「鉄板映画:人気スター映画のブログ」四人組の中年男がバイクで自由な旅を楽しもうとするコメディ映画。「若さ」を取り戻したいおじさんたち。笑いの演出に注目です。
1.ストーリー
四人組の中年男が自由な旅を楽しもうとするが、チンピラグループと対決するハメになり・・・。
2.キャスト
ジョン・トラボルタ(四人組)
マーティン・ローレンス(四人組)
ティム・アレン(四人組)
ウィリアム・H・メイシー(四人組)
レイ・リオッタ(チンピラ)
3.注目のシーン
①四人組
オハイオ州シンシナティに住む四人組。歯科医のダグ(ティム・アレン)は仕事ばかりで少しストレス。黒人のボビー(マーティン・ローレンス)は稼ぎが無いため家では弱い立場。ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)はコンピュータに詳しいが、ホームラン級のドジ(やたらバイクでコケる)。ウディ(ジョン・トラボルタ)は離婚と破産。ストレスを抱える四人が「若さ」を取り戻そうと、気ままな旅に出発(ボビーは妻に内緒でこっそり参加)。
②トラブル連発
楽しい旅、のはずが何かとトラブル。雨が振ってきたり、野宿したり、池で変態扱いされたり。そして、酒場でチンピラとトラブル。
4.感想
ビリー・クリスタル『シティ・スリッカーズ』(1991年)という映画がありますが、それに似たコンセプト。若い頃とは違う中年の人たち。社会的地位がある人もいれば、それを得たが失った人も。若い頃は失敗しても「まだチャンスはある」と頑張れますが、中年になるとそうはいかない。そんなつらい人たちが主役の映画。『シティ・スリッカーズ』は「牛飼いの暮らし」を通して新たな喜びに目覚めますが、『WILD HOGS/団塊ボーイズ』は「バイク&ケンカ」。昔を思い出してムチャをするダグ、いたずらっぽいウディ、大ドジのダドリー、不満をぶちまけたいボビー。それぞれが役割分担で笑いを提供。チンピラグループのリーダー役でレイ・リオッタ。「伝説の男」役であの大物俳優が登場。見所は、旅での珍シーン(携帯を投げ捨てる、テントで火事、裸で泳ぐ、「牛叩きゲーム」、パトロール警官のアプローチ、「激辛イベント」)、爆発炎上(吹き飛ぶ酒場)、「四人組 vs. チンピラグループ」。「いい年して何やってんだか」といった感じのシーンを素直に楽しむ娯楽作です。
(YouTube)
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