「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『さすらいのガンマン』(1966年:バート・レイノルズ、アルド・サンブレル)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」西部時代、先住民を襲うならず者が逆襲される映画。残忍な悪党集団に一人で立ち向かう謎の男。鉱山での決闘に注目です。

1.ストーリー
先住民を襲うならず者集団に一人の男が立ちはだかる。

2.キャスト
バート・レイノルズ(謎の男)
アルド・サンブレル(悪党)
ピーター・クロス(裏切り者)
フェルナンド・レイ(神父)

3.注目のシーン
①事件
先住民を異常に憎んで襲うダンカン(アルド・サンブレル)とその手下。ある集落の先住民を皆殺し。そして、意気揚々とある町に乗り込む。そこで卑劣なリン(ピーター・クロス)からある計画を持ちかけられる。

②謎の男
ダンカン一味の前に白い馬に乗って現れたジョー(バート・レイノルズ)。ダンカンの手下をおびき寄せて始末。なにやら「ワケあり」なジョーはその後もダンカン一味を追う。

③50万ドル
エスペランザの町を発展させるために政府が町に50万ドルを提供。銀行に収められることになっている大金を狙うリン(この男は銀行の頭取の入り婿で医者でもある)。この男の手引きで列車で運ばれる50万ドルをダンカン一味が強奪。

④決着戦
実に平和な町エスペランザ。町民は銃で戦った経験のない者ばかり(神父(フェルナンド・レイ)はもちろんのこと、保安官も戦えない人)。ジョーは報酬を条件に町の護衛を買って出る。そして、悪党どもと鉱山で決着戦。

4.感想
西部劇版『ランボー』。若き日のバート・レイノルズが一人で大勢の悪党と対決する謎の男「ジョー」を演じる。ジョーの戦いぶり(ダイナマイト、ライフルを使う)&悪党の末路が見せ場。悪党の残忍さにウンザリする映画でもあります。子供の頃に父から虐待された過去があるダンカンは白人の神父と先住民の母の間に生まれたハーフ。神父である父から殴られた報復としてエスペランザの町の神父に怒りをぶつける。他人を憎み、自分自身ですら嫌悪するダンカンはもはや自分でも自分を止められない。そんな悪党とジョーが鉱山で決着戦。どんな戦いになるか? ジョーの戦いをサポートする芸人&アシスタントの女、「戦い」という点では何の役にも立たなかった保安官を始めとするエスペランザの人たちにも注目。ただし、残酷シーンには要注意です。

フェルナンド・レイ:『フレンチ・コネクション』(1971年)、『フレンチ・コネクション2』(1975年)では犯罪組織の狡猾なボスを演じた。

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