「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

名作映画全集。ジャンルを問わず多くの作品を紹介。全記事無料です。

鉄板映画:『ウォリアーズ』(1979年:マイケル・ベック、ジェームズ・レマー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」町のチンピラ集団が誤解からニューヨーク中のワルに追いかけ回される映画。ニューヨークの町並み、個性的な集団、決闘が見せ場です。

1.ストーリー
ニューヨークでチンピラの集会が開かれるが、リーダー格の男が銃撃されて・・・。

2.キャスト
マイケル・ベック(チンピラ)
ジェームズ・レマー(チンピラ)
デヴィッド・パトリック・ケリー(チンピラ)
マーセデス・ルール(覆面捜査官)

3.注目のシーン
①主役
ニューヨークが舞台。サイラスという男の呼びかけで集まったニューヨーク中のチンピラたち。あるチンピラ(デヴィッド・パトリック・ケリー)がサイラスを射殺。無関係なのに罪を着せられてしまう不良グループ「ウォリアーズ」(マイケル・ベック、ジェームズ・レマーら)。警官隊の突入で集会は大混乱。「サイラスを殺したグループ」と見なされ、「ウォリアーズ」は町中のチンピラ集団、警察から追われることに。

②悪役
登場人物は警察を除いて悪党ばかりの映画。「ウォリアーズ」をワナにハメた連中、「ウォリアーズ」を始末して名を上げようとするグループ、サイラスの所属グループ「リフス」らが「ウォリアーズ」を追う。

③キャラ
覆面捜査官(マーセデス・ルール)。「ウォリアーズ」に付きまとうマーシー(デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ)。「ウォリアーズ」を油断させて襲う女グループ。男ばかりでなく、女性キャラにも注目。

④演出
刹那的な生き方をしている連中を描いた映画。その生き様、ケンカ、メンバーの個性に注目。

4.感想
ワルがワルに追われる映画。公開当時、この映画に影響を受けた連中がこの映画のような抗争を展開したとか。ウォルター・ヒル監督作。ジェームズ・レマー、デヴィッド・パトリック・ケリーは彼が後に監督した『48時間』にも登場。この映画は何を見せたいのでしょうね?  「ニューヨークの治安」がテーマなのかもしれない(それとも単なる娯楽作?)。見所は、集会&事件&大混乱、仲間同士の対立、「ウォリアーズ」の戦い&襲撃グループ(個性的なグループがいっぱい。「野球チーム」「女だけのグループ」「ローラースケート男のグループ」「グラサン男のグループ」「(どこか)貧乏くさいグループ」ほか)、駅での警官との対決、地元での決着戦、ほか。チンピラの抗争シーンがメインの映画(注:この映画に影響されてヘンなグループを作ったり、乱闘したりしてはならない)。キャラクターに注目の映画です。

ジェームズ・レマーエディ・マーフィ『48時間』(1982年)では凶悪な脱走犯を演じた。
デヴィッド・パトリック・ケリーアーノルド・シュワルツェネッガーコマンドー』(1985年)ではシュワ演じるジョン・メイトリックスを怒らせてしまう悪役を演じた。
マーセデス・ルールトム・ハンクス『ビッグ』(1988年)では主人公の母を演じた。

YouTube

--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
ウォリアーズ [DVD]

この続きはcodocで購入