「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

名作映画全集。ジャンルを問わず多くの作品を紹介。全記事無料です。

鉄板映画:80年代傑作映画チラシ&予告編紹介④「アメリカ流タクシー&ニンジャ」

タクシードライバー誘拐事件をコミカルに描いた『D.C.キャブ』(1983年)、ショー・コスギ主演のアクション&オカルトチックな『ニンジャ』(1984年)を紹介します。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

D.C.キャブD.C. Cab)1983年
「乗ってもらうぜ!」
Cast:アダム・ボールドウィン、チャーリー・バーネット、ミスター・T、ゲイリー・ビジー

(コメント)
ワシントンD.C.のタクシー会社「D.C.キャブ」に入社したアルバート(アダム・ボールドウィン)だが、その会社はライバル社に差を付けられて不振。そんなアルバートが誘拐事件に巻き込まれ、仲間の運転手たちが彼を救うため調査を始める・・・。ボールドウィン、ミスター・T、ビジータクシードライバーを演じるコメディ作。事件とギャグ(映画のパロディ、モノマネなど)が見せ場。音楽も素晴らしい(らしい)。個人的には「筋肉マン」のミスター・Tが何をやらかすのか、が気になるところ。

YouTube)予告編

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『ニンジャ』(Ninja 3: The Domination)1984
「激烈・迫真の16大見せ場」
Cast:ショー・コスギ、ルシンダ・ディッキー

(コメント)
見せ場が16個あるらしい(「ニンジャ殺法」「くノ一忍法 vs. 100人警官」など)。SFXを駆使したアメリカ映画。当時の若者の間で大人気だったキャラ「ニンジャ」を描いた内容(チラシにはストーリーが全く書いてない。ニンジャが警官や敵のニンジャと戦う、アクションを見せたい映画だと思われます)。主演は「日本人初の100万ドルの男」ショー・コスギ。人気でギャラが高騰し、出演作も続々と(当時)。オカルトな演出も入っているアメリカナイズされた「ニンジャ映画」です。

YouTube)予告編

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鉄板映画:80年代傑作映画チラシ&予告編紹介③「不思議な能力でポロリ」

化学製品のせいで体が小さく縮んでいく女性をコミカルに描いた『縮みゆく女』(1981年)、高校生が超能力でいろんなことをやらかす『超能力学園Z』(1982年)を紹介します。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

縮みゆく女(The Incredible Shrinking Woman)1981年
「ママがどんどん小さくなる!」
Cast:リリー・トムリン、チャールズ・グローディン、ネッド・ビーティ

(コメント)
平凡な主婦パット・クレイマー(リリー・トムリン)。無料サンプルとしてもらった洗剤を腕にこぼしてしまった後、体が縮み出す。全人類を小さくして世界を支配しようとする連中が小さくなった彼女を誘拐して研究材料にする。パットはどうなってしまうのか? 化粧品と洗剤の作用により体が小さく縮んだ主婦が苦労するコメディ。ホントにこんなことがあったらエラいことですが、これはコメディですから。「小さい女」を演出するため大きなセットが道具が製作された、とのこと。共演はロバート・デ・ニーロ『ミッドナイト・ラン』のチャールズ・グローディン、『スーパーマン』のネッド・ビーティ

YouTube)予告編

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『超能力学園Z』(Zapped!)1982年  
「今世紀一番のパニック・コメディー!」
Cast:スコット・バイオ、ウィリー・エイムス、ヘザー・トーマス

(コメント)
高校生のバーニー(スコット・バイオ)が理科の実験で爆発事故を起こし、気化した薬品を吸ってしまう。そのことが原因で超能力を手に入れて・・・。高校生が超能力でいろんなことをやる映画。「Zapped」というのは「撃て」「やっちまえ」の意味らしい(よくわからんけど)。大昔にテレビで観たことがあります(細かい内容を忘れてしまっているのが残念。早い話が女の子を脱がしたいだけとちゃうんかい、と思った印象があります)。身長168センチのヘザー・トーマスさんが美しい姿を見せてくれる映画です。

