「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『キャスパー』(1995年:ビル・プルマン、クリスティーナ・リッチ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」幽霊屋敷の相続人が「死人専門の精神分析医」を雇ってゴーストを屋敷から追い出そうとするコメディ映画。ハートフルな傑作です。

1.ストーリー
幽霊屋敷の相続人が雇った「精神分析医」が屋敷に住みつくゴーストと対話しようとするが・・・。

2.キャスト
ビル・プルマン精神分析医)
クリスティーナ・リッチ(分析医の娘)
キャシー・モリアーティ(相続人)
エリック・アイドル(相続人の手下)

3.注目のシーン
①幽霊屋敷
古いボロ屋敷。「幽霊が出る」というウワサ。あるカネ持ちの娘キャリガン(キャシー・モリアーティ)がその屋敷を相続。その屋敷に「海賊の宝」があると信じるキャリガンは付き人ディッブス(エリック・アイドル)と共に屋敷を捜索する。

②キャラ
やっぱりいたゴースト(キャスパー、三人組)。キャリガンは邪魔なゴーストを追い払うため、エクソシストゴーストバスターズダン・エイクロイド)、解体業者を雇うが失敗。キャスパーの導きにより、キャリガンは「死人専門の精神分析医」ジェームズ・ハーヴェイ博士(ビル・プルマン)を雇うことに。ハーヴェイの娘キャット(クリスティーナ・リッチ)はキャスパーと親しくなっていく。

③コメディ
子供向けの映画。白くて丸っこいキャスパーがキャットと仲良くなろうと努力する姿が笑い。キャットがキャスパーを見てビビったり、オモチャや秘密の地下研究室で遊んだり。妙なゴースト三人組がジェームズに取り憑いてクリント・イーストウッドメル・ギブソンに変身したり、邪悪なキャリガン&どんくさいディッブスがアレコレやらかしたりするシーンも楽しい。

4.感想
キャスパーとキャットの交流がメインの子供向けファンタジーコメディ映画。心霊研究家のハーヴェイが娘のキャットと共に幽霊屋敷で悪戦苦闘する姿を描いた内容。CGキャラと実写キャラの組み合わせが楽しい。「ワケあり」なハーヴェイ。妻アメリア(エイミー・ブレネマン)を失って以来、寂しい日々。そんな男がホンモノの幽霊屋敷で「奇跡」を体験。ややシリアスなストーリー。ドジキャラが作品を盛り上げる。イチイチどんくさいディッブス(演じるエリック・アイドルは「モンティ・パイソン」のメンバー)。邪悪なキャリガンも結構どんくさい。ハーヴェイもどんくさい。役に立たない「エクソシスト」「ゴーストバスターズ」もダメダメ。ドジな人たちが観客を笑わせる映画。ラストの奇跡&オチがステキな作品です。

ビル・プルマン:『ゾンビ伝説』(1988年)では「ゾンビの秘密」をハイチで調査する男、『めぐり逢えたら』(1993年)では悲しい失恋をする男、『インデペンデンス・デイ』(1996年)ではアメリカ大統領を演じた。

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