鉄板映画：『ボルサリーノ』（1970年：アラン・ドロン、ジャン＝ポール・ベルモンド）

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」フランス・マルセイユの若い二人組が暗黒街でのし上がろうとする犯罪映画。二人の出会い、犯行シーン、人間関係の変化に注目です。

１．ストーリー
若い二人がケンカ後、意気投合し・・・。

２．キャスト
アラン・ドロン（二人組）
ジャン＝ポール・ベルモンド（二人組）
ミシェル・ブーケ（弁護士）

３．注目のシーン
①二人組
1930年、マルセイユ。刑務所を出所したロック・シフレディ（アラン・ドロン）。恋人ローラと密告者を捜す。ローラはフランソワ・カペラ（ジャン＝ポール・ベルモンド）という男と交際中であることが判明。ローラをめぐってロックとフランソワがケンカ。その後、二人は意気投合し、組んで悪事を働くようになっていく。

②暗黒街
マルセイユを支配しているのはマレロとポリ。マレロには弁護士リナルディ（ミシェル・ブーケ）が付く。ロック＆フランソワは邪魔なマレロとポリを片付けて勢力を拡大。裏社会のトップになったが・・・。

４．感想
フランス２大スター、ドロンとベルモンド共演（「ボルサリーノ」はイタリアの帽子ブランド）。ロック＆フランソワの出会いから別れまでを描いた内容。最初はややコミカルな雰囲気。しかし、二人は暗黒街で出世するにつれて重苦しい関係になっていく（所詮、悪党同士の友情などそんなもの）。見所は、ロック＆フランソワの殴り合い、インチキなボクシング試合、魚市場での乱闘、食肉工場での銃撃戦、大物を暗殺するシーン、ロックの豪華な新築の家、会計士のおっちゃん、ラストシーン。DVDには日本語吹き替えも収録されています。

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