いにくい)。ストーリー展開が微妙であること、登場人物が多いことも原因ではないかと。30万ドルを複数の人物が狙い、それとは別のトラブルもあったりして話が絡み合う。やや複雑なところもあるため、登場人物をメモしながら観るのがオススメ。見所は、顔を踏んづけられるジーン・ハックマン、空港のロッカーを監視する麻薬取締局&チリ、チョイ役のハーヴェイ・カイテル。キャラクター、微妙な緊張感、笑いの演出を楽しむ映画です。
デニス・ファリーナ:ヒゲが特徴。悪役の時もどこかユーモラス。『野獣捜査線』『ミッドナイト・ラン』『スリー・リバーズ』ほか。
(YouTube)
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