「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『駅馬車』(1939年:ジョン・ウェイン、トーマス・ミッチェル、クレア・トレヴァー)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ある町へ向かう駅馬車がアパッチの襲撃を受ける西部劇映画。ウェイン演じる「リンゴ・キッド」の男っぽさ、アパッチに注目です。

1.ストーリー
様々な事情のある者たちが乗った駅馬車がアパッチに襲われ・・・。

2.キャスト
ジョン・ウェイン(脱獄囚)
クレア・トレヴァー(町の女)
トーマス・ミッチェル(医者)
ジョージ・バンクロフト(保安官)

3.注目のシーン
駅馬車
町と町をつなぐ駅馬車。広大な砂漠を横切る。途中、ジェロニモ率いるアパッチ族が待ち構える。非常にリスクのある旅だが、「ワケあり」な者たちがリスクを犯して駅馬車に相乗りする。

②乗客
御者、保安官が馬を走らせる。乗客は脱獄囚リンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)、町の女ダラス(クレア・トレヴァー)、町を追われることになった医者(トーマス・ミッチェル)、酒の営業をしているピーコック(ドナルド・ミーク)、騎兵隊員の夫を訪ねる女、博打打ち、銀行の頭取。

③ハプニング
旅にハプニングは付き物。馬を盗まれたり、婦人が倒れたり、アパッチから襲撃されたり。キッドがダラスに求婚するシーン、因縁の敵ルークと対決するシーンにも注目されたい。

4.感想
ジョン・ウェイン」と言えばこの映画(?)。親兄弟を殺された過去があるキッドが駅馬車に乗って宿敵ルークがいる町「ローズバーグ」へ向かう。残りわずかな銃弾でキッドはルーク&二人の弟を倒すことができるのか? 様々な事情がある者たちがそれぞれの思惑を持って危険な駅馬車の旅をする映画。特に注目なのが「リンゴ・キッド」。男っぽいキャラ。偏見の目で町の人から見られている女ダラスに実に優しい。気の毒なのが「ピーコック」とかいうオッチャン。営業用の酒を飲んだくれの医者に飲まれたり、わざとらしく名前を間違えられたり、アパッチの矢で重傷を負ったり(「トホホ」なキャラ)。人間模様がよく描かれた映画。襲撃するアパッチが次々に落馬するシーンは危険かつ迫力のスタント。妙に紳士な「博打打ち」にも注目。ジョン・ウェイン(若い頃のジョン・ウェイン高倉健にちょっと雰囲気が似ている。特に「目」)、キャラ&人間関係、銃・馬を使ったアクション、ラストシーンに注目の名作です。

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