「鉄板映画:人気スター映画のブログ」中国の市場経済参入をめぐる陰謀を描いたサスペンスアクション『アート・オブ・ウォー』を紹介。スナイプス演じる主人公のキャラ設定、仕事ぶりに注目です。
『アート・オブ・ウォー』(The Art of War)
1.ストーリー
中国の市場経済参入をめぐって暗殺事件が発生する。
(2000年公開)
2.キャスト
ウェズリー・スナイプス(国連スタッフ)
ケイリー=ヒロユキ・タガワ(大富豪)
ジェームズ・ホン(国連大使)
ドナルド・サザーランド(国連事務総長)
3.注目のシーン
①主役
国連の「影の仕事」をする男ショー(ウェズリー・スナイプス)。ウー国連大使(ジェームズ・ホン)が暗殺される事件発生。暗殺者を追跡するが、ウー暗殺の罪を着せられる。そして、ウーの通訳と共に暗殺事件の真相を追及。
②悪役
中国が市場経済参入を目指す状況で起こったウー国連大使暗殺事件。誰が何の目的で? 黒幕の正体に注目。
③キャラ
大富豪チャン(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)、国連事務総長トーマス(ドナルド・サザーランド)、ウーやチャンを襲った暗殺者。
4.感想
スナイプスが黒幕に罪を着せられる男を演じるサスペンスアクション映画。香港返還後に市場経済参入を図る中国、国連、アメリカの思惑を描いた内容。「陰謀」がテーマということで話が少しややこしい(登場人物をメモしながら見るといいかも)。内容はシリアスですが面白い演出も(スナイプスの変装(メガネ、ヒゲ)、回転ドアから出られないFBIのおじさん(ドジ))。その他の出演者は『ターミネーター』のマイケル・ビーン、『危険な情事』『パトリオット・ゲーム』のアン・アーチャー。アクションシーン(暗殺者を追跡するシーン、車で食堂に突っ込むシーンなど)、「中国国連大使暗殺事件」の真犯人・黒幕・その目的&最期、「兵法(アート・オブ・ウォー)」の教えに注目の傑作です。
ジェームズ・ホン:『地獄のヒーロー』『デッドフォール』。
ケイリー=ヒロユキ・タガワ:『007/消されたライセンス』『HACHI 約束の犬』。
(予告編:YouTubeより)
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