YouTube)予告編

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鉄板映画:80年代傑作映画チラシ&予告編紹介②「化け物&どんくさ男」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」奇怪な化け物が静かな漁港を襲う『モンスター・パニック』(1980年)、超ドジ男が仕事でトチりまくる『底抜け 再就職も楽じゃない』(1981年)を紹介します。

『モンスター・パニック』(Humanoids from the Deep:Monster)1980年
「女ばかりが襲われる」
Cast:ダグ・マクルーア、ヴィック・モロー、アン・ターケル

(コメント)
ある静かな漁港。缶詰工場を建てて町の経済を盛り上げる計画が進行中。ところが、人が無惨な目に遭う事件が連続して起こる。そして身長2メートルの化け物が姿を現す・・・。未知の怪物が次々に現れる恐怖な映画。なぜか女性ばかりが襲われるという。「過激なシーン」と「ぴちぴちギャル」に注目の内容、とのこと。テレビシリーズ『コンバット!』や『トワイライトゾーン/超次元の体験』でおなじみのヴィック・モローが漁業組合のボス役で出演。
YouTube)予告編

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『底抜け 再就職も楽じゃない』(Hardly Working)1981年
「ドジでマヌケでオッチョコチョイ」
Cast:ジェリー・ルイス、スーザン・オリバー、ディナ・ランド

(コメント)
『底抜け』シリーズが大ヒットした50年代、60年代の人気スター、ジェリー・ルイス主演。10年ぶりのカムバック作品(劇場経営が不振で金銭的にピンチになったのが復帰の理由だとか)。「どんくさい奴だけど心はあったかい男」を演じます。サーカスを首になった道化師ボー・フーパー(ジェリー・ルイス)が再就職先で次々に仕事をドジる。そんなドジ男が美女ミリー(ディナ・ランド)と出会って恋をして・・・。フーパーが次々に仕事でドジるシーンが面白いらしい。ガソリンスタンド、ガラス工場、高級骨董品店、日本料理店、酒場、郵便局が主な職場。ダンスのシーンもあるとか。予告編を観た感じだとわざとらしいほどのドジっぷりとオーバーな表情が目立つ。ちょっとウザいキャラのような気がするフーパー。「ベタな笑い」が好きな人には楽しめるかも。

YouTube)予告編

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鉄板映画:80年代傑作映画チラシ&予告編紹介①「どんくさコンビ&青春ものコメディ」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ワイルダー&プライアーのドジコンビが楽しい『スター・クレイジー』、無骨なダサ男が美女にアタックする『フーリング』(1980年)を紹介します。

スター・クレイジー(Stir Crazy)1980年
「超発作的ギャグの連続!!」
Cast:ジーン・ワイルダー、リチャード・プライアー

(コメント)
1億ドル(当時の日本円で200億円)のヒット作。アメリカでは大ウケしたそうな。劇作家のスキップ(ジーン・ワイルダー)と俳優のハリー(リチャード・プライアー)が成功を夢見てハリウッドを目指すが途中で強盗と間違えられて刑務所に入れられる話。ドジな二人。刑務所にはヤバい連中がいっぱい。予告編を観た感じだと表情とキャラで勝負するコメディみたい。監督は『夜の大捜査線』(1967年)でおなじみのシドニー・ポワチエ

YouTube)予告編

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『フーリング』(Foolin' Around)1980年                 
「花嫁奪取 ラブ・アタック開始!」
Cast:ゲイリー・ビジー、アネット・オトゥール

(コメント)
リーサル・ウェポン』『プレデター2』『沈黙の戦艦』でおなじみのビジー。悪役が多い彼が若い頃に出演した青春コメディ。科学実験のアルバイトで研究助手のスーザン(アネット・オトゥール)と知り合ったウェス(ゲイリー・ビジー)が様々な妨害を乗り越えて彼女と結婚しようと努力する話。ウェスがひたすら努力する姿で笑いを取る映画らしい。その想いは叶うのだろうか? ミネソタ大学が製作に全面協力したそうで、大学内の施設も見せ場なのだとか。アメフトの試合やポルシェなどの車が登場するシーンも。

