「鉄板映画：人気スター映画のブログ」マイナーリーグの個性派チームがメジャーのチームを倒そうと頑張るスポーツ＆コメディ映画（完結編）。未熟な選手たち、「タカ・タナカ」に注目です。
１．ストーリー
マイナーチーム「ブンブンズ」が新監督と新メンバーで再出発。
２．キャスト
スコット・バクラ（監督）
テッド・マッギンリー（ライバル）
ウォルトン・ゴギンズ（選手）
石橋貴明（選手）
デニス・ヘイスバート（選手）
コービン・バーンセン（オーナー）
３．注目のシーン
①主役
マイナーリーグのピッチャー、ガス・カントレル（スコット・バクラ）。年齢的な問題もあり、選手としては体力的に厳しい。「冷凍ボール」（違反）を使って退場。引退を考え、恋人マギー（ジェンセン・ダゲット）と将来を語り合う。
②転機
メジャーリーグ「ツインズ」のオーナー、ロジャー・ドーン（コービン・バーンセン）。ガスとは旧知の仲。ツインズ傘下の3Aチーム「バズ（日本語訳で「ブンブンズ」）」の監督職をガスにオファー。
③メンバー
個性派がそろったチーム「ブンブンズ」。外野手の「オヤジ」、元バレーダンサーのランス（ケンリー・ジョンソン）、ピッチャーのホグ（ジャドソン・ミルズ）とドク（ピーター・マッケンジー）、キャッチャーのルーブ（エリック・ブラスコッター）、双子の内野手ホアン・ロペス兄弟（トム・ディフィリッポ、テッド・ディフィリッポ）、スラッガーのビリー・アンダーソン（ウォルトン・ゴギンズ）など。しかし、どの選手も何らかの問題アリ。そして、引退していたペドロ・セラノ（デニス・ヘイスバート）とタカ・タナカ（石橋貴明）が復帰し、「ブンブンズ」に加入。
④衝突
ナマイキなブンブンズのアンダーソン。パワーはあるがワンパターンでまだまだ経験不足。監督ガスの指示を無視。「ツインズ」に昇格することが決定したが、またしてもガスと衝突。
⑤ライバル
ガスのライバルであるハフ（テッド・マッギンリー）は「ツインズ」の監督。お調子者で気取った態度の男。しかし、チームが負け続きでイライラ。レストランでガスと取っ組み合いに発展。互いに挑発し、ツインズとブンブンズの対戦が行われることに。その結果は？
４．感想
前作から数年後のパート３。今回はチャーリー・シーン、トム・ベレンジャーは登場しません。パート２の「タカ・タナカ」（石橋貴明）が再登場。一作目では三塁手だったロジャー・ドーンが「ツインズ」のオーナーに。ツインズ傘下の「ブンブンズ」の監督を務めることになった「ガス」が今回の主役。メジャーの経験は無いが、野球一筋で生きてきたガス。ナマイキなルーキー、アンダーソンを一人前の選手に育てることができるかどうか？ パート１、２と比べるとマイナー感がある映画ですが、「人間関係を描くシリーズ」という点では共通していますので、このシリーズが好きな方には楽しめるはず。見所は、「冷凍ボール」、選手のドジ＆エラー、「オヤジ」が股を痛めてしまうシーン、相変わらずなセラノ＆タナカ、「ハフ」というキャラ（エラそうで軽薄。選手からもナメられている気の毒な人）、レストランでの乱闘、「ツインズ」の苦戦＆球場の照明、ガスが選手を鼓舞するシーン、心を入れ替えて頑張るアンダーソン、試合の実況（おなじみ「ハリー・ドイル」（ボブ・ユッカー））など。キャラ、コミカルな演出、盛り上がる試合に注目の傑作です。
ウォルトン・ゴギンズ：「アンダーソン」役。目と口に特徴がある俳優。ジャッキー・チェン『シャンハイ・ヌーン』（2000年）では荒っぽい強盗犯を演じた。
（YouTube）
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