「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』(2003年:ザ・ロック)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」取り立て屋の男がアマゾンで鉱山を牛耳るグループと対決するアクション映画。アクション、クリストファー・ウォーケンに注目です。

1.ストーリー
取り立て屋の男がボスの依頼でアマゾン・エルドラドに逃亡したボスの息子を捜しに行くが・・・。

2.キャスト
ザ・ロック(取り立て屋)
ショーン・ウィリアム・スコット(逃亡者)
ウィリアム・ラッキング(ボス)
ロザリオ・ドーソン(女)
クリストファー・ウォーケン(採掘業者)

3.注目のシーン
①主役
取り立て屋のベック(ザ・ロック)はボスの命令で動く男。クラブでフットボーラーから借金を取り立てる。次の仕事はボスの息子トラビス(ショーン・ウィリアム・スコット)をロサンゼルスに連れ戻すこと。ポンコツ飛行機に乗ってアマゾンのエルドラドへ。

②悪役
エルドラドは「ヘルドラド」とも呼ばれる過酷な金鉱の町。鉱山を仕切っているのは採掘業者ハッチャー(クリストファー・ウォーケン)。作業員に有料で仕事の道具を貸し出し、採掘した金を安く買い取る。そのため作業員はまるで「奴隷」のような立場。しかしハッチャーの手下は重武装しており、作業員は逆らえない。

③キャラ
トラビス行きつけのバーの女マリアナロザリオ・ドーソン)。金欠でお調子者のトラビスにウンザリ。ポンコツ飛行機のパイロット、デクラン(ユエン・ブレムナー)は変わった男。ベックにジープを壊されてウンザリ。ベックのボス、ビリー・ウォーカー(ウィリアム・ラッキング)はコケにされることを何よりも嫌う。エルドラドのジャングルに住む抵抗軍は「打倒、ハッチャー」。ベックとも対決。

④アクション
「プロレスラー、ザ・ロック主演」ということでプロレス的な格闘アクションがメイン(ベックは銃が嫌い、という設定)。しかし、終盤の戦いで劣勢になってついにショットガンを手に取る。

4.感想
アメリWWFの超人気レスラー、ザ・ロック。サングラスを掛けたナマイキなキャラで大ブレイク。そんなロックが映画界に進出。荒っぽい仕事を引き受ける「ベック」というキャラ。逃げようとするトラビス、私設軍隊を持つハッチャー、ジャングルに大苦戦。どんな結果になるか? ロックのレスラーっぽいアクションとトークを楽しむ内容。アクションシーンは迫力。しかしながら、「トラビス」というキャラは実に無駄口が多い。つまらんことをペラペラしゃべるトラビスと基本的に寡黙なベック。二人の掛け合いが面白いと思うかどうかでこの映画を観た人の評価が分かれそうな感じ。見所は、クラブでの借金取り立てシーン、「ハッチャー」というキャラクター(さすがクリストファー・ウォーケン、といった感じの個性的悪役)、ハッチャーから逃走するベックとトラビス(危機に次ぐ危機。崖から転落、ブタ用のワナ、凶暴なサル、抵抗軍)、滝&洞窟、ハッチャーに宣戦布告、バグパイプ男&牛の大群、乱戦、群衆に囲まれるハッチャー、帰国したベックとトラビス。あのアーノルド・シュワルツェネッガーがほんの一瞬登場。DVDの特典映像(未公開シーン、撮影風景、大がかりなセット)にも注目です。

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