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鉄板映画:『ビバリーヒルズ・コップ』の「セルジュ」

エディ・マーフィが刑事を演じた『ビバリーヒルズ・コップ』。その一作目と三作目に登場した個性的キャラ「セルジュ」を紹介。「アクセル」を「アクウエル」と発音する妙な男です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

ブロンソン・ピンチョット
「セルジュ」役の俳優。ニューヨーク生まれ。父親はロシア系。大学で芸術を専攻していたが、演劇に興味を持ち演技科へ。1983年、トム・クルーズ『卒業白書』で映画デビュー。アメリカのテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のホストも務めた。主に脇役が多いが、存在感で勝負するタイプ、とのこと。

ビバリーヒルズ・コップBeverly Hills Cop:1984年)

1.内容
デトロイト市警察の刑事アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)。ビバリーヒルズで働く幼なじみマイキーが殺される。ビバリーヒルズに乗り込んだアクセルは画廊を経営する幼なじみのジェニー(リサ・アイルバッハー)を訪ねる。

2.登場シーン①
ジェニーの画廊で働くスタッフ、セルジュ(ブロンソン・ピンチョット)。アクセルをお客だと思って接客。ジェニーを訪ねてきたと知って、「ごエンコは?」(エンコ=縁故。「ジェニーとはどういう関係ですか?」の意)などと面白い言葉を遣う。他にもアクセルを「アフメル」と発音したり(結局「アクセル」と発音できなかった)。画廊にはヘンな展示品がいっぱいあるが、セルジュは13万ドルする商品を売ったという。セールスの才能があるセルジュ。しかし、身だしなみにはちょっとうるさい。服から胸が見えているスタッフに「だらしない」とダメ出し。

3.登場シーン②
ビバリーヒルズ警察のローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)と画廊を再び訪ねるアクセル。セルジュにコーヒーを頼む。ローズウッドにセルジュは「(コーヒーに)レモン入れますか?」。「面倒でなければ」と言うローズウッドに「生きがいです」とセルジュ。コーヒーにレモン? セルジュはどこの国の人間なんだろう?

ビバリーヒルズ・コップ3』Beverly Hills Cop III:1994年)

1.内容
デトロイト市警察の刑事アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)。自動車窃盗団の手入れで上司のトッド警部が撃たれる。撃った男の顔をハッキリ目撃したアクセル。犯人につながる手がかりはビバリーヒルズにある遊園地「ワンダーワールド」。ビバリーヒルズに乗り込んだアクセルは「ワンダーワールド」の警備主任デウォルド(ティモシー・カーハート)を表彰する会場に乗り込む。

2.登場シーン①
パート1では画廊のスタッフだったセルジュ。パート2には登場せず。画廊のオーナーが死亡したため、商売替え。何と今では武器のセールスマン。デウォルドを表彰する会場の一角に設けられたブース「サバイバル・ブティック」でセールス。目くらまし光線を発射するキーホルダー、「皆殺しガン2000(電子レンジ、ラジオ、携帯電話付き)」なんてスゴイ銃も扱っている。そこでアクセル&ローズウッドと再会。セルジュから「アクウエル」と声を掛けられてしばらく相手が誰だかわからないアクセル。ようやく思い出して「サージ!」。「セルジュよ。ちゃんと発音して」とセルジュ。そしてアクセルの髪型、服装、白い歯をほめる。思い出話をした後、転職したことや武器の紹介をするセルジュ。「皆殺しガン2000」はロサンゼルスでは「バカ売れ」商品だそうで、スタローンのママは10挺購入し、スタローンは14挺らしい(ホントかな?)。

3.登場シーン②
デウォルドと対決することになったアクセル。急いでセルジュから「皆殺しガン2000」を借りることに。展示品のため「皆がいじくり回してバッチィわよ」「(スタッフに)消毒して」と言うセルジュ。そしていよいよ「皆殺しガン2000」を使う時が来た。その性能は?

