「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『荒野の決闘』(1946年:ヘンリー・フォンダ、ヴィクター・マチュア)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」牛飼いの兄弟が悲劇に見舞われ、保安官となって犯人を追う西部劇映画。ワイアット・アープ、OK牧場の決闘、悲しい女に注目です。

1.ストーリー
牛飼いの兄弟の一人が何者かに襲われ、残った兄弟が保安官に就任する。

2.キャスト
ヘンリー・フォンダ(牛飼い)
ヴィクター・マチュア(医者)
リンダ・ダーネル(女)
キャシー・ダウンズ(女)
ウォルター・ブレナン(悪党)

3.注目のシーン
①主役
牛飼いのアープ兄弟。長男ワイアット(ヘンリー・フォンダ)は元保安官でもある。「トゥームストン」という町で一休みすることになったが、留守番をしていた末弟ジェームズ(ドン・ガーナー)が何者かに襲われ、死亡。牛と(ジェームズが恋人スーに贈るつもりだった)銀のアクセサリーが奪われた。

②悪役
ジェームズを襲った犯人。「トゥームストン」には名高い悪党が。「ドク(医者)」と呼ばれるバクチ打ちジョン・ホリデイ(ヴィクター・マチュア)は銃の名手。牧畜を営むクラントン一家はガラが悪い。他に、ドクを殺して名を上げようと企むガンマンたち。

③キャラ
「トゥームストン」は突然銃撃が始まるなどあまり良い町ではない。酒場のバーテンであるマックは荒っぽい連中にも冷静に対処。ドクを愛する酒場の歌手チワワ(リンダ・ダーネル)はドクと結婚する希望を持つ。東部からやってきた女で、同じくドクを愛するクレメンタイン・カーター(キャシー・ダウンズ)はチワワのライバル。

④アクション
ジェームズ襲撃事件の犯人捜しがメインの映画。犯人は誰なのか? 最後は「OK牧場」で決着戦。銃を使った戦いが展開される。

4.感想
古典的名作。実在の人物ワイアット・アープの戦いを描いたもの。ただし、話が複雑になるのを避けるためか、史実とは微妙に異なるらしい。弟を殺された怒りで再び保安官になったワイアットと二人の弟モーガンバージル。どんな復讐劇となるか? 銃撃戦のシーンもありますが、どちらかと言うと「人間関係」で魅せる映画。砂漠にある小さい町「トゥームストン」。小さいながらもいろんな人間が。ほとんどは普通の人たち。しかし、それをいいことに悪党が銃で人を襲ったりする。平和なのが気に食わない邪悪な人間はどこにでもいます。ワイアット・アープみたいな人がいれば世の中少しは平和になるかも。クラントン一家の「ビリー」役でジョン・アイアランド(『オール・ザ・キングスメン』『スパルタカス』『ローマ帝国の滅亡』ほか)も出演。キャラ、何かが起こりそうな町の不穏な雰囲気、決着戦に注目です。

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