「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年:ダニエル・クレイグ、マッツ・ミケルセン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」MI6のジェームズ・ボンドがカネのためにテロを計画する男と対決するスパイ映画。「ボンドの新人時代」を描いた新シリーズの第一弾です。

1.ストーリー
MI6(イギリス情報局秘密情報部)のエージェントがテロ資金を運用する男と戦う。

2.キャスト
ダニエル・クレイグ(MI6)
ジュディ・デンチ(MI6)
エヴァ・グリーン(金融活動部)
ジェフリー・ライト(CIA)
マッツ・ミケルセン(闇の男)

3.注目のシーン
①主役
「新ボンド」ダニエル・クレイグが登場。この作品からシリーズの雰囲気がガラッと変わります。『007』シリーズは基本的に一話完結ですが、クレイグが登場する『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』『007 スペクター』は話がつながっています(『007 カジノ・ロワイヤル』から順番に観ることをオススメします)。しかも、「笑いの要素」がほとんどなく、内容も「陰謀や計略」がテーマで少し(かなり?)話がややこしい(メモを取りながら観た方がいいかも)。マジメなアクションが見たい方にはオススメですが、昔の「ユーモアあふれるボンド」が見たい人にはあまり楽しくないかも。MI6のジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ)。「00要員」になったばかり(ボンドの若手時代を描いた映画)。チェコプラハでMI6の裏切り者を始末。その後、爆弾男を激しく追跡(高い所でも平気で追いかける、エネルギーあふれる若いボンド)。

②悪役
ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)。テロ組織から預かった資金をマネーロンダリング・運用する男。運用に失敗すれば消される危険な「闇の仕事」。カネのためなら何でもやるル・シッフル。株の空売りのためにテロを仕掛けようとしたり、大金を賭けたポーカーに参戦したり。

③キャラ
MI6の局長「M」(ジュディ・デンチ)、CIAのフィリックス・ライター(ジェフリー・ライト)、ボンドの監視役を務める金融活動部のヴェスパー(エヴァ・グリーン)。

④アクション
「若いボンド」を描いた作品ということで実にエネルギッシュなボンド。激しく標的を追いかけ回す「追跡シーン」は「クレイグ版ボンド」の定番。爆弾男を追うシーン、空港でテロを阻止しようとするシーン、刀を持った敵に階段で襲われるシーンなどに注目。

4.感想
派手な追跡劇、ポーカーの緊迫したシーン、「ル・シッフル」という男(&その正体)、謎が見せ場の新シリーズ。ショーン・コネリーロジャー・ムーアといった歴代のボンドとはイメージが全く違うダニエル・クレイグ(なんとなく「ロシアの殺し屋」っぽい風貌)。エージェントになったばかりでまだまだ未熟なボンドを演じます。若いためエネルギッシュですが、その分、経験が浅いため、ワケありな人物に裏切られたりすることも。敵キャラの「ル・シッフル」は謎の男(続編でその正体が明らかに)。ボンドのせいで大金を失ったル・シッフルがその挽回のため、大金を賭けたポーカーに参戦する。ボンドとル・シッフルのポーカー対決。ボンドはル・シッフルの悪事を阻止できるのか? アクション、人間関係(特に、怪しい行動を取る女)に注目の大作です。
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