感想:面白シーンをいっぱい詰め込んだ三部作。パート3の評価が低いのが非常に残念ですが、個人的には気に入っています(笑えるシーンがいっぱいありますから)。「セルジュ」というキャラ。名前の響きからするとフランス系かな? 結局、最後まで彼は「アクセル」と発音できませんでした。アクセルも「サージ」と発音(言えないのか、自分の名をちゃんと呼んでくれないから仕返ししているのかはわかりませんが、互いに認め合ってはいるようです。何となく)。コーヒーにレモンを入れたり、清潔さにこだわったりするセルジュ。ヘンな高額の展示品や「皆殺しガン2000」を売るなどセールスの才能が。アクセルは「売った」というセルジュの話を信じていないようですが、私は信じます。彼は頭の回転が速く、気が利く男ですから。)
YouTube)予告編

 

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鉄板映画:『ゾンビ』(1978年)のツッコミ(?)どころ

ジョージ・A・ロメロ監督の名作。恐怖映画ですが、思わず笑ってしまうような「ツッコミどころ」も。個人的に気になったシーンを紹介します。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

(あらすじ)
死者が蔓延する世界で四人がスーパーマーケットに避難して生き残ろうとする。

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フラン(上)、ピーター

1.なぜ
悪夢にうなされるフラン(ゲイラン・ロス)。なぜだかわからないが、死者がよみがえって人間を襲う事件が続発する状況。本編ではなぜ死者がよみがえるのかは語られていないが、日本版テレビ放送では「惑星イオスが爆発したために死者がよみがえった」とされている。

2.テレビ局
異常事態に混乱するテレビ局。博士が登場し、死者がよみがえって人間を襲っていると説明。テレビ司会者はなぜか「そんなことあるわけがない」などと言う。ゾンビの存在を否定する司会者。これはどういうことなんだろう? スタジオの外に出てないから世の中の状況がわからないのだろうか? 

3.アパート
マルチネスとかいう過激派が立て籠もっているアパート。SWATが取り囲む。銃撃戦。SWAT隊員のピーター(ケン・フォリー)、ロジャー(スコット・H・ライニガー)が突入すると建物の中にはゾンビが。地下室にはゾンビがいっぱい。アパートの人たちは今までどうやって暮らしていたのだろう? ゾンビと共存していたのか?

4.フラフラ
郊外では人間がゾンビ狩り。妙にフラフラ歩くゾンビ。撃たれて「ポテッ」と倒れる。何となくユーモラスな雰囲気。

5.長い
ヘリでテレビ局から郊外に脱出したフラン、ピーター、ロジャー、スティーブン(デビッド・エンゲ)。ヘリに給油中、妙に頭が長いゾンビが現れる。思わずアセったロジャーだが・・・。

6.はしゃぎ過ぎ
郊外のスーパーマーケットに到着したピーターたち。店内には豊富な物資。トラックで店の入り口をふさいで侵入者から物資を守る作戦。トラックを動かすピーターとロジャー。外にはゾンビがいっぱい。危険きわまりない状況で妙にハイテンションなロジャー。ゾンビがロジャーの足を狙う・・・。

7.カネ
スーパーマーケットには貴金属や現金がそのまま残されている。銃、食糧を自由に手に入れるピーターたち。現金も入手するが、ゾンビが蔓延する世界でそれには価値があるのだろうか?

8.侵入者
せっかく店の入り口をふさいだのに侵入者が。店に乱入し、次々にゾンビをぶっ飛ばしていく侵入者たち。テントが倒れそうになって思わずよけようとする女ゾンビ、撃たれて噴水に「つるん」という感じで落下する太っちょゾンビにも注目。

9.マヌケ
ゾンビだらけだというのに店内のゲーム機で遊ぶ侵入者。ゾンビが迫っているのに遊びに夢中。危機が迫っているのに気付かない、という「人間の愚かさ」を皮肉ったシーンか?

