「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『大列車強盗団』(1967年:スタンリー・ベイカー、ジョアンナ・ペティット)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」前科者たちが郵便列車の大金を狙うクライム映画。ロンドンの町、計画的な犯行、警察の捜査、人間関係、カーチェイスに注目です。

1.ストーリー
更生できない前科者たちが郵便列車の大金を奪って逃走するが・・・。

2.キャスト
スタンリー・ベイカー(犯罪者)
ジョアンナ・ペティット(妻)
ジョージ・シーウェル(犯罪者)
フランク・フィンレー(犯罪者)
ジェームズ・ブース(警部)

3.注目のシーン
①主役
犯罪者が主役のクライムムービー。前科者のポール・クリフトン(スタンリー・ベイカー)。「二度と刑務所には行かん」といった態度。「最後の犯行」として郵便列車の大金を仲間と共に狙う。

②キャラ
そんなポールの姿勢を嘆く妻ケイト(ジョアンナ・ペティット)。ポールの共犯者はカネの扱いに慣れているロビンソン(フランク・フィンレー)、仕事の条件に妙にうるさいベン(ジョージ・シーウェル)、不注意な太っちょなど。ポールを追うのはラングドン警部(ジェームズ・ブース)ら大勢の警官。

③犯行
犯行シーンが見せ場の映画。オープニングのダイヤ強盗&逃走劇、列車襲撃、警察の追跡などに緊迫感。300万ポンドを奪った強盗たち。その結末は?

4.感想
犯行&追われる緊迫感で勝負するイギリス映画。内容はありがちなものという気もしますが、公開当時は「画期的」だったかも。ポールが中心となって列車を襲う。入念に計画した犯行であったが、やたら「協力する条件」にこだわる奴、ドジな奴のせいでポールらは窮地に。少しわかりにくかったような気もしますが、結局は「車に残された指紋」が全てだった感じ。専門知識を持つ男たちが計画的な犯罪。しかし、極めて単純なミス。頭はいいけど賢くない人たち。大胆な犯行&愚かさ、置き去りにされた悲しい妻、逮捕シーン(特に空港のシーン)に注目の映画です。

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