「鉄板映画:人気スター映画のブログ」アメリカの「おぼっちゃん」が陸軍に入隊し、第一次大戦に従軍する戦争映画。フランスでの戦闘、戦後、人間関係に注目です。
1.ストーリー
第一次大戦、アメリカの青年たちがフランスでドイツ軍と激しく戦う。
2.キャスト
ジョン・ギルバート(金持ちの息子)
ルネ・アドレ(フランス娘)
トム・オブライエン(戦友)
カール・ダン(戦友)
ホーバード・ボスワース(資産家)
3.注目のシーン
①主役
1917年、アメリカ。活気に沸く状況で第一次大戦に参戦。金持ちの息子ジム(ジョン・ギルバート)は遊んでばかりの怠け者。恋人ジャスティン(クレア・アダムス)に勧められて陸軍に入隊。父(ホーバード・ボスワース)はそれを「立派な行為」として歓迎するが、母(クレア・マクドーウェル)はそうではない。
②キャラ
ジムと同じように入隊したブル(トム・オブライエン)とスリム(カール・ダン)。行動を共にする三人。ブルとスリムが人の家のワインを盗み飲みしたり、ブルがドジって上官を蹴飛ばしたり。そして、戦場では機関銃で待ち構えるドイツ兵と戦闘。銃の腕前が見事なスリムが敵の大砲を攻略しようと敵地に乗り込む。戦場になってしまったフランスで気丈に生きるメリサンド(ルネ・アドレ)は「戦場の花」といった感じの女性で、ジムの「癒し」的な存在に。
③アクション
半人前のジム、ブル、スリムの三人。銃剣・手榴弾で敵と対戦。ドイツ軍の狙撃兵、機関銃、大砲、戦闘機が登場するシーンに注目されたい。
4.感想
第一次大戦を描いた映画として非常に評価が高い名作。一体何が言いたい映画なのだろう? バカな恋人にそそのかされて入隊したジム。戦地で現地の女性と恋仲に。無防備に敵陣に突っ込むアメリカ兵たちが次々に倒れる。戦場での無惨な出来事にジムは「戦争する意味」に疑問。どうやらこれは「反戦映画」のようです。敵も味方も誰かに命令されて殺しをやる。一体何のために? 命令する者はそんな残忍なことを他人にさせられるほど偉いというのか? いつまで経っても愚かな人類。戦争して悲惨な目に遭って平和を知る。その経験が無い者がまた争いを始めて、そして平和の価値を知る。その繰り返し。「おぼっちゃん」のジムが戦場で様々なことに目覚める映画。大きな代償を払ってジムが得たモノとは? 彼が何を失って何を得たか、に注目の作品です。
(YouTube)
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