10.ちっこい銃
仲間のロジャーを失って寂しいピーター。大量のゾンビを前に自決を覚悟。自分の頭に銃を向けるが、その銃が妙に小さい。たぶん、ピーターは強い男。絶望しても自ら諦めない。元々、死ぬ気などはなかったのだと思われます。なお、日本版テレビ放送ではピーターの最後のセリフは「赤ん坊を育てる場所を見つけなきゃ」とか「まかしときぃ〜!」といったセリフになっていたらしい。字幕版と全然違う。勝手に変えていいの?

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鉄板映画:『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)「主な出演者」と「注目ポイント」

(あらすじ)MI6のエージェントが情報の力で世界支配を企む男と対決する。ピアース・ブロスナンミシェール・ヨー。リモコン式のBMWサイゴンでの逃走シーンが見せ場の大作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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1.ジェームズ・ボンドピアース・ブロスナン
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。今回は、英国と中国を争わせて「情報世界」を支配しようとする男と対決。
(五代目ボンド。元々、ロジャー・ムーアの次にボンドを演じる予定だった。何をやってもカッコいい人。シリアスな表情が逆にギャグになるような場合も。『バーチャル・ウォーズ』『ミセス・ダウト』『マーズ・アタック!』など。)

2.Mジュディ・デンチ
MI6の局長。ボンドに指令を出す。前作ではボンドたち00スパイを「冷戦の遺物」呼ばわりし、存在を快く思っていない感じであったが、今回はボンドに期待するような言動、雰囲気。
(三代目「M」。『13日の金曜日』のジェイソンのママに似ている。『ムッソリーニとお茶を』など)

3.Qデスモンド・リュウェリン
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。支給品をいつもボンドに壊されてウンザリ。今作ではミサイル付きBMW車、携帯電話(特別製)をボンドに支給。使用後はBMWを「無傷で返してもらいたい」と思っている。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)    

4.マネーペニー(サマンサ・ボンド)
Mの秘書。ボンドの考えることは全てお見通し。男には媚びないタイプらしいが・・・。。

5.ウェイドジョー・ドン・ベイカー
CIA。ボンドをフォロー。スカイダイブするボンドを少し不安にさせたりする。
(『007 リビング・デイライツ』『007 ゴールデンアイ』にも登場。『ケープ・フィアー』『ホワイトハウス狂騒曲』『マーズ・アタック!』もオススメ。)

6.エリオット・カーヴァージョナサン・プライス
「メディアの帝王」。政府関係者ともつながりがある大物。わざと事件を発生させ、それを速報することで「情報世界」をリードしようとしている。
(『未来世紀ブラジル』『RONIN』『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』など)

7.スタンパーゲッツ・オットー
殺し屋。カーヴァーの手下。腕力だけではなく、拷問を好む、ねちっこい性格。
(ドイツの俳優。『ヒトラー 〜最期の12日間〜』など)

8.カウフマン(ヴィンセント・スキャベリ)
法医学者。スタンパーの師匠。得意技は「自殺の偽装(他殺を自殺に見せかける細工)」と「拷問術」。
(個性派俳優。『カッコーの巣の上で』『アマデウス』『バットマン リターンズ』など出演作多数。『ゴースト/ニューヨークの幻』では「地下鉄のゴースト」を演じた。)

9.パリス・カーヴァーテリー・ハッチャー
カーヴァーの妻。ボンドとは過去に関係が。再会したボンドに平手打ち(何があったのだろう?)。
(『デッドフォール』でスタローンの勇ましい妹役で出演。『スパイキッズ』など)

10.ウェイ・リンミシェール・ヨー)
謎の女。「新華社通信の記者」を名乗ってカーヴァーのパーティーに出席。ボンドの行く先々に出没。
(香港映画のスター。ジャッキー・チェン『ポリス・ストーリー3』では悪の麻薬組織に潜入捜査する役を演じた。『七福星』『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』など)

注目ポイント)テロリストの取引を粉砕(オープニング)、新車(ロケット弾付きBMW)に保険を勧めるオッチャン(Q)、カーヴァーの研究所・ホテル・駐車場での戦い、ボンドとリンがサイゴンで敵に追われるシーン、カーヴァーの工作船での戦闘。DVDにはメイキング(45分)などが収録されています。

(予告編:YouTubeより)

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